PoE Type4のための試験装置改造

0 tweet
4端子法では200Ωパラレル(... 4端子法では200Ωパラレル(100オーム)の抵抗を、LANケーブル8本をすべて直列に接続し、ここの0.1Aの電流値になるように定電圧装置の電圧を調整し、ケーブル両端の電圧降下を
測定し、その値を0.1で除すことで抵抗値を求めていた
これは既に改造済みの試験機、抵... これは既に改造済みの試験機、抵抗を外し、その端子を
全面の陸式ターミナルにつなぐ事で、
4端子法試験には100Ω
Type4試験には10Ωを繋げば、1台で二種類の試験が
可能となる。
Type4の耐熱試験には最高値の200%である1Aの電流値
で行う。
これが改造後、抵抗器は未接続 これが改造後、抵抗器は未接続
LANケーブルにはType4の... LANケーブルにはType4の最大値の200%の値、1Aで試験
対電流試験は熱電対計を使用し、周囲温度と、LANケーブル
の外部温度を測定する。
50℃を超えても熱平衡にならない場合には試験を中止、
この場合には当該ケーブルはType4不適合とする。
従来使用していた4端子法でのLANケーブル低抵抗測定器を改造し
Type4での耐電流試験にも使えるようにした。
なぜ、わざわざこの様な簡単でクリップで接続すれば可能な結線を
装置まで作ってやるのか、情報系の実験だけの経験の方には理解が
しにくいとと思う。
電流値が発熱を伴う量になる場合、接触による導通は不安定となる。
これを軽く考えると、思わぬ実験データの取得ミスとなり、情報伝送
では想像が出来ない「火災」という恐ろしいリスクを背負うことになる。

電力伝送は本当に怖い、一つ間違えば火災の危険が伴う、既存のLANケーブル
に関してはPoE使用時には充分な注意が必要である。
機器の安全装置を過信してはならない。

#computex #network #pc #poe

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ