「修学旅行」中の長女
6月
25日
長女がこの日、ニューヨーク入りしました。
この土曜のカーネギーホールでの公演のためです。
彼女と同様に2回のオーディション審査を潜り抜けた中学生ら100名ほどが
3泊しながら公演のための曲を合同練習します。
彼女らの滞在ホテルはペン・ステイションと言われるマンハッタンでも
目抜き通りに位置している老舗の高級ホテル。
そのホテルの1ブルック近くまで来るたびに
テキストメッセージを送ったんです。
「今、近くにいるんだけど、
少しでも会える?」
帰って来た返事は
「忙しいので無理」
ランチや夕食時はどうかと聞いてみても
そのチャンスはない、とのつれない返事のみ。
ニューヨーク滞在中は常に5人グループでの行動が義務付けられて
そのグループを監督・監視する人が割り当てられています。
就寝時ですら彼らを監督する目は
緩められることはありません。
彼ら生徒らの宿泊する階の廊下には椅子に腰かけた監視官が
夜通しで寝ずの番をするのだそうです。
不審者対策であると同時に
部屋を抜け出す脱走者を見張る役割です。
ここまで来ると、囚人扱い?
実際、長女はその様に感じているらしく
「アイスクリームも買いに行かせてくれない」とぼやいていました。
ビッシリした練習スケジュールをこなす練習会場と
ホテルを往復するだけの毎日。
日本の中学生の修学旅行並みの管理体制のようです。