投稿日 2016-08-22 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
、<蓮丈那智フィールドファイル>シリーズとして5巻目、前作の 『天鬼越』 と同じく<浅野里沙子>が著者の死後完成させた作品です。最後に、民俗学に興味を持つたちばとしては、はずせない論争の「邪馬台国」の登場です。多くの学者たちが沿いれぞれの学説をうちたてていますが、いまだ結論はなく、存在そのものも怪し...
投稿日 2016-08-20 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
l著者の作品は、旗師<宇佐見陶子>を主人公とする古美術の世界を描いた
投稿日 2016-08-20 10:31
ギター余話
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Toshiaki Nomura
夏休みに読んだ一冊。塩野七生の本は面白くて引き込まれますね。ローマ人の物語も全巻読破しましたが、今回のギリシア人の物語は全三巻。年末に第二巻が出るようなので楽しみです。ギリシアも古代においては、今とは全く違った人たちがいたんですね。民主主義を発展させて、攻め寄せた当時の巨大帝国ペルシアを撃破した歴史...
投稿日 2016-08-16 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
異端で美麗の東敬大学助教授の<蓮丈那智>を主人公に同じ研究室の助手<内藤光國>が活躍する<フィールドファイル>シリーズとして、
投稿日 2016-08-10 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
l南町奉行所の根岸肥前守を主人公とする「耳袋秘帖」シリーズは、『王子狐火殺人事件』 や
投稿日 2016-08-05 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<湊かなえ>は、『Nのために』 ・ 『少女』 ・ 『蝕罪』 などの作品で、ミステリー作家としてのイメージが強いのですが、本書は趣きが異なり少し戸惑いました。丸福デパートに努める「律子」は29歳。同僚の「由美」は上司と不倫、医者の妻である姉から山登りに誘われた「希美」は翻訳の仕事をしていますが親のスネをかじっています。帽子デザイナーの「柚木」は、以前の彼の面影を引きずっています。まじめに、正直に、懸命に生きてきた彼女たちがそれぞれ経験する登山を通して、女性心理を丁寧に描きこんだ連作短篇小説でした。各登山ルートの描写もこまかく、山岳小説としても楽しめました。...