サックスは単音楽器だが、重音奏法に挑戦!
3月
19日
ジャズの場合、作編曲家が重音奏法を譜面に表して演奏させることは、ほとんど無い。
コルトレーンがバラードの最後の音を重音で吹いていたり、インパクトを出すために使っている演奏もあるが、多用している人をほとんど聞いたことがないし、ジャズの場合一般的な奏法ではないと思う。
しかし、クラッシックの現代音楽などでは、譜面に指定があるので吹けないと曲が完成しないため、一般的な奏法になっている。
2006年にクラッシック奏者からもらった重音奏法の運指表が出てきたので、改めて吹いてみると、そんなに苦労せずに重音が出た。
2006年当時は全く出なかったけど、家なので小さな音で吹き始めたのが良かったのか、わりと簡単に出る。
運指表にもpから吹くように指定してあるのはこのためだ。
これが出来たからといって、使う機会は殆どないけど、アンブシュアや口の中を変えての息のスピードコントロールなど、微妙なコントロールが必要なので、音質やニュアンスを付けるのに役立つかも知れない。
暫く取り組んでみよう。