「自分も相手もたいせつにする自己表現」(平木典子2009年)
11月
10日
カップル・夫婦のやり取りは
傍から聞いていると様々な傾向があり
興味深い。
と、思いながら観察をしています。
極端ですが、分かりやすい例として
①自分の言い分を主張して、喧嘩が起こりそうなやりとり
②片方がリード・提案し、もう片方がそれに追随するやりとり
③どちらも言いたい事を言わず、互いに無関心で肌寒い空気が漂うやりとり
これら、どれもあまり良好でないとみられる夫婦に見られるやりとりなのですが…
①や③においては、納得がいくかもしれません。
周囲にも険悪な空気を漂わせて
嫌な思いをさせてしまっている危険もありそうです。。
②は、上手くいっているように見えるのに
どうして?と思われるかもしれません。
こちら、ご本人たちが納得し
やりとりをしている場合は問題ないのですが…
一見、バランスが取れているように見えるカップルが
実は、全然良好でなかった!
急に破局を迎えていた!という例は少なくありません。。。
どんな関係でもいえる事だと思いますが
「いつもどちらかが主導を握り、どちらかが譲る」
このようなやりとりは
健全と言えない可能性があります。
もしかしたら譲る側が
「いつも相手に決定権があり、自分の意見は聞き入れてもらえない」
言いたいのを我慢し、不満をため込んでいるのに
それを理解してもらえず、諦めのような気持ちを持っている…かもしれません。
また、逆に、いつも主導を委ねられている側は
「自身を尊重してくれているようで
いろんな判断を丸投げされ
責任逃れをされているよう。」
と、もやもやした気持ちを抱えているかもしれません。
円満なカップルは
時に、自分の言い分を主張し
相手に分かってもらおうとするし
パートナーの言い分に「聴く」姿勢をもち
相手の考えや要求を理解しようとされています。
できるだけ、互いがフェアとなるやり取りを望み
そのような言葉や行動を心がけているようです。
断片的な関係だけをみて、判断すべきではありませんが
一つの夫婦の形の理解として捉えていただけると
「自分たちはどんな関係を望んでいるか」
「相手はどのように考えているか」
「二人が、良好な関係でいるために、どんなやりとりを心がけていきたいか」
を、考えるきっかけになるかと、思います^^
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最後まで
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