8/1のメルマガでは、「業務が円滑に捗る仕事の任せ方 タイプ別3選」をお伝えしました。
本コラムでは、要約版を記載致します。
業務が円滑に機能するには
これまでのメルマガを通じて、報連相・モチベーションの観点で、業務上の良好な関りをタイプ別にお伝えしてきました。今回の仕事の任せ方・指示の仕方に置き換えると、
●スピード感を求める方に、都度文書や計画を求めるのは、作業を放置・先送りしがちだ…
●正確性を求める方に、目的や手順がないままの指示は、疑問・不満が生まれがちだ…
といった障害が考えられます。
業務が円滑に機能している「納期より前に・求めるレベルや品質で・全メンバーがアウトプットしている状態」を生み出すこと・維持することは、何気に難しいものです。
行動する基準・モチベーションの切り口
仕事が早い人・ゆっくりな人、ざっくりな人・緻密な人など、仕事ぶり同様に行動の基準・モチベーションの切り口は人により異なります。
これまでの繰り返しになりますが、
例えば、「君に任せた!思うように自由にやってみて!」と指示したとしましょう。
これから紹介する4人の部下の場合、どのように反応すると想像しますか?
●Aさん:スピード感を持ち、目標や達成・成果を求める方
●Bさん:ざっくり感で、理想や自由・独自性を求める方
●Cさん:緻密に正確で、計画・準備を求める方
●Dさん:じっくりと、手順や共感・合意を求める方
Aさん、Bさんは、その指示で行動できそうに感じますが、
Cさん、Dさんは、その指示で行動できそうには感じません。
ここでお伝えしたいことは「相手によって指示・声掛け・フィードバックを変える必要がないだろうか?」ということです。
●納期ギリギリまで放置しがちな人が、納期を前倒してアウトプットできるように…
●丁寧に取り組みがちな人が、過剰品質な作業を延々と取り組まないように…
相手に合わせて、仕事を任せる・指示を出す・声掛けを変えることが、業務成果に直結すると感じるわけです。