人事総務歴17年のコーチ 木村多喜子です♪ わたしの地域は「市田柿」の産地。 お砂糖が入っているの?というぐらいの天然の甘味。 プロが作る市田柿の果肉は柔らかくも噛み応えもあり絶妙です。 我が家でも夫が自家製市田柿を20年作り続けています。 はじめは近所の方に「好きなだけとっていきな。」と 600個ほど収穫させてもらって玄関の軒先に吊るしていました。 一個一個皮むき器に柿の実を刺して固定。 ハンドルを回しながらピーラーをあてて皮をむきます。 それを専用の丈夫な紐に軸をひっかけて 玄関の軒下に吊るします。 子どもたちが小さいときは ハンドルをまわしたり、ピーラーをあてたり。 お手伝いをしてくれていた姿を懐かしく思い出します。 11月には沿道の市田柿農家の干場には オレンジのカーテンが見られるように。 息が白くなるくらい寒くなる夜を超え 酸化や黒変を防ぐために硫黄燻蒸をし 加湿効果のある川霧の恩恵を受けて甘みを増す干し柿。 我が家では吊るした柿を下ろした後 梅干しのように並べて天日に干し 紙袋に入れて、袋ごとゆさゆさ、ごそごそ刺激を与えます。 その擦れ合う刺激で柿の表面に白い粉がふくのです。 今は衛生上、直接触れることはしませんが、 昔はひとつずつ手で揉んでいたと聞いたことがあります。 柿の木は、収穫の後も剪定や消毒など手間をかけていきます。 我が家にも柿の木を植え、柿の実も自家製に。 1本の木から最盛期は500個ほど収穫できた年も。 20年作り続けた自家製市田柿。 この冬を最後にすると決めた夫。 もうじき定年を迎える今。 やりたいことがあるのだそう。 市田柿にかけていた時間をやりたいことにあてたい。 手放すことで新たなものを手に入れたいのだと。 すっきりした横顔。 夫の決断を心から応援したいと思います。 ~.:*★今日の問いかけ★*:.~あなたは何を手放しますか? 部下や若手社員とのコミュニケーションのお悩み解決! たくさんのコーチの中から、あなたにあったコーチが探せます。