パーソンセンタードって結局
7月
11日
認知症ケアではとても大切にされている考え方です。
直訳するとその人を中心としたケア(考え方)です。
1990年代に提唱された考え方で
これが現代の認知症ケアでも大切にされています。
ですが専門職の中でも初めて聞くことが多かったり
よく理解できていない現状があります。
細かい理論は割愛しますが
端的にいうと1人の人として
認めましょうと言われています。
一人の人として認めること
この言葉を自分達に置き換えると
私たちと同じように認知症があっても
色んな想いを持っているし
本音や建前があるし
生活の価値観も違うし
みんな違うのが当たり前だよね
だから合わない部分があるのは
当たり前だよね。
と互いに認め合うことが
大事になります。
別の視点で捉えると
食べたい物を食べたい時に
食べたい量食べたい。
好きな時間に寝たり起きたりしたい。
自分の行動を制限されたくない。
言動を否定されたくない。
私たちが当たり前に持っている考えです。
少なくとも友人や会社の同僚に対して色々思うことがあっても否定したりはしていないはずです。
このボーダーラインを踏み越えてはならないということです。
認知症になることでその理解力や
判断力が低下し自分の安全を守ることが難しくなっていきます。
介護者である私たちが
本人の持っている価値観や
大切にしてきたことを
今の生活環境でどう保てるようにするか
我々専門職がやるべきケアはここであって
身体介護は単なる手段でしかないことを理解する必要があります。
誰にでもできると言われている介護は
表面的な話しで
潜在的心理的側面を捉えて
支援していくことでさすがプロと言われるのではないでしょうか?
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