毎年紅葉シーズンの11月23日から 栗林公園は秋の紅葉のライトアップが始まります。その前々日頃からの数日間午後四時前に 南湖の中央にある仙儀(せんぎ)と呼ばれる石の島が一瞬光り輝く時があります。凡そ数十秒間です。短い時間の出来事ですので 気づかれなかったようで、数年前にボランティアガイドさんによって発見されたと聞いています。この数日間 公園に面したビルのガラスの反射が 仙儀にスポットで当たって光ると言うのが理由です。太陽光線と人工物との微妙なコラボレーションとも言えます。天候や雲も有無に左右されます。22日が最も良いと言われていますが今年は曇りでした。快晴のこの日も丁度叢雲がかかり照ったり影たりしました。仙儀が光ったのは30秒くらいでした。但し、1回ではなくもう一度少し弱く光りました。撮影は南湖で最も高い展望台飛来峰からの4k動画からの切り出しです。