聴いて問ふ者たち⑤ 〜コーチングと日常会話〜
2月
9日
先日、銀座コーチングスクールの「ストラクチャー編」(クラスB)を修了いたしました。
ちょうど折り返し地点まで来ました。
今回の「聴いて問ふ者たち」は、「基本スキル編」(クラスA)の振り返りと共に、“コーチングと日常会話”の関係性などについてお話ししたいと思います。
*今回から掲載する画像・図表などは、私のオリジナルとなります。
コーチングの基本スキルは、上図のように「認める」「聴く」「質問する」「フィードバックする」です。
これらのスキルは、何もコーチングが行われるシーン(クライアントとのセッション、部下指導、子供の教育など)だけでなく、日常会話でも活用することができます。
これは、私がコーチングを学ぶことを決めた理由の1つになっています。
ただし、日常会話では4つのスキルすべてが使えるわけではありません。
基本的に「認める」「聴く」の2つだけです。
なぜなら、日常会話で「質問する」と、相手の領域に踏み込んでしまう恐れがあるからです。
「質問する」「フィードバックする」は、コーチングを行うという合意(契約)がある場合に限った方がいいでしょう。
それでは、「認める」「聴く」とはどういうことでしょう?
「認める」は上図にあるように、「相手の存在や行為を認める」ことです。(存在承認・行為承認)
相手が安心して話せるよう、自分の評価や判断は加えずに、相手の言葉をそのまま受け止めます。
相手の話にうなずく、相づちを打つ、相手の言葉を繰り返したり(おうむ返し)すると効果的です。
「聴く」は、「相手の話の内容に心からの関心を示し、集中して“聴く”」ことです。
相手が、気持ちよくたくさん話すことで考えを整理することをサポートします。
相手に「それで?」「具体的には?」「他には?」などと声がけします。
また、相手の話す速度や声のトーン、表情に適度に合わせます。
カリキュラムの半分を終え、自分の中で何かが大きく変わったか・・・と言えば、そんなには変わってないです(笑)
若干気持ちが穏やかになったかもしれませんが・・・。
これからは、日常会話で「認める」「聴く」を試みたり、全国のコーチ仲間の皆さんとZoomでコーチングの練習をしたりして、実践を重ねることがとても大切だと思っています。
その中で、自分のコミュニケーションのカタチや自分の在り方が、少しずつより良い方向へ向かうといいなと思っています。
では、また次回お会いしましょう🦦✨
★☆さわログ☆★