10月
9日,
2007年
簗での鮎漁
川幅の20から50分の1程度を導水し、葦で編んだ簾で川に入れ、下流に向ってくる魚を獲る漁法。一見、全て魚が獲れそうに思うのだが、どっこいそうは簡単ではなく、水量が少なく透明度が良いと「敵」は危険を察知してUターンしてしまう。雨が降り、水が濁り水量が豊富な時だけ簗は機能する。
昨日は朝からの雨で、水かさが適度に増え、絶好のコンディションのようだ、見ているうちに数十匹が捕獲されていた。簗はゴミの除去と、大水対策が重要で、洪水の時は葦を撤去しないと簗そのものが破壊されてしまう。下の写真の左下が簗への導水路、川幅の30分1程度。場所:岐阜県郡上市美並苅安地内
※簗漁は10月の満月までと決められている
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