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投稿日 2016-05-31 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
アメリカ系銀行や証券会社での経験を生かし、著者の作品は経済関係の多くの作品があり、 『財務省の階段』 以来、久しぶりに「商人(あきんど)」を主人公に据えた本書『舶来屋』(2012年2月刊行)を読んでみました。 著者には出身地・滋賀県の<湖東焼>を扱った『藍色のベンチャー(のちに『あきんど 絹屋半兵衛...
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投稿日 2016-05-30 15:00
日常のつぶやき~この庭と草木
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moon
2000円以下だと送料がかかるので、そうだ!!ぬり絵でもと検索したら、この本が出てきました。 注文した後に、二十四節気もあったことを知り、少し残念に思いましたが。 届いて一枚ぬってみました。 かなり無心になって、楽しめます。 よいお買い物でした。 箱庭作りをしたいと思っていましたが、 セラピストと一...
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投稿日 2016-05-29 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
最近の著者は、女性刑事が活躍する <ジウ>シリーズ (Ⅰ) ・ (Ⅱ) ・ (Ⅲ) などをはじめ、テレビドラマや映画にもなりました 『ストロベリーナイト』 を第一作目とする<姫川玲子>シリーズなど刑事物が人気ですが、本来は伝記小説や ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した 『アクセス』 などのホラー物...
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投稿日 2016-05-27 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ここ3年ぐらいになるでしょうか、書評などで「イヤミス」(後味の悪い、嫌なミステリー)という言葉が使われ、<湊かなえ> ・ <沼田まほかる> ・ <明野照葉> ・ <真梨幸子> 等の著者名が思いだされます。 本書は2012年12月刊行と少し古いのですが、『ゴンベン』というタイトルに興味がわき手が伸びま...
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投稿日 2016-05-25 21:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
イングランド北東110キロ離れたシェトランド諸島を舞台とするのは、<アン・クリーブス>の 『大鴉の啼く冬』 がありましたが、まさに島に伝わる伝説を生かした構成でした。 夫<ダンカン>と共にシェットランドに越してきた産科医の<トーラ>は、亡くなった愛馬を埋めようと庭を掘り出しますが、そこで出産間もなく...
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投稿日 2016-05-22 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ニューヨークのイースト・ヴィレッジに立つ築106年のアパートには、エレベーターがありません。画家の<アレックス>78歳と元国語教師の妻<ルース>77歳は、45年間、5階の眺めのいい部屋に住んでいました。 子供が無く、ミニチュア・ダックスフントの愛犬<ドロシー>12歳と穏やかな日々を送っていましたが、...
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投稿日 2016-05-20 21:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書はプロローグと五つの連作短篇から構成されていますが、不動産を扱っている物語だけに、「第一章」との表示の代わりに「物件Ⅰ」といった言葉が使われています。 日本では同じ住宅としても、建築家は「作品」と呼び、ハウスメーカーはいい「商品」と呼び、不動産業者はいい「物件」と呼び分ける慣習があり、おかしな表...
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投稿日 2016-05-17 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「SF」の分野も大好きで、大御所の<アーサー・C・クラーク>や<アイザック・アシモフ>・<ロバート・A・ハインライン>などはよく読みました。多くの本を処分してきましたが、今手元に残し、数年に一度読み直す単行本が、<ダン・シモンズ>の壮大な物語<ハイペリオン>シリーズ4部作です。 40億年におよぶ地球...
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投稿日 2016-05-13 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
第1作目の 『完全黙秘』 で始まった<警視庁公安部・青山望>シリーズとして、第5作目の 『濁流資金』 に次ぎ、本書が第6作目です。 大分県湯布院温泉で、岡広組二次団体三代目博福会顧問の<相良陽一>が変死体で発見され、使用されたのが毒矢に塗られた「トリカブト」だと判明します。 「トリカブト」のDNE検...
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投稿日 2016-05-10 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<警視庁公安部・青山望>シリーズとして、『機密漏洩』 に次ぎ、5作目が本書です。 仮想通貨の取引をしている「京都ゴックス」の社長<武田良一>が銃殺される事件を発端に事件は始まります。 前作の事件で功績のあった<青山望>を含むノンキャリアの同期カルテット4人は、それぞれ重要な部署に配置換えされ、<青山...