ノー・リスク、ノーグローリー・・・。
1月
16日
この主人公はだれか・・・。
ヴィオラを弾くおばさん・・・。
というと怒られると思うが、
まあ半ば当たってはいる。
ヴィオリスト今井信子のヴィオラ人生が書かれているわけだが、
ヴィオラという楽器の独奏というのは、
おおよそ普通想像する人は少ないと思う。
確かに今は聴く機会は増えたかもしれない・・・。
しかし、少し前まではヴィオラのソロを知ってる人は、
ごく限られていたと思う。
そしてそれよりさらに前になると、
ヴィオラのソロを考える人もいなかったというわけだ。
そこに日本人である今井信子が海を渡って、
ヴィオラを表の世界に出すことに成功した道筋が書かれている。
もちろんそもそも独奏楽器として認められてない楽器のこと、
波乱万丈の物語だ・・・。
人生とは何か・・・。
音楽の根底とは何か・・・。
人とのかかわりと出会いとは何か・・・。
家族とは何か・・・。
運命とは何か・・・。
ヴィオラを音楽の世界のメジャーにしていくという戦いの中で、
これだけ多くの問いかけがなされている。
本文の最後の言葉。
>すべては憧れから生まれる<
ほんとに妥協なく戦い続けた人の言葉ですね。
それほど期待して読み始めた本ではなく、
途中中断していた時期もありましたが、
読み終えてみるとホント奥が深いことを認識。
なんだか元気の出る本ですね。
投稿日 2010-01-15 23:32
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2010-01-16 01:01
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投稿日 2010-01-17 07:46
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投稿日 2010-01-16 08:32
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投稿日 2010-01-17 07:56
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投稿日 2010-01-16 10:02
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投稿日 2010-01-17 07:58
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投稿日 2010-01-16 10:40
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投稿日 2010-01-17 08:00
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投稿日 2010-01-16 12:56
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投稿日 2010-01-17 08:02
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