紅葉始まりの時には、端折ってしまった詩仙堂へ皐月鑑賞に行きました。 「こんなに多い人出ははじめてやわ」と詩仙の間で、他の方々が話していました。 静かな詩仙堂を期待していましたが、皐月の期間は人出が多そうです。 詩仙の間から眺めは、期待以下でしたが、お庭の広さに驚きました。 お庭の散策は、大変愉しめました。 陽射しが強くて、日焼けしました(苦笑)
夕方の列車にしようかと迷いましたが、夕食作りのことを考えて、早めに帰ることに。 日田駅に着くと、主婦の鏡?ご褒美!!なのか・・・【ななつ星 in 九州】が停車していました。 はじめて見る列車・・・ぴかぴかのボディが眩しいくらいに美しかったです。 こうして天領日田おひなまつりの短い旅は終わりに近付きました。 列車の往路2時間と少し 日田滞在時間2時間半 列車の復路2時間と少し 久大本線だと特急があるので日田は近いのですが、 単線の日田彦山線ディーゼル列車でのてくてく旅は、とても時間がかかりました。 帰りの列車の中で、手離してしまった私のお雛さまのことを想いました。 古くなり傷んでいても手元に置いておくべきでした。 後のまつりですが。
日田駅から豆田町へは、徒歩で向かいました。 途中で愉しいものに出合いました。 豆田町は、道幅が狭く、車の往来が多いので、 写真を撮る場合も道路の端にぴったりと寄り添いました。 歴史ある建造物(国指定重要文化財も)がたくさんあり、 お雛さまの撮影は不可でしたが、古のお雛さまを観ることができました。 京都と違って、街の中で聞く言葉が日本語なので安心できました(笑)
三年前から暖かくなった三月に行ってみたいと思いつつ、 毎年、春の京都に行くので見送っていた天領日田おひなまつりへ行ってきました。 今春は、京都に行かないので(笑) 朝が苦手な私は、朝食抜きで出かけて(家族の朝ごはんは準備して片付けもしました)、 到着と同時にお目当てのブランチをいただくことにしました。
11月初めに京で染めた友禅染めのTシャツが完成して届きました。 地色は「若紫」 乱菊の花は「縁の色=ゆかりのいろ」 花の縁取りは「鶯茶」 紫のゆかりの物語色にしたつもりです。 少し若紫色が濃く出たような気もします。
染色体験が終わり、辺りはとっぷりと暮れていました。 バス停までは、Keikoさんと一緒に歩いて、それぞれの行き先のバスに乗りました。 京都駅行きのバスは、途中渋滞に巻き込まれ、 いつになったら駅に着くの?と思いました。 京都タワーに別れを告げて、野菜不足と思いつつも、 駅弁(京都牛膳)を買いました。 黒七味がよく効いたお弁当(お肉の下は炊き込みご飯)でした。 それにしても、一人旅に出ると、全く食欲が湧きません。 不思議なことに空腹を感じないのです。 一人ご飯が美味しく優雅に食べられるようになりたいものです。 今回も感じましたが、京都に旅をすると、外国に旅をした気分になります。 日本語を耳にすることがほとんどありません。 飛び交う言葉は、外国語です。 外国人観光客で賑わう京都・・・それは良いことではあるのでしょうが、 日本人としては、ちょっぴり淋しい気がします。
まずは京都駅を目指して、東福寺へと向かいます。 昨夜は、風邪のため、知恩院の紅葉ライトアップはパスしましたが、 少し回復です。 京都駅でバスを待っていると、前に並んでいる紳士が声をかけてきました。 「一日乗車券は便利ですね。これから、京都国立博物館の鳥獣戯画展を観て、下賀茂神社に行くのですが何番のバスに乗り換えたらよいですか」 バスの路線図をお持ちでなかったので、東福寺の後は、染色体験に入り、路線図は必要なかったので、私のを差し上げました。 旅は道連れ、バスの一番後ろの席で、京都国立博物館までご一緒しました。 なんと、京都国立博物館前では、最後尾が見えないほどぐるりと長~~~い行列ができていました。 昨日は、1時間半待ちだったので諦めたらしいのですが、果たして無事に鑑賞することができたのでしょうか? バスは、行列とは反対方向へ曲がりました。 東福寺のバス停からは、人の後について行くと、無事に東福寺へ到着しました。 ところが、方丈庭園を観るつもりが、人の後ろについて門を出てしまい、 方向音痴になって、全く反対の方角へ歩いていました。 遠回りをしてバス停へ戻り、相対するバス停を行ったり来たり・・・乗るバスの番号は分かっているのに、どちらのバス停で乗ればよいのか分からなくなりました。 地元風の殿方に聞いて、反対側だと分かり、バスが到着していたので慌てて信号を渡りました。 私の頭の中の地図は一体どうなっているのでしょうか???