3軒目のお店です、今度は下通りを西に入った所にあります。
ご主人が一人で仕切る、カウンターだけの小さな店です。
九州の各県の焼酎が豊富です。
ここでもみなさん、思い思いの日本酒と焼酎を。
常連客らしきお客さん(男性と女性)、料理を食べていたので聞いてみたら外から取ったとの事。
常連だから出来る事なのか、立ち飲み店だから許されるのか・・・?
あまり好きではない、せっかくの角打ち店の雰囲気が壊れる、店にある乾き物等のアテで飲んで欲しい。
【店の雰囲気はとても良いし、ご主人も良い、持ち込み料理さえなければ最高の店です。】
★ここで飲んだ酒類は画像で、 みささん良い顔して飲んでいます。
馬刺しを先に食べときましょうとの事で、しゅうさんが段取りをしてくれました。
人気店のようで一席だけ運がよく空いてたようです。
下通りから東に少し入った所にある、女性が好みそうなお洒落なお店です。
ここでは全員、お好みの焼酎をロックで。
お通しの次は造りの盛り合わせ、新鮮でどの魚も美味しく、メインで出てくる特選馬刺しに期待が持てます。
大きなお洒落な焼き物で出てきた特選馬刺しの盛り合わせ。
全員が手を叩くほどの感激!!
口に入れるとこれまた見事!! 甘く柔らか!! 旨味が広がります。(コウネの甘さにはびっくり!)
霜降りロースも美味いが、肝刺しの旨さは関西では味わえません。
思わず笑いがこぼれます、 「熊本に来て良かった!」 という瞬間でした。
★素晴らしいお店に連れてきて頂きました、これで馬力!? も付いて、さあ!次の店です。
まず一番目のお店はここです。(まだ明るい4時過ぎにスタートです)
上通町にある酒屋さんです。(一部工事中か?工事用シートが)
看板には 「立ち飲み」 と書かれていました。
熊本は 「角打ち」 とは言わないようです。(角打ち文化は基本的にはないようです)
創業明治二十七年、 120年近い老舗です。
4名の角打ち士、スタートの一杯目は熊本の地ビール(サントリー阿蘇)から喉を潤します。
お酒が豊富に揃っています。(酒屋さんだから当然ですが)
十四代、黒龍、久保田、焼酎は森伊蔵、魔王、村尾とレア物の酒も並んでいます。
日本酒、焼酎はレア物を除き400円が中心。
2杯目はみなさん各々、「香露」 熊本吟醸酵母(協会9号)の発祥蔵の酒、当店限定の 「獅子の里」等・・・
おいさんは、「ホッピーの焼酎割」、わざわざ甲類の焼酎ボトルを空けていただいたのですが、何と! 氷入で出てきました。
熊本ではホッピーの焼酎割は、氷入ロックだという事を知りました。
【アテは乾き物、缶詰類が並び酒屋さんの角打ちそのもの、二つの飲み方が楽しめるようでオープンテラス・テーブル席が、
またカウンターの後ろにはテーブル席が、最近模様替えをしたのかまだ工事中のようでした。】
★最初は軽く喉を潤し、次の店へと・・・
商店街の中に熊本県産品だけを売るアンテナショップがありました。
熊本名物 「からし蓮根」 2種類ありました。(画像)
馬刺しもさすが地元熊本です、たくさんの種類が。(残念ながら時間が遅かったのか下げられていました)
しゅうさんの計らいでこの後、見事な特選馬刺しを食べに行くことに。
熊本名物 「大平燕(タイピーエン)」 のお店も、〆でと思ったが翌日の朝ごはんでいただくことに。
★さていよいよ本日の一番店、熊本角打ち体験に・・・ わくわくです^^
いまだ多くの熊本市民の足となっている路面電車。
熊本市交通局が運営する路面電車は、路線数5本、延路線距離は約12kmに及ぶ。
開業は1924年(大正13年)というから、87年もの歴史を持つ全国的にも珍しい市電。
幹線は熊本駅から水道町駅間の3.3km、熊本市内の中心街を走っています。
車両を見ますとデザインやカラーがカラフルな、いろんな形の電車が走っています。
電車通りの横断歩道が幅広く取っているのも、電車に乗り降りし易いという配慮からか。
神戸も大分も路面電車は今はもう昔の話、全国的に見ても路面電車は車社会とバス路線に押されて廃業が続いています。
★懐かしさを感じながら、上通りの角打ちへと急ぎます。
熊本城を西に見て商店街、飲食店等が新市街は広がっています。
宿泊したホテルの前を東西に走るアーケード、「サンロード新市街」
市電筋を挟んで南北に走る大アーケード、「上通り」 と 「下通り」
共通することは道幅広くお洒落に作られているアーケード街です。
路面は珍しい天然木が敷き詰められて足に優しく暖か味があります。
他の街の商店街にはない活気があり、学生や若い人達が多く歩いていました。
この商店街に隣接して飲食街が広がり、夕方になると勤め帰りの人達や年配の方達が行き来しています。
そのアーケードを抜けて飲食街にこれから向います。
さて前置きが長くなりましたが、いよいよ今回の熊本訪問の目的の角打ちです。
しゅうさんとshinoさんとホテルのロビーで待ち合わせ、4名で熊本角打ちのスタートです。
しゅうさんには事前に熊本の角打ち、立ち呑みのお店の下調べをしていただきました。
【神戸角打ち学会として今回の目的は】
★熊本の角打ちとは?
①お店の造りと対応
②お酒の種類と出し方と値段
③つまみ類とアテと料理の違いとその値段
④お客さんの雰囲気と呑み方
★以上の4点を主にチェックして、 正統角打ち、角打ち、立ち呑み、立ち飲みの判断をします。
★角打ちとは厳密に言うと数多くの定義と流儀があります。(ここでは省きます)
★一級角打ち士とは?、 角打ち名人のHAKUDOU師匠曰く (本人著書 立ち呑みの流儀より)
「一杯の酒はアテを取る取らないかは別として、10分以内で呑んで店を去る事。」 が流儀とか。
【酒飲みは何かと理由を付けて呑むのが好きですが、要するに酒は楽しく飲む事が本義なのです。】
★さて今回は4名の角打ち士たち、どの様な流儀が飛び出しますやら楽しみです・・・
日本蕎麦と日本酒は恐ろしい程、相性が良いのです。
蕎麦を食べながら日本酒の冷でも燗でも、そば通、日本酒党にはたまりません。
ここ堂賀は厳選した日本酒が揃っています。
その中でも安藤師匠のお薦め、おいさんの大好きな日本酒。
山口県岩国の地酒 『獺祭』 「東の十四代! 西の獺祭!」 とおいさんは呼んでいます。
師匠の推薦酒、獺祭純米大吟醸3種類です。
『獺祭 純米大大吟醸 磨き2割3分』 酒米を何と! 23%まで精米した他に類を見ない、酒の芸術品!
『獺祭 純米大吟醸 磨き3割9分』 この酒も39%まで精米したフルーティーな酒です。
『獺祭 純米大吟醸 50』 この酒は50%の精米率、本来これが大吟醸の原点、見事な味です。
【美味しい蕎麦、美味しいお酒、これも最高のサプライズでした。】
★内倉さん、蕎麦もさることながら獺祭 美味しかったですね、 次回は神戸でオフ会をしましょう。
熊本城をすべて見学するとすれば、1日ほど必要なくらいに広い。
熊本城、本丸御殿大広間、旧細川刑部邸、城彩苑(湧々座)等々・・・
天守閣から観る熊本市内と市内を取り囲む山々は絶景です。
本丸御殿大広間の障壁画と天井絵は見事です。
また熊本城名物の大銀杏の大木は一見の価値があります。
天守閣より今夜泊まるホテルと、しゅうさんshinoさんと飲み歩く飲食街をチェックする。
★ホテルで4時の待ち合わせです、 いよいよ熊本の角打ち巡りのスタートです。
熊本を訪れたら観光は先ずはここからです。
加藤清正が築城(1601~1607)したとされる熊本城(旧・隈本城)。
親父が熊本城側にある総合庁舎に赴任中(40年ほど前)に来て、今回で3度目の見学です。
いつ来ても、いつ観ても、「素晴らしい城!」 の一言です。
綺麗な虹が迎えてくれました。
この日も多くの観光客が、 駐車場に入るのに30分程かかりました。
今回は、本丸御殿大広間も見学しました。
もちろん、天守閣にも登りました。
★熊本城の画像をご覧ください。(コメント欄にも掲載)
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