柚子
6月
3日
2014年春に鉢植えで入手したわがやの柚子は2017年に庭に植え替え、世話の甲斐あってかシアトルの冬の寒さに耐えながら毎年20から30個の実をつけていたが、2021年にはわずか6個、その後もほんの数個しか実をつけていなかった。その原因は2021年の冬の寒波がことの外厳しかったためと推測しているが、なぜか今年は100を越える花が咲いている。
柚子の北限は岩手県と聞いているが彼の地は北緯39度42分であるのに対しシアトルは北緯47度37分、海流などの影響があるとは言え最低気温が零下10℃に達することもあり、多分岩手より冬の寒さは厳しいだろう。ここ数年は寒さへの抵抗力をつけるのに頑張っていたのではないかと思うと、けなげな柚子の木ではある。秋の収穫を期待しよう。