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投稿日 2016-06-22 21:22
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
あまり恋愛小説は読まないのですが、入院中ということで読んでみました。 大学2年生の繊細な美男子<鮎太郎>は、美人で活気あふれる3人の姉がいます。 女性たちは、彼に恋をするのですが、<鮎太郎>は、年上の女性に包丁で刺されたり、貢がされたりと災難が降りかかります。 彼を慕い続ける同級生の女の子の素振りに...
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投稿日 2016-06-20 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の作品は、 『八朔の雪』 ではじまり、第10巻目の 『天の梯』 で終わる「みおつくし料理帖」シリーズが秀逸でした。 今回、シリーズ以前の作品『銀二貫』です。 大坂天満の寒天問屋の和助は、集金の道中。仇討の場面に出会い、「銀二貫」で、父を殺された鶴之輔を救い出します。鶴之輔は松吉と名を改め商人の厳...
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投稿日 2016-06-12 14:12
日常のつぶやき~この庭と草木
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moon
義理の従甥(従兄の息子)兄弟に赤ちゃんが生まれたので、 それぞれに絵本を贈りました。 赤ちゃんが生まれたら、必ず送る定番の二冊。 今回『かおかおどんなかお』が『じゃあじやあびりびり』と同じ小さなサイズに変わっていました。 赤ちゃんが舐めても破れない丈夫な本に変わっています。...
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投稿日 2016-06-03 21:03
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
7年前の19歳のとき、武家の二男から<十三や六兵衛>の元で櫛職人として修業している<新次郎>の長屋に、許婚の御所院番頭組<神谷中左衛門>の娘<里尾>が住まいだしたころ、長屋の井戸から近衛家と将軍家の家紋が入った「鏡箱」が見つかるところから物語は始まります。 時代背景は殿中において<浅野内匠頭>が<吉...
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投稿日 2016-05-31 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
アメリカ系銀行や証券会社での経験を生かし、著者の作品は経済関係の多くの作品があり、 『財務省の階段』 以来、久しぶりに「商人(あきんど)」を主人公に据えた本書『舶来屋』(2012年2月刊行)を読んでみました。 著者には出身地・滋賀県の<湖東焼>を扱った『藍色のベンチャー(のちに『あきんど 絹屋半兵衛...
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投稿日 2016-05-30 15:00
日常のつぶやき~この庭と草木
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moon
2000円以下だと送料がかかるので、そうだ!!ぬり絵でもと検索したら、この本が出てきました。 注文した後に、二十四節気もあったことを知り、少し残念に思いましたが。 届いて一枚ぬってみました。 かなり無心になって、楽しめます。 よいお買い物でした。 箱庭作りをしたいと思っていましたが、 セラピストと一...
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投稿日 2016-05-29 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
最近の著者は、女性刑事が活躍する <ジウ>シリーズ (Ⅰ) ・ (Ⅱ) ・ (Ⅲ) などをはじめ、テレビドラマや映画にもなりました 『ストロベリーナイト』 を第一作目とする<姫川玲子>シリーズなど刑事物が人気ですが、本来は伝記小説や ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した 『アクセス』 などのホラー物...
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投稿日 2016-05-27 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ここ3年ぐらいになるでしょうか、書評などで「イヤミス」(後味の悪い、嫌なミステリー)という言葉が使われ、<湊かなえ> ・ <沼田まほかる> ・ <明野照葉> ・ <真梨幸子> 等の著者名が思いだされます。 本書は2012年12月刊行と少し古いのですが、『ゴンベン』というタイトルに興味がわき手が伸びま...
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投稿日 2016-05-25 21:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
イングランド北東110キロ離れたシェトランド諸島を舞台とするのは、<アン・クリーブス>の 『大鴉の啼く冬』 がありましたが、まさに島に伝わる伝説を生かした構成でした。 夫<ダンカン>と共にシェットランドに越してきた産科医の<トーラ>は、亡くなった愛馬を埋めようと庭を掘り出しますが、そこで出産間もなく...
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投稿日 2016-05-22 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ニューヨークのイースト・ヴィレッジに立つ築106年のアパートには、エレベーターがありません。画家の<アレックス>78歳と元国語教師の妻<ルース>77歳は、45年間、5階の眺めのいい部屋に住んでいました。 子供が無く、ミニチュア・ダックスフントの愛犬<ドロシー>12歳と穏やかな日々を送っていましたが、...