深夜の周防町(すおうまち)。 数台の改造2輪を多数の警察官が囲む。 毎年温かくなると出てくる。 時代が経過しても、悪しき伝統は若者に継承される。 彼らは、注目されることをカッコイイと勘違いしている。 北新地で大金をばらまいて、モテていると勘違いしているオヤジと基本的に違いはない。
土曜日も分刻みのスケジュールが深夜まで続いた。 短い睡眠。 それでも日曜はいつものトレーニングコースをを歩く。 ・・・と言っても、半年も来ていないような気がする。 新神戸→布引、市ヶ原。 六甲トラの生息地は、僕の知る個体ではなく、新しいグループが占領していた。 トゥエンティ・クロス→徳川道→摩耶山。 摩耶山→天上寺跡→旧摩耶道→雷声寺。 山のトレーニングは山でしかできない。 3.5時間、筋肉の動きをチェックする。 歩いているのは近所の山ではあるが、僕が歩行をイメージしている場所は、南米エクアドルのチンボラソ(Chimborazo)6,310m。 今のスキルのままならば、この山は僕の命を確実に奪う。
123カ所の点検漏れが明らかになった島根原発(松江市)で31日午前、中国電力は1号機の手動停止作業を始めた。 一昔前ならば、事故に至らない原発での問題は公表されなかった。 ずさんな管理を誉めることはできないが、色々な情報があからさまになる事は歓迎すべきだ。 しかし、原子力の運用はこんないい加減なことでは困る。 事故への懸念はもちろんだが、日本の温暖化ガス排出量への影響が大きすぎるからだ。 日本のCO2発生総量の約50%を占めるのが、火力発電と大規模工場からの排出だ。 原子力を止めても電力需要を止めることはできない。 この不足分は、火力発電で補うことになる。 新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発が運転を停止したが、その電力不足分を火力発電で補ったために、07年の東京電力のCO2排出量は37%増になったことは、あまり知られていない。 東電の37%は国としての排出量へのインパクトが大きすぎる。 日本の温暖化ガス削減のビッグ・キーワードは、「原子力の稼働率」であることは間違いない。 稼働率確保のためには、正しい点検と正しい運転が必要だ。 原子力発電所の管理体制は、国を挙げて再確認すべきだ。
2020年までに1990年比での温暖化ガスを25%削減しようという鳩山内閣だが、肝心の環境省と経済産業省では試算内容が違い、政府としての実現化の方針は見えていない。 環境省: 太陽光発電の発電量25〜35倍 風力発電の発電量10倍 電気自動車などエコカー新車販売250万台 自助努力重視、国民企業負担増 経済産業省: 太陽光発電の発電量20倍 風力発電の発電量5倍 電気自動車などエコカー新車販売200万台 海外からの排出権取引に依存大(税金負担増) どちらの案もばかばかしい。 太陽光や風力、エコカーなど、クリーンなイメージの象徴的な物を前面に押し出してはいるが、実効性は疑問だ。 温暖化ガスの排出量を25%削減するということは、明確に石炭石油などの化石燃料の消費量を25%削減するということだ。 海外からの排出権取引を計算しないならば、それ以外の方法は無い。 化石燃料の総量規制が始まれば、省エネ技術は勝手に進化する。 核燃料の再生利用や、高レベル核廃棄物の最終処分に関する議論も深まる。 自然エネルギーの数値に関しても、100%稼働時の定格電力の数値で惑わされることのない、実発電量で語られる時が来る。 そこでやっと、エコという言葉が何者かが見えてくるのだ。 写真はインドヒマラヤ、タンディ(2,750m)の給油所
僕の日経新聞は紙ではない。 WEB上で購入している(今は無料期間だったかな?) 僕のPCはデュアル・モニターだ。 まず、左側のモニターで紙面を確認、気になる記事をダブルクリックすると拡大表示される。 拡大された画面から、WEB表示を選択すると、右画面にWEB版の記事が表示されるという仕組みだ。 見やすいうえに、数値データなどの保存も楽にできる。 無駄な紙や無駄な広告は入って来ない。 そもそも新聞が紙である意味がわからん。 この流れ、止まりません!