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投稿日 2016-07-16 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<新古着屋総兵衛>シリーズも、前作の 『たそがれ歌麿』 に次ぐ、十巻目が本書です。 このシリーズもどこまで巻を伸ばすのか、気になるところですが、本巻も総兵衛の身の回りに次々と新しい展開が繰り広げられます。 深浦の舟隠しを監視していたおこもの<忠吉>から、松前藩とイギリス海軍測量船がちょうさをし...
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投稿日 2016-07-14 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
お笑いのせかいだけでなく、今や映画監督としての知名度の高い著者ですが、毒舌家としても一流だと思います。 芸人としての日常は、弟子である<水道橋博士>が、取り蒔きの弟子たちを含め 『芸人春秋』 に詳しく描かれています。 一般人が打言えばヒンシュクを買いそうなことを、自由気ままに一刀両断に切り捨てて持論...
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投稿日 2016-07-12 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
l転校生の<修司>は、風変わりな司書<馬渡>に、奇妙な「霊感検定試験」を受けさせられ、三級の認定を受けます。バイト代が必要な<修司>は、<馬渡>の高額なバイト代に魅かれ霊感に関する事件にかかわるようになっていきます。 霊感のある高校生を中心として成仏できない女子高生たちを救おうと、彼らの活躍を中心に...
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投稿日 2016-07-10 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
拿捕した船が、大阪本願寺で籠城している一向宗の仲間に兵糧を届けることだと知った<景>は、陸の戦というものに興味をもち、<織田信長>軍と、泉州淡輪の海賊<七五三兵衛>たちを中心としての攻め合いに首を突っ込んでいきます。 この第二巻は、全篇戦の描写でしめられており、迫力ある戦場状況に圧倒されました。...
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投稿日 2016-07-08 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者のさくひんとしては、『忍びの国』 ・ 『のぼうの城』 など、読みやすい文体で楽しめましたので、今回も本屋大賞第1位ということで読んでみました。 瀬戸内海の島々を治め、大きな勢力を誇示する<村上武吉>の娘<景>を、主人公に据え、彼女は、男勝りで海賊働きに明け暮れ、地元では嫁のもらいてがありません。...
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投稿日 2016-06-28 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
17歳のデビュー作『インストール』(2001年11月)で文藝賞、『蹴りたい背中』(2003年8月)で第130回下半期の芥川賞、『かわいそうだね?』(2011年10月)で三島由紀夫賞と輝かしい経歴の著者ですが、寡作なため最近は、作品を目にする機会が少なく感じていました。 本書は、表題作を含む4篇の短篇...
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投稿日 2016-06-27 22:00
日常のつぶやき~この庭と草木
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moon
毎週彼女の「今週の空模様」に勇気をもらっています。 悪いことが記載されていない・・・前向きなアドバイスがそこにはあります。 空模様ではない本を図書館にリクエストしました。 本は買って読む派でしたが、終活に入り、本は買わずに図書館で借りて読む派に転じました。 文化の香らない市の図書館に蔵書はなく、購入...
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投稿日 2016-06-26 21:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
たぐいまれな推理力を持つ<音野順>の才能を生かすために、友人であり、推理作家の<白瀬白夜>は、自分の仕事場であるマンションの一部屋で、探偵事務所を開設します。 しかし<音野>は、表舞台に出たがらない気弱な性格の持ち主です。 依頼人から事件があれば、なだめすかしながら現場に連れて行き、見事な推理で、事...
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投稿日 2016-06-24 21:24
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
建物自体に仕掛けを持つミステリーは、多々ありますが、本書も瀬戸内海の孤島に建築された天才建築家の自邸を舞台としています。 建築家<十文字和臣が、自邸にて転落死して半年がたち、事件の真相を求める未亡人の意向で再び自邸に関係者が集められたときに新たな殺人事件が発生します。 自邸に滞在していた、女探偵と若...
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投稿日 2016-06-22 21:22
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
あまり恋愛小説は読まないのですが、入院中ということで読んでみました。 大学2年生の繊細な美男子<鮎太郎>は、美人で活気あふれる3人の姉がいます。 女性たちは、彼に恋をするのですが、<鮎太郎>は、年上の女性に包丁で刺されたり、貢がされたりと災難が降りかかります。 彼を慕い続ける同級生の女の子の素振りに...