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徒然なるままに日暮

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プラハ 迷宮を彷徨う

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ティーン教会全景路地からしか見... ティーン教会全景
路地からしか見えない
若い母が乳母車を押す... 若い母が乳母車を押す うしろ姿がカッコいい男は羨まし... うしろ姿がカッコいい男は羨ましい プラハ 迷宮を彷徨う... プラハ 迷宮を彷徨う... プラハ 迷宮を彷徨う... 出待ちのパフォーマー声をかけた... 出待ちのパフォーマー
声をかけたら快く写真を撮らせてくれた ありがとう
お土産を『ボヘミア』に置いたら、再び街歩きに出る。『ボヘミア』のある「共和国広場」と「旧市街広場」を結ぶ「ツェレトナー通り」の周辺は、いわゆる「迷宮の街プラハ」のど真ん中だ。

まずは「旧市街広場」からは「下側が見えない」ティーン教会を目指して裏道を入る。どういう造りなんだ、この建物ってわけだ。

「旧市街広場」の周りを目的も無く歩く。極めて狭い範囲をウロウロしているのだが、どこへ行っても写真になるので時間が掛る。変な言い方だが「迷ってる暇がない」。街並みも、もちろん素晴らしいが路地に入ると人々がもっと素晴らしい。

石畳に伸びる自分の影が長くなってきた。気が付けば、もう、夕食の時間だ。
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プラハ お土産はTatranky

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TESCOイギリス資本のスーパ... TESCO
イギリス資本のスーパーマーケットチェーン
プラハ お土産はTatrank... プラハ お土産はTatrank... プラハ お土産はTatrank... プラハ お土産はTatrank... お土産の「タトランキー」左ばら... お土産の「タトランキー」
左ばらまき用 右家族用
明日は、もうこの街を離れ帰路に着かねばならない。

と、なれば「お土産の仕入れ」もイベントの一つ。と、言う事で「TESCO」に行くことにする。イギリス資本の大型スーパー「TESCO」は、ブラチスラバでも途中の高速などでも良く見かけた。『プラハ』では「ナロードニ通り」という目抜き通りに巨大店舗を有している。

地下1階に階段で降りる。札幌の「エスタ」や梅田の「阪急三番街」へ入るデジャブが起きるようなエントランス。

お目当てのお土産は「ウェハース」だ。チェコのお土産にウェハース...なのか?と思う方も居るだろうが、実は何気にチェコはウェハースが美味しい、と聞いた。他にもチョコレートとかクッキーとかも有るが、チェコと聞いてピンと来るものなど、どうせ無い人の方が多いだろうからウェハースで良いのだ。

1.軽い=チェコ土産にビール、なんて恐ろしい事が書いてある観光本も有るが、重くて話にならない。
2.安い=具体的には書かないが、とてもお安い。
3.美味しい=日本のウェハースよりミルクが濃いと言うか、美味しい。

3の美味しいは、どのブランドでも、という訳でも無いだろうから、下調べをして「Tatranky」(タトランキー)に決めておいた。チェコ在住の日本人が一番うまいと言うのだから日本人の口に合うだろう。また、一般的なブランドなのでスーパーで買える。

箱ごと丸っと大人買いしようと思ったが、味が何種類かあるので各々を計40個+自宅用に5個買って空き箱に詰めてレジに行った。レジ係の御嬢さんは苦笑いしながら、1種類ずつバーコードを通して、箱から出して数を数えてチェックしてくれた。チェコ人は、中々真面目だ。
 
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プラハ ヴァーツラフ広場で革命を想う

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ヴァーツラフ広場全景広場と言う... ヴァーツラフ広場全景
広場と言うよりも大通り
多くの大規模テナントが集まって... 多くの大規模テナントが集まっている 中間あたりから国民博物館を望む... 中間あたりから国民博物館を望む プラハの商業中心地だけあってT... プラハの商業中心地だけあってTVのレポーターさんも。
但し、もっとかわいい子が道を歩いている(笑)
季節の花も美しい広場だが... 季節の花も美しい広場だが 聖ヴァーツラフの銅像のそばには... 聖ヴァーツラフの銅像のそばには ヤン・パラフのメモリアルが、こ... ヤン・パラフのメモリアルが、ここが「革命」の現場だった事を思い出させる 広場中央の市電を改造したCaf... 広場中央の市電を改造したCafé
平和を謳歌するという事、こういう事か。
さて、旅の目的の一つ『ウ ズラテーホ ティグラ』で飲む、も無事達成し(どんな目的だ)街に出る。

もうひとつ、『プラハ』に来たからには行かなくてはならないのが『ヴァーツラフ広場』だ。プラハ旧市街地区にあって最大の広さを持つこの広場は「プラハのシャンゼリゼ」とも呼ばれる700mに渡る大通りである。南に向かって軽い上り坂になっていて、どん尽きには「国民博物館」があり、その手前に「聖ヴァーツラフ」の像が建つ。

この広場を世界的に有名にしたのが、「プラハの春」そして「ビロード革命」だ。

1968年、ブレジネフは、ワルシャワ条約軍によるチェコスロバキア侵攻を行う。翌69年にソ連の戦車が、この広場を占拠した時、聖ヴァーツラフの像の前でカレル大学生ヤン・パラフは抗議の焼身自殺をした。翌年チェコ共産党の改革派ドゥブチェクの失脚で「プラハの春」は終焉を迎える。そこから、この国は長い冬の時代に入った。

広場には現在、「ヤン・パラフのメモリアル」と呼ばれる地に横たえられた(埋められた)十字架のモニュメントが残る。

それから20年。1989年11月24日(私の30歳の誕生日に)チェコスロバキア共産党は解体し、この広場で「市民フォーラム」代表のハヴェルが革命の勝利宣言を行った。学生運動主体の無血革命の為に「しなやかな革命」の意で「ビロード革命」と呼ばれる。

「ビロード革命」の際に市民たちの拠り所となり民主化運動の象徴となったのが、マルタ・クビショヴァが歌った「ヘイ・ジュード」である。(チェコ語の歌詞は原曲とは異なる)

共産党の弾圧で歌手生活を辞めていたマルタが、自由を勝ち得た民主を前に、この広場で集まった大観衆に「ヘイ・ジュード」を歌う姿は、チェコ国民にとって自由への賛歌として深く心に刻まれている。

ロンドン五輪の開会式でポールが数あるナンバーから「ヘイ・ジュード」を歌ったのは、こういう背景からだと個人的には勝手に思っている。
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プラハ 世界一の酒場 ウ ズラテーホ ティグラ突入

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いよいよ来ました世界一の飲み屋... いよいよ来ました世界一の飲み屋 年中無休 月-日 15:00-... 年中無休 月-日 15:00-23:00 表には「ここで飲むんじゃねーぞ... 表には「ここで飲むんじゃねーぞ」の張り紙が(笑) ハイハイ、このテーブルは19:... ハイハイ、このテーブルは19:00までね。 誰一人「つまみ」など頼む者なし... 誰一人「つまみ」など頼む者なし で、これが「世界一のビール」ピ... で、これが「世界一のビール」
ピルスナーウルケルの「生」 キッチリ冷えててうまい
親父…味あり過ぎだろ。... 親父…味あり過ぎだろ。 同日 21時45分の店頭この時... 同日 21時45分の店頭
この時間から一見さんでは並んでも無理でしょ
『プラハ』の旧市街広場に程近い、まぁ、一等地と言って良い場所に「世界一の酒場」と言われる『ウ ズラテーホ ティグラ』がある。ズラテーホ=黄金、ティグラ=虎。日本語にすれば「黄金の虎」だ。新世界や甲子園口にも有りそうな名前だ。

開店の10分前に店頭に着くが、雑居ビルの入り口みたいな道路に面していない入口のドアは鍵が掛ったまま。まぁ、後10分だし当然待つことにする。5月の水曜日、「プラハの春音楽祭」が開幕し、観光名所はどこも賑わっているが、この時間に並んだのは私たち東洋人の夫婦2人だけだった。

2,3分したらレザーパンツに身を包んだ若者5人くらいが後ろに並んだ、ふむふむ、やはり「行列のできる店」だ、と思っていたら、SONYのヘッドフォンを付けたオージー(オーストラリア万歳、みたいなTシャツを着ている)が来て、鍵のかかったドアをガチャガチャと開けようとして、そのまま前に割り込みやがった。

「おいおい、並んでんだよ」と言ってやろうと思ったが、こういうところで揉め事起こすと女房がネチネチといつまでも「あん時は」と言う事は過去の経験で学んでいるので、折角の「世界一の飲み屋」を良い思い出に残すために、ぐっと我慢した。後ろの若者と一緒に「Ohhh!」ポーズをして揶揄してやった。でも、やっぱり気が済まないので「おう、デブ。並んでんだよ、後ろに行け、ボケェ。」と日本語で言ってやった。(言っただけ)

さて、そんなイベントで楽しんでいると「ガチャ」と音がしてドアの鍵が外れた様子。別に店員が出て来て看板出したり、「いらっしゃいませー」と言ったりする訳でも無い。ただ、時間になるとドアが「ガチャ」っと言うだけだ。

店に入ると「ウ フレク」とは及びもつかない小さな所帯。一番奥のトイレ前はグループ席みたいな感じなので、その手前のホールの一番奥に陣取る。テーブルは6人掛け位なので当然相席、のぞむところだ。

席に着くと,よれよれになった紙に「RESERVE」と印刷してあり、その下にマジックで19:00~と書いてある。実は、この店、15:00-23:00が営業時間なのだが夕方以降は「全て常連」で埋まる、という店。つまり、このテーブルは19:00まで観光客などの一見さんに開放されているのである。通り側の入り口近くの席はステンドグラスなどが美しいが、この「19:00~」が「16:00~」だったりするので、なるべく奥の席に陣取るのが正解なのだ。

と、言う事で「一見さんタイム」の筈なのだが、開店3分にして既に満席。次から次へと続々と客が来て女房などは「ひゃー、すっごい混んでるのね。こういうとこ初めてだから、何だか凄い」といっているが、私だって初めてだ。並んどいて良かった。

と、いう事ですぐさま相席になったのは、どっから見てもチェコ人のおっさん3人。「ふん、東洋人か、しかも女連れで来やがって、この店はそういう店じゃねーんだ」と絶対言ったと思う感じで席に着いて何だか、ひたすら話している。耳をそばだてたが、さーっぱり判らん。向こうから話しかけてくる訳でも無いので、ほっといてビールを飲む。

そう、この店に「オーダー」という概念は存在しない。席に座れば、勝手にビールが来て終わりである。当然メニューなど存在せず(本当は有るのかもしれんがテーブルには無し)ウェイターが注文を取りに来ることも無い。500ml程度のグラス製ビアマグが空いたら、勝手に次のビールが来る「ビールわんこそば状態」の店なのだ。

よって周りを見渡しても誰一人つまみなぞ食べていない。皆ひたすらにビールである。ある意味潔いが、日本人からすれば異様な光景でもある。吉田類さんが「御常連さん」とか言おうものなら、ぶん殴られるか或いは窓から放り投げられそうな雰囲気だ。

でも、まぁ、「世界一の酒場」の「世界一うまいビール」は本物で、実に切れの良い美味いビールだ。ベルギーのホワイトビールみたいに生温い事なくキッチリ冷えていて美味い。この店で出されるビールは、ピルゼニュスキーの「プラズドロイ」1種類。このチェコ語をドイツ語で発音すれば「ピルスナー ウルケル」。そう、ボヘミアビールの原点だ。通常よりコクのあるラガーだが、キレも有る。どこぞのCMのように「コクがあるのにキレがある」ビールだ。ビンや缶の「ピルスナー ウルケル」も、この旅で随分飲んできたが、やはり「生」はうまい。

二杯目を飲み干す頃には周りのテーブルも盛り上がってきた。どう見てもアメリカ人観光客というテーブルはカントリーな兄ちゃんが騒いでいる。この店はクリントンがプラハを訪れた際にチェコの大統領に招待された店なので米国人にも馴染みになっているのだろう。(数寄屋橋 次郎みたいなもんだ)壁にもクリントン来店の写真が掛っていた。

女房は飲まないので、その分も含め三杯ほど飲んで店を後にした。あー、美味かった。御代は、他店に比べれば高めの1杯40CZk=200円。でも安いわ、2人で楽しめて600円ポッキリ。
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プラハ ストラホフ修道院からマラーストラナへ下る

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フラチャニの丘に建つストラホフ... フラチャニの丘に建つストラホフ修道院 こうなると、もはや映画のワンシ... こうなると、もはや映画のワンシーンのようだ 百塔の街ミクラーシュ教会、マラ... 百塔の街
ミクラーシュ教会、マラーストラナ塔、ティーン教会、火薬塔などなど
誰もいない小径を下る... 誰もいない小径を下る プラハ城を望む プラハ城を望む マラーストラナ広場の三位一体塔... マラーストラナ広場の三位一体塔とミクラーシュ教会
ミクラーシュはニコラス=サンタ・クロース 子供の守護聖人
周辺はドラゴンクエストの街並... 周辺はドラゴンクエストの街並 教会脇をトラムが走る... 教会脇をトラムが走る
『ストラホフ修道院』からは地下鉄でもトラムでも旧市街まで帰れるのだが、天気も良いので修道院の教会の先から城下町の「マラーストラナ地区」へ下って、歩いて帰る事にした。結果的には、これが大正解。

修道院を出てすぐの場所は、「フラッチャニ」の高台から街を望む絶好のビューポイント。多くの観光客やカップルで賑わっていたが東洋人は一人も居ない。もったいないよなぁ。他人事だが、こういうところを「まっぷる」とかは紹介するべき、と思う。

そのまま下れば、先ほど『ロレッタ教会』へ行こうとした坂道へ出た。そのままでは詰まらないので右側へ折れるとプラハ城の葡萄園みたいな緑地に紛れ込む。ぐるっと回って、また登りになったので、このまま又、修道院まで戻らされるか、と思ったら人通りの無い小路にぶつかった。誰一人人通りの無い、この道もまた眺めが素晴らしい。「るるぶ」とか、こういうところを紹介すればいいのに。(くどい)

そのまま良い感じで下って行けば、「マラーストラナ」の中心街へ出た。「マラーストラナ」は、『プラハ城』の城下町として13世紀に都市計画として整備された街で、現在でも18世紀位の建物を多く残す中世を感じる街。中心の広場には「聖ミクローシュ教会」(聖ニコラス教会)が建ち、その圧迫感がある種の混沌とした雑踏を演出している。勿論、周辺のCafeや店は最新のディスプレィなのだが、ここに居ると街を行く人々が革の直垂や鎖帷子、あるいは甲冑を着て歩いているような気にさせられる「ドラクエ」みたいな街だ。この辺りには洒落た小さめのホテルが多いのでディープなプラハを楽しみたいなら、このエリアに宿をとる手も有る。

本当は、この辺りをぐるぐる散策し、昼下がりのCafeで茶をするのが正しい過ごし方だろうが、ざぁーっと見て『カレル橋』へ向かう。広場から「マラーストラナ塔」と呼ばれる『カレル橋』の塔まではすぐだ。先を急ぐ理由は『ウ ズラテーホ ティグラ』の開店時刻15時が近づいている為である。
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プラハ ストラホフ修道院で記念撮影

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お昼はお休みになる開館時刻... お昼はお休みになる開館時刻 哲学の間にて 哲学の間にて 神学の間にて 神学の間にて 廊下の書架前にて 廊下の書架前にて 廊下の書架の展示 廊下の書架の展示 これが「哲学の間」 これが「哲学の間」 こちらが「神学の間」... こちらが「神学の間」 恐らく何でもない鳥 恐らく何でもない鳥
13時になって昼休みが終わり『ストラホフ修道院』に入場する。礼拝堂右手の建物が入口。入場料と撮影料を払って入館し、階段を上ると「何にも無い」。ん~、なんだ、どこ行くのこれ?ダメ元と思って木の扉を開いてみると図書室へのエントランス「珍奇蒐集室」だった。海洋生物などの自然標本と売店がある。それにしても、ぱっと見じゃ判らんぞ、この入り口。

『ストラホフ修道院』を見学と言っても『パンノンハルマ修道院』とは、全然違って「ストラホフ修道院の図書室見学」が正しい。それ以外の施設は原則見学できない。それでも、多くの観光客を引き寄せる「神学の間」と「哲学の間」と呼ばれる有名な図書室が、ここにはある。2つの間は廊下で結ばれ、時代物の書棚などが展示されていた。

残念な事に「神学の間」と「哲学の間」自体には入場できず、両方とも入口の扉から中を伺うしかない。本のガードの問題は有るだろうが、中も拝観できるようにしてほしい物だ。

順路として「哲学の間」から見る(覗く)。最近まで大規模修復をしていたようだが、今では重厚にして尊厳のある趣の部屋に書架が並んでいる。

左の奥に通路を進めば、こちらは「神学の間」である。バロック調の華麗なる装飾が施された見事な空間。この部屋では、落ち着いて本なぞ読めないんじゃないかと余計なことを心配してしまう程の豪華さだ。

ちなみに、さっきまで「入るの-?」と言っていた女房は「凄い凄い、写真撮って」と喜んでいる。きっと司書仲間に自慢するつもりだ。間違いない。

「神学の間」の入り口で一生懸命写真を撮っていたら、そばに居た監視員の婆さんが「あれも有名なのよ」と天井のオウムだかインコの絵を指して言う。何だか知らんが、もちろん撮っておいたが、ただ単に場所をどかされただけ、かもしれん。

『ストラホフ修道院』の売店で「修道院クッキー」を3種類お土産に買った。
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プラハ ストラホフ修道院醸造所 St.Norbert

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ストラホフ修道院醸造所レストラ... ストラホフ修道院醸造所
レストランの名前は「聖ノルベルト」
ビールは3種類と書いてある
入り口からテラス席真ん中左手に... 入り口からテラス席
真ん中左手に店内入口がある
店内は明るいビール酒場... 店内は明るいビール酒場 でっかい醸造窯がある。配管など... でっかい醸造窯がある。
配管などから察すると本当に、この窯で醸造しているようだ。
Specialのアンバービール... Specialのアンバービール お品書き
チェコの相場からするとすごく高い(300円)
これが現物 これが現物 ダークビールもいただくどちらも... ダークビールもいただく
どちらも流石に美味しい
女房が頼んだ鶏の煮込み... 女房が頼んだ鶏の煮込み
『プラハ』の城下町「マラーストラナ」を見下ろす丘の上に『ストラホフ修道院』がある。辿り着いたら、丁度「昼休憩」になってしまったので、修道院の敷地内にある『ストラホフ修道院醸造所』にて昼食とする事にした。

表のテラスには、誰も居なかったので銅製の大きな醸造窯が2つ、ドンと並ぶ店内に入りテーブルに着く。ビールさえあれば、食事はつまみ程度でも良かったのだが、ランチメニューで私は定番のグヤーシュ、女房は鳥の煮込みを頼む。ビールは数種類有るようなので、まずは「聖ノルヴェルト」のSpecialと書かれたアンバーから戴く。

ここのグヤーシュは、まともに「ビーフストロガノフ」だった。女房の鳥はバルサミコ味の煮込みで、結構きている。「話し合った結果」(そう、話はした)交換して食す。

ビール2杯目は「ダーク」。修道院の昼休みを待つ間に何気に入った修道院前の店だが、聞けば世界中からビール好きが集まってくる名店だそうだ。もっと、色々飲めばよかった。

ゆっくり食事をとって1時の開館時間になった。さて、『ストラホフ修道院』の見学に参ろうか、と思うと女房が「修道院なんて見学するの?」と言い出す。おいおい、少なくとも司書を生業とするものが、ここまで来て『ストラホフ修道院』を見学せずして、どうするのだ。

一瞬呆れ返るが気を取り直して「いやいや、ここは」と説明をする。どうやら観光本の「プラハの綺麗な図書館」とイメージが繋がったらしく無事入館と相成った。

店を出てみれば、誰も居なかったテラス席も既に満席になっていた。
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プラハ ロレッタ教会の光と影

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ストラホフ修道院へ登る道ふと、... ストラホフ修道院へ登る道
ふと、右手に狭い階段が現れた
階段を上ると、そこには目的地の... 階段を上ると、そこには目的地のロレッタ教会
これも、また神の導きか
入場すればコリドールのフレスコ... 入場すればコリドールのフレスコ画が美しい 教会の中庭には「聖母マリアの家... 教会の中庭には「聖母マリアの家」が建つ 「聖母マリアの家」の祭壇パレス... 「聖母マリアの家」の祭壇
パレスチナの質素な内装に壁面一面の祭壇が輝く
壮麗華美なロレッタ教会の礼拝堂... 壮麗華美なロレッタ教会の礼拝堂
はぁ、と言うくらい美しい
だが、その下の霊廟には対照的な... だが、その下の霊廟には対照的な地獄絵図が描かれている 6220個のダイヤモンドが散り... 6220個のダイヤモンドが散りばめられた「聖体顕示台」
『プラハ城』の南門「フラッチャニ広場」から『ストラホフ修道院』へ向かう途中に『ロレッタ教会』がある。華麗に装飾された礼拝堂を見たいと思っていたので見学に行くことにしていた。

「フラッチャニ広場」から素直に「国立博物館」と「戦争博物館」の間を歩いていけば、平坦な広い道を土産物屋などを見ながら『ロレッタ教会』に着いたのだが、テラスからの眺めに釣られてスタバテラスから下る坂道を「戦争博物館」を右手に見ながら降りてしまった。

谷底まで下ると『ストラホフ修道院』への道標が差す方向は、ダラダラの登り坂。仕方がないので登り始めたが、このままでは『ロレッタ教会』を通り過ぎてしまう。まじぃなぁ、と思い始めた時、右手に人二人程度の細い階段とCafeの看板が現れた。

女房に「ん~、こっち」と言うと、また、あからさまに嫌そうな顔をする。階段だから仕方ない。「こっち行かなきゃいけないのぉ」と言いながらも着いては来る。すまん。細い階段を上り切ると、なんと『ロレッタ教会』の真ん前に出た。何となく神の導きを感じる。アーメン。

入場料と撮影料を払うと、おばちゃんが記念に必要だからね、と釣りの100CZkを50CZkコイン2枚で渡す。記念って何だ。

入場するといきなりコリドール。壁面天井のフラスコ画が美しい。そして、中庭には、殆ど中庭を塞ぐ四角い函状の建造物と2体の噴水がある。この函状の建造物こそ、「聖母マリアの家」を再現した建物。キリスト教の逸話に「聖母マリアの家は天使によりパレスチナの地よりイタリアのロレッタ村へ運ばれた」って、結構無茶な話があり、この教会の名前は、その話に由来している。敬虔なクリスチャンは、この「聖母マリアの家」を観に『ロレッタ教会』を訪れるのだ。

順路に沿ってコリドールを進めば、小さいながら壮麗な礼拝堂に至る。すぐそばの『ストラホフ修道院』の「神学の間」にも通じる煌びやかな装飾は見る者を圧倒する。全然違うと言われるかもしれないが、何故か以前に南魚沼の西福寺で見た「越後のミケランジェロ 石川雲蝶」の天井彫を思い出した。

さて、この礼拝堂だが、実は、壮麗な装飾に隠された、もう一つの顔を持つ。礼拝堂の隅に置かれた椅子の前の大理石は、この礼拝堂の地下にある霊廟への入り口だ。今は閉ざされて見学できないが、回廊の2階に作られた部屋で内部の様子が再現されている。そこは、死神や悪魔が描かれたおどろの世界。同じ礼拝堂の地上と地下に光と影のように極端な対比が描かれている。

そのコリドールの2階へ上がろうと階段へ行くと「ロレッタ教会観光コイン」の自販機がある。1個50CZk、なるほどこれが記念品という事か。

階段を上がると「宝物展示場」がある。キリスト教における相当貴重な品々が展示されている。日本で言えば「秘宝館」だが国宝級のオンパレードだ。中でも一際輝きを放つのは、ダイヤモンド6220個に飾られているという「聖体顕示台」。ふざけた話だが、見ている分には美しい。

一渡り見学を終えて表に出てみると、教会の正面をカメラに納めようとドイツ人っぽいおっさんがコンデジで苦闘していた。「教会入れて、あんた撮ってやろうか?」と言ってやろうかと思ったが、万一チェコ人で、写りが悪いことに腹を立てて、窓から放り出されたらたまらんのでやめておいた。
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プラハ プラハ城南門フラッチャニ広場とトイレ大作戦

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「地獄階段」の上は、プラハ城正... 「地獄階段」の上は、プラハ城正門のフラッチャニ広場 これがプラハ城正門の南門2体の... これがプラハ城正門の南門
2体の巨人像が勇ましい
第三の中庭から聖ヴィート大聖堂... 第三の中庭から聖ヴィート大聖堂を聖イジーの像から撮る。
天気がいいのでコントラストがしっかり出ている。
南門の庭園このサークルに立つと... 南門の庭園
このサークルに立つと良い事が有る...かも。
広場には、当たり前のように楽団... 広場には、当たり前のように楽団 ここが世界一眺めの良いスタバ... ここが世界一眺めの良いスタバ 眺めはこんな感じ 眺めはこんな感じ で、ご満悦の奥様本当は、ここで... で、ご満悦の奥様
本当は、ここでも珈琲くらい買うべし
『プラハ城』には3つの門がある。一昨日は、もっとも交通機関からのアクセスが楽な「北門」から入り、『黄金の小路』から「東門」へと抜けた。どちらも、城のサイズに比すれば小さな門だ。この城の正門は「南門」である。

「プラハ城南門」の前の広場は、この地域の名前を冠して「フラッチャニ広場」と言う。「マナーストラナ」は城下町の名称だ。ピエロや楽団で賑わう「フラッチャニ広場」に面した「プラハ城の南門」は、2体の巨人像を抱く立派な門だ。もちろん、ここにも2名の衛兵が立っている。

「南門」を前にして左手には「チェコ国立美術館」が有り、右手には「戦争歴史博物館」がある。右手に広がるテラスにはスターバックスコーヒーのテラス席が有り、無料休憩所の体を為している。

この「フラッチャニ広場」は2009年に米国大統領「バラク・オバマ」が核兵器廃絶を米国大統領として初めて宣言した演説の場として有名である。オバマは、この功績でノーベル平和賞を現職米国大統領として初めて受賞した。

「Thank you to the people of Prague. Thank you to the people of the Czech Republic. 」で始まる、その演説をまねて私も、この広場で「ありがとうプラハのみなさん、ありがとうチェコのみなさん」と呟いてみる。当然誰も聞いちゃいない。

『プラハ城』には一昨日来ているので無料エリアやトイレの位置などは判っている。もはや庭みたいなもんだ。(嘘)

と、言う事でトイレがてらに『プラハ城』に入場し、『聖ヴィート大聖堂』と「第3の中庭」を撮る。一昨日に比べ今日は晴天だ。光線の回りが良い。

ちなみにチェコのトイレは、ハンガリーやスロバキア同様に「有料」トイレで、「トイレチップ」とか言われて小銭を必要とするが、「チップ」というサービス代償の物ではなく、完全に「トイレ入場料」である。つまり、払わないと入れない。

チェコで2~5CZk=10~25円程度の物なのだが、如何せん小銭が無いとトイレにすら入れないケースが出てくるので、ホテルのレセプションなどで少額貨幣をコインに変えておく必要がある。

だが、しかし、今回『聖ヴィート大聖堂』脇のトイレに入る際、小銭が無い。仕方が無いので100CZk札を入口のおばちゃんに示して「Exchange please」と言うと「No. No Exchange」と言われて「とっとと中に入れ」と手で示された。ん~、金を持ってないのはダメだが、金はあるが小銭は無いのは面倒臭いので勝手に入れって事か。なら、次からは「100CZk作戦」で行くしかないだろ。小額紙幣ではダメかもしれないし、どこでも通用する話ではないだろうがやってみる価値はある。Exchangeされたり、釣りを出して貰っても、元々だ。もっと、早くから、この作戦をすればよかった。

なんてケチな事を考えながら壮麗なる大聖堂を撮っていた。
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プラハ 地下鉄と「地獄階段」

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ムーステク駅へ向かう途中、石畳... ムーステク駅へ向かう途中、石畳のシグネチャができる
出店の脇にあった「顔出し」。本来は寄付した人しか使えない。
プラハ地下鉄、丸の内線みたいだ... プラハ地下鉄、丸の内線みたいだね。 プラハらしい光景 プラハらしい光景 城下町からプラハ城を望む... 城下町からプラハ城を望む 実に味のある風景 実に味のある風景 狭い路地を上ると 狭い路地を上ると 「地獄階段」に至る 「地獄階段」に至る 振り返れば美しい「マラーストラ... 振り返れば美しい「マラーストラナ」
さて、今日の観光のスタートは『プラハ城』周辺へ行くことにする。歩いて行けない事も無いが、時間の節約と体験という意味で「地下鉄」で行くことにした。

「共和国広場」の「ナームニェスティレプブリキ駅」(言えねぇ)が一番近いが、これは「B線」の駅。「バーツラフ広場」方向へ少し歩けば、城方面へ向かう「A線」の「ムーステク駅」が有る。

改札前の自販機で一番安い切符を買うが、観光本などに乗っていた価格に比べ5CHk位高い。チェコは景気が良い上に、EU加盟での通貨調整の影響で相当インフレの様だ。ちなみに自販機は「目的の切符のボタン」を押してからじゃないとコインを投入できない。いたずら防止の為に、今ではこの形式が国際標準だ。

さて、結構長いエスカレータ^で深い地下鉄のホームに向かうと、日本の地下鉄みたいなホームに日本の地下鉄みたいなスマートなステンレスボディの電車が入線してきた。なんか、日本に居るみたいだ。3駅先の「マロストランスカ駅」まで乗る。

「マロストランスカ駅」は、「ムーステク駅」に比べて小洒落たホームになっていて「観光地」を思わせる。表に出ると『プラハ城』の下に出る。目の前のトラムに乗ると坂を上り、一昨日『プラハ城』を訪れた際の「プラハ城停車場」に行けるが、今日は城下町目当てなので歩いて少し坂を上り、すぐに左に折れる。

後から考えれば、ここまでトラム22番線で来た方が街並みや橋などプラハの名勝地を観れて良かった。まぁ、地下鉄を体験できたことを良しとしよう。

右手に高台に聳える『プラハ城』望みながら「聖ニクラス教会」方面に歩く。ぐるっと見て回りたいので、教会に着く前に狭い右手の道へ折れると、正面に長い階段が現れた。

このところ膝の調子がイマイチの女房は、この階段を見て私のせいだと言わんばかりの不機嫌な顔をしている。別に予定のルートでもなく、ましてや狙ったわけでもない。「登るしかないんでしょ!」とかブツブツ言いながら登りだした。背中に怒りの炎が立ち昇っている。この階段は「地獄階段」(命名)と名付けよう。

結果から言うと「地獄階段」は大正解だった。400段くらい有ったと思うが、登り切った処は『プラハ城』正門の「フラッチャニ広場」。世界一眺めが良い、と言われるスターバックステラスの脇に出た。噂に違わず素晴らしい眺めだ。
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