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コプト教徒の殉教者たち

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コプト教徒の殉教者たち
昨日に引き続いて、
ISからの迫害を人々はどのように対処したか、についての報道を紹介します。

海岸の波打ち際に補導された後、黒装束のIS戦闘員たちに
次々と喉をナイフで切られて処刑されたエジプト人の動画には背筋が凍りつきました。

彼らはコプト教徒(伝統的エジプト版キリスト教徒)であるという理由で
テロリストらから命を奪われたのです。

エルサレムの聖墳墓教会の裏側に回った高台に
コプト教会があり、数年前訪れたことがあります。

東方キリスト教聖堂の典型のようなケバケバしい装飾品と
礼拝のための香の香りが充溢していたのが印象に残っています。

聖堂や礼拝形式といった外側の入れ物を見て
当人たちの信仰を吟味・評価しようとするほど浅薄で愚かなことはありません。

プロテスタント教会のようなシンプルで、聖書信仰が高揚されていないからと言って、コプト教徒らがシンプルで純粋な信仰を持っていないと決めつけてはなりません。

家族を支えるために、リビアへ渡って汗を流していた労働者たちです。
彼らが何をしたので虐殺されなくてはならないのでしょうか。

第3者の傍観者に過ぎない私でも怒りがこみ上げてくる中で、
その犠牲者の母親が何と言っているか。

犠牲者の実兄の電話インタビューの肉声からは、
信じられないような話が伝わってきます。

「あなたの敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい」
と教えられた主イエスを信じる者として、

そのスピリットを内に宿した者の実際はこうも気高くなり得るのか、、、?
正直、私は衝撃を受けました。

さらに、エジプト軍がISを報復攻撃したことに関しては、
次のようにコメントしました。

「犠牲となった人々の消息が分からなかった期間の長さだけが、
空爆を正当化する理由です。もし拘束された日に殺害されたなら、
何の報復も願わなかったでしょう」

このコメントは、大切な家族の消息を知らされないまま捨て置かれた期間は、
彼らにとって拷問を受けているような一刻一秒の連鎖であったのであり、

当事者でなければあり得ないコメントであると感じました。



(以下が「クリスチャニティ・トゥディ」からの引用です。
ビデオでは肉声も聞けます。ぜひご覧ください。)


過激派組織「イスラム国(IS)」により、北アフリカのリビアで殺害されたコプト正教会の信者21人のうちの2人の兄弟である男性が、殺害映像の中で兄弟たちの信仰の言葉が残されていたことを感謝した。

17日に放送されたアラブのキリスト教系テレビ局「SAT−7」の祈りと礼拝の中継番組で、ベシール・カメルさんは、殺害された兄弟のビショイ・エスタファノス・カメルさん(25)とサムエル・エスタファノス・カメルさん(23)を、「キリスト教の栄誉のしるし」として誇りに思うと話した。

この恐ろしい殺害の場面を見た人は世界中にいる。殺された人のうちの何人かの最後の言葉は、「主イエス・キリスト」だった。

番組に電話出演したベシールさんは、キリストへの信仰の言葉を編集で消さなかったことをISに感謝した。それを見て自身の信仰も強められたからだ。そして、犠牲になった出稼ぎ労働者の家族たちは「互いに祝い合い」、絶望はしていないという。「私たちは、私たちの村出身で、犠牲となったこの人たち一人ひとりを誇りに思います」とベシールさんは番組で語った。

ベシールさんは、「ローマ時代から、キリスト教徒は常に迫害の犠牲となっており、自分の人生に起きた全てのことに対処することを学んできています。聖書は私たちに敵を愛し、私たちを呪う者を愛するよう教えていますから、このことはただ私たちの信仰を強めただけです」と語った。

犠牲者たちは昨年12月から今年1月にかけて、ISに拘束された。ベシールさんは、エジプト政府が報復として行った空爆も歓迎している。「犠牲となった人々の消息が分からなかった期間の長さだけが、空爆を正当化する理由です。もし拘束された日に殺害されたなら、何の報復も願わなかったでしょう」とベシールさんは語った。

番組のホストであるマヘル・ファエズ氏が、もしISを赦すよう請われたらどんな言葉をかけるかと尋ねたところ、カメルさんは母親の言葉を引き合いに出し、もし母親が息子を殺した人の一人に会ったなら何をするかを話した。「私の母は60代で、教育を受けていない女性ですが、犯人によって息子は天の御国に入ったのだから、犯人を家に招き入れ、神に彼の目を開くよう願うと言っていました」

兄弟を殺害した者たちのために祈るよう招かれ、ベシールさんはこう祈った。「愛する神、彼らが救われ、無知でいることをやめ、これまで教えられてきた間違った教えから離れられるように、目を開いてください」

SAT−7がこの映像をフェイスブックに投稿すると、数時間のうちに9万6千回も視聴された。21日までの視聴回数は19万回以上に上り、7千回以上共有されている。

■ ベシール・カメルさんが電話出演したSAT−7の番組(英語字幕付)

http://www.christiantoday.co.jp/articles/15387/20150221/islamic-state-coptic-christian-faith-words.htm
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