ゆっくり動き、ゆっくり話す。
8月
6日
図は、フィンランド人の研究チームから
2014年に発表された論文によるもの。
フィンランド人と台湾人の合計773人の参加者を対象に
「怒り、恐怖、幸福などの感情は、
体のどのパーツに影響を与えるのか?」
について調査した結果だとか。
左上から順に「怒り」「恐怖」「嫌悪」
「幸福」「悲しみ」「驚き」「自然な状態」。
左下からは「不安」「愛情」「憂鬱」
「軽蔑」「誇らしさ」「恥」「嫉妬」と並んでいる。
実験に参加したのは、
フィンランドと東アジアの台湾の方たち。
情動の反応には地域の差はないのかも。
「悲しみ」「憂鬱」を感じる時
身体が辛く感じ、そこから脱したいと思うのは
心だけでなく身体を守るために必要な反応なのだろう。
どんな感情を感じているのか。
それによって体への負荷が変わることがわかる。
日々のさまざまな刺激から
どんなふうに心と身体を守るのか。
自律神経研究の第一人者として活躍する
小林弘幸さん(順天堂大学医学部教授)は
まずは「ゆっくり動き、ゆっくり話す」ことを
心がけてくださいという。
そうすることで、自然と副交感神経の働きが高まり、
緊張が解け、穏やかになり、呼吸が整うのだとか。
脳の血流もよくなって、判断力・思考力も回復するというから
これはやらない手はない。
しかも、なんの準備もいらなくて、すぐできる。
今、この瞬間の動き、誰かへの声かけ。
ちょっと意識してみよう。
~.:*★今日の問いかけ★*:.~
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