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投稿日 2019-07-23 20:03
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は、尾張国の戦国大名<織田信長>の次女として生まれ、のちに蒲生氏郷の正室となる「冬姫」(永禄4年(1561年)~寛永18年5月9日(1641年6月17日))の、10歳から物語は始まり、亡くなるまでの戦国時代の武将の娘としての数奇な障害を描いた歴史長編小説です。 永禄11年(1568年)、<近江六...
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投稿日 2019-07-13 21:07
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の時代小説を読むといつも感じるのは、結末のさわやかさが素晴らしいのだと、改めて感じさせてくれる一冊でした。 鵜の島藩領内の沼口宿にて、一人の武士の遺骸が海岸で見つかりました。男は隣接する日坂藩の青葉堂村塾の教授「梶与五郎」で、鵜の島藩家老の三男でもありました。 村塾で「梶」のかっての教え子「筒井...
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投稿日 2019-07-06 20:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「時に元禄十二年十二月十四日、江戸の夜風を震わせて・・・」の語りが入る<三波春夫>の『俵星玄蕃』(1969年)は、赤穂浪士の討ち入りが主題で、私の大好きな歌のひとつです。 本書は、赤穂3代目藩主<浅野 長矩>と高家の<吉良上野介>との「忠臣蔵」とも呼ばれる「赤穂事件」の流れを中心に据え、京の郊外で静...
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投稿日 2019-07-01 15:15
<MR職人・生涯現役の鬼軍曹>
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MR職人
書籍名~ がんばらない介護 著者~ 橋中 今日子さん~ 理学療法士 出版社~ ダイヤモンド社 橋中さんは21年間にわたって認知症の祖母、重度身体障害(身障1級・要介護5の母、知的障害の弟、の家族3人を1人で介護してきた・・その体験から綴られた書籍でした。 <介護の現状> ・ ...
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投稿日 2019-06-29 20:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の作品は、『アクアリウム』 ・ 『沈黙の画布』 などを読んでいますが、『仮想儀礼(上・下)』 の文章力に圧倒され、綿密な作品構成に惹かれています。久々の文庫本の新刊『冬の光』(2019年3月10日発行)が目に留まり手にしました。 あらすじだけを書きますとありきたりの小説のようですが、そこは著者の...
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投稿日 2019-06-25 20:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
第一巻『死闘』(2008年1月5日:徳間文庫刊行)に始まり第十一巻『帰還』に終わる<古着屋総兵衛影始末>シリーズに次ぎ、新シリーズとしての<新・古着屋総兵衛>シリーズも、第一巻 『地に非ず』 (2011年1月28日刊行)に始まり本書第十八巻の『日の昇る国へ』(2019年6月1日刊行)にて完結となりま...
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投稿日 2019-06-18 20:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<佐伯泰英>の「新古着屋総兵衛」シリーズも、第16巻 『敦盛おくり』 に次ぐ本書『いざ帰りなん』で17巻目になりました。 <総兵衛>率いる鳶沢一族のに運び方の<文介>の動きがおかしいと<北郷陰吉>の報告を受けて、<総兵衛>は、身辺調査を<陰吉・平十郎・忠吉・林梅香>らに委ねますが、若年寄りの<京極高...
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投稿日 2019-06-12 20:36
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
たまたま手にした 『朽ちないサクラ』 が気に入り、前回(40)の 『最後の証人』 に続く<柚月裕子>の最新作が本書です。 第1作目の『最後の証人』では、ヤメ検として弁護士として登場している<佐方貞人>ですが、シリーズとしては検事として『検事の本懐』・『検事の死命』に続く4作目が本書で、「裁きを望む」...
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投稿日 2019-06-06 20:36
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
同じ著者の 『朽ちないサクラ』 が好みでしたので、手にしました『最後の証人』です。本書は、2010年5月24日単行本にて刊行、2018年6月25日文庫本化されています。 主人公の<佐方貞人>は12年前まで米崎地方検察庁の検察官でしたが、自らの「正義」を貫くためにその職を辞し、東京都内で「ヤメ検」とし...
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投稿日 2019-05-27 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の<柴田勝家(本名は、綿谷翔太)>さん(31)は、成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前期修了。在学中の2014年、『ニルヤの島』で第2回ハヤカワSFコンテストの大賞を受賞し、デビューしています。 本書『ヒト夜の永い夢』は奇想天外、人を食った設定です。昭和2年、稀代の博物学者「南方熊...