純白の小さな花をたくさん咲かせます。まるで山の精霊がそっと置いていったかのようなその姿には、自然が秘めた美しさと静けさが宿っています。
5月
28日

歳を取って先が見えてくると「野に咲く花」も愛おしい
道を歩いていたら、野生(?)クレマチスを見つけた。
「仙人草」というらしい。挿し木で増やせるようです。

そしてもうひとつの魅力が、ふと漂ってくるほのかな芳香。
華やかさではなく、控えめで自然な香りは、野に咲く花ならではの素朴な美しさを物語っています。
風に乗って運ばれるその香りに誘われて、つい足を止め、草むらを覗き込んでしまう──そんな静かな出会いが、心に深く残ります。