先ほど家族総出で長女を迎えにシアトル北部まで行ってきた。
8日間のキャンプを終えた我が子を迎える家族たち数百人が控えている駐車場。
そこに大型バス4台に便乗した子供たちが帰還してくる。
どの家族たちも熱くハグを交わしながら感情的だ。
私も涙を抑えることができるか、心配になった。
バスのタラップを降りて姿を現した長女。
いつの間にやら変わっていた。
大人になっている。
家内の次にハグをしても、私ほど感激していない。
「Daddyに会えなくて、さびしかったでしょ」
「いや~ べつに」
あっさり。
別の種類の涙が出そうになった。
彼女の座席の窓を私がジャンプしてハイタッチしたことも、「恥ずかしかった」と厳しいおことば。
「あなたからはすでに離れたわねえ」と家内のおことば。
つい昨日までおしめを取り替えていたと思っていた。
こんな日がいつか来るのはわかっているつもりであったが、こんなにも早いとは。
独立していく我が子を見て頼もしくは感じない。
さびしく感じるばかりだ。
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