どうするのですか、ネタニヤフさん
3月
19日
17日に投開票されたイスラエル総選挙(定数120)は、
ネタニヤフ首相が率いる与党・リクードが、
野党労働党などによる統一会派「シオニスト連合」との接戦の末、勝利した。
イスラエルのメディアによると開票率99.5%現在の獲得議席数は
リクードが30で、シオニスト連合の24を上回り、第1党となったという。
選挙数日前の世論調査では
シオニスト連合が4議席リードするとの結果があったが、
リクードは予想を翻しての勝利を収めた。
首相が選挙終盤に、パレスチナの国家樹立を否定する発言をするなど、
右派層の取り込みに注力したことが奏功したとされている。
首相は早速、連立交渉を開始。
極右政党「ユダヤの家」や宗教グループなどと接触した。
首相は、
「誰もわれわれを待ってくれない。イスラエル市民は、われわれが約束したよ
うに、安全保障、経済、社会に関して市民のために取り組む指導部が早期に立ち上がるのを期待している」
と強調したと報道されている。
強硬路線で知られるネタニヤフ氏。
数日前は米国の議会において
イランの核開発を条件付きで是認する米国の外交政策を批判したばかり。
天地創造の神が隔てなく等しく愛している
イスラエル人とパレスチナ・アラブ人に和平への道筋が見出せますように。