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投稿日 2020-09-10 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『この世の春』は、著者<宮部みゆき>の作家生活30周年を記念した作品で、江戸時代を舞台とした時代小説として、2017年(平成29年)8月に(上・下)2巻として刊行され、2019年(令和元年)12月1日に(上・中・下)の3分冊として文庫本化されています。宝永7年の5月、長尾村の元下野北見藩・作事方...
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投稿日 2020-09-08 21:05
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ファルコン
<堂場瞬一>による本書)『ランニング・ワイルド』は、2017年8月、文藝春秋社から単行本が刊行され、2020年7月10日に文庫本で発行されています。数ある著者の得意分野であるスポーツ分野を扱った作品です。瀬戸内とびしま海道での「アドベンチャーレース」に一組4名のチームとして参加した警視庁機動隊勤務の...
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投稿日 2020-09-05 21:08
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ファルコン
現在、全国の映画館で遺作となりました 4月10日に死去した<大林宣彦> を追悼してその軌跡をたどる特集を展開。個人映画の先駆者、CMディレクター、アイドル映画の名手、反戦平和を願い続けた尾道出身の映画作家として<大林宣彦>が日本の映像史にもたらした足跡が紹介されています。誌面には、監督作品のプロデューサーを務めてきた妻<大林恭子>(81)と長女<大林千茱萸>(56)の対談や、商業映画デビュー作『HOUSE ハウス』(1977年・原作者: 大林 千茱萸)公開直後の<大林宣彦>のインタビュー、<大林宣彦>から薫陶を受けた<塚本晋也>と<犬童一心>の対談や、<手塚眞>、<小中和哉>、<岩井俊二>、<...
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投稿日 2020-09-03 21:08
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本書『骨を弔う』は、2018年6月に単行本として刊行され、2020年6月10日に文庫本が発行されています。著者<宇佐美まこと>の作品として初めて手にしましたが、ち密な物語の構成と作品中にたびたび登場する著者名<宇佐美まこと>が物語の伏線に使われているというサービス精神に圧倒されました。物語は、四国で...
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投稿日 2020-08-31 21:08
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本書『悪寒』は、2017年7月集英社より単行本として刊行され、2019年8月に文庫化されています。東京本社の大手製薬会社に勤めていた「藤井賢一」は、上司が起こした政治家へのリベート問題で責任を取らされる形で、系列の山形県酒田市にある置き薬販売店の支店に飛ばされてしまいます。いずれ上司の言葉通り本社に...
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投稿日 2020-08-27 21:08
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本書)『捌き屋 行って来い』は 花房組の「白岩」 から大坂万博工事に絡む新たな案件が依頼されます。依頼人は「鶴谷」が駆け出しの頃世話になった南港建設の「茶野」で、大和建工の一方的な契約解除を改めさせてほしいというものでした。その原因は「鶴谷」が先の案件で捌いた恨みが絡んでいるようで、「鶴谷」は、元公...
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投稿日 2020-08-24 21:08
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本書『十三階の神(メシア)』は、すでに2018年7月に単行本として刊行されていますが、警視庁公安部特別諜報員「黒江律子」を主人公とする
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投稿日 2020-08-21 21:08
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本書は『去就』(隠蔽捜査6)に続く9作目『棲月(せいげつ)』(隠蔽捜査7)になりますが、警察庁のキャリアでありながら息子<邦彦>の不祥事で降格、大森署の署長として左遷された主人公<竜崎信也>も、本作でいよいよ大森署を去ることになります。大森署管内を通る私鉄のシステムと都市銀行のシステムが次々にダウン...
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投稿日 2020-08-19 21:08
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双葉文庫35周年を紀念して、(2000年5月)に文庫版で刊行された『殺意・鬼哭』の新装版として(2019年9月)に刊行されたのが本書で、8月19日は著者<乃南アサ>のお誕生日ですので、未読ということもあり、手にしてみました。ナイフで相手を刺し殺した殺人事件を扱った二部構成で、前半「殺意」は、殺人を起...
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投稿日 2020-08-15 20:08
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本書は、世界三大映画祭(ベルリン・カンヌ・ヴェネツィア)すべてに出品したことがある唯一の映画監督<押井守>(69)が著した、映画ファンなら見逃すことが出来ない書籍『押井守の映画50年50本』(3960円)です。著者<押井守>は、1951年8月8日 東京都生まれ、1977年、「竜の子プロダクション」(現:タツノコプロ)に入社。スタジオぴえろ(現:ぴえろ)を経てフリーになりました。 『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』(1984年)、『機動警察パトレイバー』シリーズ(1988~93年)、日本の映像作品史上初の米ビルボード誌のビデオ週間売り上げで1位を獲得した『GHOST IN THE SH...