カップルのための「アサーション」【紹介】
10月
28日
互いに「違い」や「不都合」が出てきた時
どのように対処されていますか?
きちんと伝えて改善してもらうべき
と、説得の文句を用意しますか?
まあ、自分が我慢すればすむことだし…
と、自分を抑え込んで処理しようとしますか?
わたしが「夫婦のコミュニケーション」を考えた時に、出会い
今でも問題が起きた時、読み返している本があります。
今回はその本
「カップルのためのアサーション」について
ご紹介します☆
「夫婦・カップルのためのアサーション」
自分もパートナーも大切にする自己表現
野末武義 金子書房
「アサーション入門」
+入門ですが、かなり読み応えのある内容でした。
自分にも応用が効き、誰かにも教えたくなる知恵!
「アサーション=自分も相手も大切にするコミュニケーション」
◇自分の言葉・行動をマイナスに捉えないで「これでいい」と思える事
◇相手の言葉や行動に、それでいいんですよ。とフラットに思える事
まずは、自分が表しやすい表現(自己表現)を知ることが、スタートだと言われています。
自己表現には、3つの種類があります
■1つ目が「非主張的自己表現」
自分を抑えて意見や気持ちが言えない。
一見「いい人」「都合の良い人」とみられがち
根底には、自分に自信が無く、諦めている。
嫌われるのを恐れ、争い事をさける。 安全を確保したい
生きづらさとしては
(人を尊重してるようで)責任逃れをしている。
争いを嫌がるので自分の意見が無く、周囲から理解されにくい。
自分を抑え続けて欲求不満や心身が疲弊する
■2つ目が「攻撃的自己表現」
1つ目の対極。
自分の意見を通そうとする。相手を無視したり、非難する。
根底には、自分が中心でいたい。優先されるべき。思いが通らないと不満
生きづらさとして
常に他者からよく見られていないと、自己を維持できない
相手の反応で自分を評価するため、軽く見られたと感じると、怒りや復讐心を覚える。
周囲から「扱いにくい」と捉えられ、孤立することも。
■3つ目が「アサーティブ(自分も相手も大切する)」
◆自分の考えや気持ちをそのまま捉える
◆それを正直に伝えようとする
◆相手の反応を受け止める
まず、刺激に対して、自分が感じた気持ちを、確かめる。
怒りであっても、困惑であっても、悲しくあっても
それはそれでいい。ありのままに受け入れる
その気持ちを、言葉に出してみる
「困っている」「うまく言えない」「戸惑っている」「良いと悪いの、気持ち両方。」
そして、発した事に対して相手がどう受け取ったか、見届ける。
相手の反応が、予想外であってもそのまま受け止めてみる
このやり方が、
相手も、自分も同じように認めて大切にする。
ステップだという事 だそうです
正しく対処するために、まず、自分のありのままを知り
それを言語化する。
表現できない時も
「上手くいえない」と伝えていい
感じたことをかんじたまま伝える方が
不満をぶつけたり、不満を溜めて不機嫌になるよりも
周囲からの理解が得られやすくなる。
ということなのですね。
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最後まで
お読みいただき、ありがとうございました!
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