参議院選挙へ行って来ました
7月
11日
神奈川選挙区からの議員選出選挙と、
比例代表制政党選出選挙の二つでした。
海外居住者がこうして国政選挙に参加できるようになってから、十数年が経ちます。
私は現在オレゴン州ポートランドにいるため、
いつものようにシアトル総領事館での投票ができないと危ぶんだのですが、
ポートランドでも投票ができる事が分かりました。
いや、海外居住者で選挙人登録カードとIDとの2点があれば、
世界のどの総領事館でも投票が行えるのを初めて知りました。
ポートランドのダウンタウン、
ある銀行のビルディングの27階に総領事館は位置しています。
投票方法ですが、
日本と違い、投票用紙をただ箱へ投函するのではないのです。
記入した投票用紙は2枚、それぞれの専用封筒に2重にして納められます。
外側の封書には「立会人」の証明を記す欄が設けられています。
領事館側と選挙人側が正しく投票事務を踏襲しているかを見定めている
「立会人」がその部屋の中で座を占め、始終監視を続けています。
その人のサインがあってはじめて投票が有効となる仕組み。
無事にその方のサインをいただいて、投票を完了。
あとは、その投票用紙が日本へ運ばれて後、各選挙管理事務所へ郵送されてから開封されることとなっています。
そういうわけで、日本国民としての主権を行使できて、
少々誇らしく感じた午後の一時でした。