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投稿日 2016-12-14 10:54
日常のつぶやき~この庭と草木
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moon
息子たちが小学生の頃、童話館から毎月本を取り寄せていました。 久しぶりに届いた通信に復刊の本として紹介されていました。 早速、図書館にリクエストすると、絶版になった本が手元に届きました。 本には、貸出ポケットと貸出カードが存在しています←懐かしい!! 1984年6月第七刷あかね書房刊・・・第七刷とは...
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投稿日 2016-12-13 11:59
日常のつぶやき~この庭と草木
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moon
先日、遠方から来た司書をしている友人からのおすすめの本です。 「課題図書だったので読んだのだけれど、興味深い本だった」と。 早速、図書館にリクエストして読みました。 最近、読みたい本がなく、読書からは遠ざかっています。 ◆内容紹介◆ オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は。 生まれつき顔に障害...
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投稿日 2016-12-12 21:22
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の作品としては、『星々たち』と読み、気になる作家の一人として、本書を手に取りました。 遺体を風にさらし風化させる葬制が「風葬」ですが、一読して、タイトルと内容が素直に結びつきませんでした。 冒頭、新しく赴任した中学校の入学式に欠席した生徒<佐々木彩子>の家を訪問する担任の描写から始まりますが、の...
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投稿日 2016-11-20 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
南町奉行の、根岸肥前守>を主人公とする「耳袋秘帖」の殺人シリーズも、第一巻の 『赤鬼奉行根岸肥前』 から始まり、本書で第16弾目になります。 訴訟で江戸にやってくる者たちが泊まる(公事館)がひしめく日本橋馬喰町を舞台としています。 <根岸>が評定を始めると、なんと白洲の場にて、訴訟の代理人であ...
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投稿日 2016-11-13 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
毒ガスを使用した、クーデターは未遂のまま終わりましたが、毒ガス背造者の<松島>は、その後塾を経営、教え子の<天野>にクーデターの思想を受け継がせます。 <天野>は、<国重>が考えていた日本の国体として、議員を総辞職させ、官僚主体の国家にすべく、SNSを駆使して実際に毒ガスを発生させ、捜査一課特殊犯の...
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投稿日 2016-11-10 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
群馬県前橋市で、異臭騒ぎが起こり、50人を超える被害者が発生。原因を確かめる中で、ガスを発せさせたと思しき魔法瓶が置かれた場所の廃屋の化学工場の跡地から50年前の白骨死体が発見されます。 場面は、昭和30年代初頭、安保後の高度成長期に替わり、現状の国体に憂いを持つ満州からの引揚者<国重>が主催するク...
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投稿日 2016-11-04 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
閉鎖的な住民からの情報に期待できない中、<荒巻>は、ある炭鉱夫から、事件は、満月の夜に起こり、髪の毛が切られていなかったかと問われます。 この炭鉱夫は、元東京の刑事で、犯人を長年追い求めていました。<荒巻>がかくにんしますと、確かに少女の髪の毛が切られてていたことを、事故の処理をした看護婦から聞き出...
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投稿日 2016-11-01 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
背k師遺産にもなりました通称「軍艦島」を舞台にしています。「軍艦島」を舞台にした小説は、<恩田陸>の 『pazzle パズル』 や<貴志祐介の 『ダークゾーン』 などがあり、高密度な「軍艦島」の廃墟をうまく利用していました。 ある料亭で、一人の警察官<荒巻>の退職祝いが行われていましたが、彼が若い頃...
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投稿日 2016-10-28 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
警視庁捜査一課の敏腕刑事だった<江波淳史>警部補は、取り調べ中に容疑者が自殺したことにより、青海警察署の水根駐在所へと左遷されてきます。奥多摩での駐在所生活を描いたのが、第一作目の 『駐在刑事』 でした。 奥多摩で、旅館の跡取り息子<孝夫>や図書館の司書<遼子>との交際を通じて、穏やかな環境で、自分...
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投稿日 2016-10-25 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
南町奉行<根岸肥前守>を主人公とする<耳袋秘話>シリーズとして、 『両国大相撲殺人事件』 に次ぐ、第七弾目が本書です。 <根岸>と仲のいい芸者<力丸>がやくざの<千蔵>の相手をしているときに、同じやくざの<岩吉>が殺される場面をみてしまいます。宿場町内藤新宿では、やくざの抗争がはげしく、その関連かと...