神戸：ファルコンの散歩メモ

１７日、鹿児島高牧ＣＣ（６４５６ヤード・パー７２にて女子ゴルフ「Vポイント×ENEOS」（賞金総額１億円・優勝賞金１８００万円）最終日が、悪天候のため、インコースの９ホールのみのプレーで４５ホールで争われました。セカンドカットも行われ、３８位タイまでの５０人が予選通過も、２８位タイまでの３７人が最終ラウンドを争いました。

 

２０１７、２０１９年賞金女王の＜鈴木愛＞（２９・セールスフォース）が１０アンダー「１７０（６８・６９・３）」で並んだ＜小祝さくら＞（２５・ニトリ）とのプレーオフを制して２週連続優勝で、節目の通算２０勝目を挙げています。トータル９アンダー「１７１」の３位に＜申ジエ＞（韓国）、トータル７アンダー「１７３」の４位には＜柏原明日架＞が続いています。

 

首位タイから出た＜鈴木愛＞は１０番でボギーと最悪のスタートとなりましたが、すぐに１２番パー３でバーディーを奪うと、１３番パー５では約８メートルをねじ込み、１４番パー４では約４メートルを沈め、３連続バーディー。１５番でボギーも１６、１７番で連続バーディーを奪っています。優勝争いは１０アンダーで並んだ＜小祝さくら＞とのプレーオフへ。激しい雨の中、２回目のプレーオフで約２メートルのパーパットをねじ込み、＜小祝さくら＞はパーを逃して決着がつきました。

 

前週明治安田レディスでは４日間首位を譲らず、初の完全優勝で通算１９勝目を挙げています。翌週の今大会も２日目から首位で、最終日は前週と同じく＜小祝さくら＞との競り合いを制しています。

１０日、中国・鑑湖ブルーベイＧＣ（６６７５ヤード・パー７２）にて米女子ゴルフツアー「ブルーベイLPGA」最終日が行われました。

 

＜ベーリー・ターディー＞（２７・米国）が「６５」で回り、通算１９アンダー「２６９」まで伸ばし、ツアー参戦２年目で初優勝を飾っています。２位は通算１５アンダー「２７３」の＜サラ・シュメルツェル＞（３１・米国）でした。

 

９位タイから出た兵庫県神戸市出身の＜古江彩佳＞（２３・富士通）は７バーディー、ボギーなしの「６５」をマークし、通算１４アンダー「２７４」で、今季最高の３位で競技を終えています。

 

＜西郷真央＞（２2・島津製作所）は３アンダー「６９」で通算８アンダー「２８０」で１２位。

＜西村優菜（２３・スターツ）は５アンダー「６７」で通算６アンダー「２８２」で２１位でした。

 

＜リディア・コ＞（ニュージーランド）、＜ミンジー・リー＞（豪）は通算１３アンダー「２７５」で4位タイ、＜セリーヌ・ブティエ＞（仏）は通算８アンダー「２８０」で１２位タイ、現世界ランキング４位で地元中国の＜イン・ルオニン＞は通算５オーバー「２９３」で単独５９位で大会を終えています。

９日、中国鑑湖ブルーベイＧＣ（６６７５ヤード・パー７２）にて米女子ツアー「ブルーベイLPGA」3日目が行われました。

 

米国女子ツアー春のアジアシリーズ最終戦は、3人が決勝ラウンドに進んだ日本勢では、兵庫県神戸市出身の＜古江彩佳＞（２３・富士通）が５バーディ・３ボギーのラウンドでトータル７アンダー「２０９（６９・７０・７０）」の９位タイにつけています。

 

３番でバーディが先行するも、その後はボギーとバーディを繰り返す内容でした。１３番、１４番で連続バーディを奪い、なんとかアンダーパーにまとめています。

 

＜西郷真央＞は５バーディ・２ボギー・１ダブルボギーの「７１」と一つ伸ばすにとどまり、トータル５アンダー「２１１（７０・７０・７１）」の１２位タイで最終日に進みます。

＜西村優菜＞は４バーディ・１ボギー・２ダブルボギーの「７３」と一つ落とし、トータル１アンダー「２１５（７２・７０・７３）」の３５位タイでした。

 

トータル１２アンダー「２０４」の首位タイに＜リディア・コ＞（ニュージーランド）、＜ベイリー・ターディー＞、＜サラ・シュメルツェル＞（ともに米国）の３人が並び、地元の＜リュウ・ルイシン＞（中国）が２打差「２０６（６６・７１・６９）」で続いています。

８日、中国・海南島、ブルーベイＧＣ（６６７５ヤード・パー７２）にて米女子ゴルフツアー「ブルーベイLPGA」〈賞金総額２２０万ドル（約３億３０００万円）優勝３３万ドル（約４９５０万円）〉第２日が行われました。

 

４打差１３位タイから出た兵庫県神戸市出身の＜古江彩佳＞（２３・富士通）が５バーディ、３ボギーの「７０」で回り、通算５アンダー「１３９（６９・７０）」、首位の＜アン・ナリン＞（韓国）の「１３５（７０・６５）」から４打差の１０位タイで終えています。

 

前週国内ツアー開幕戦「ダイキン・オーキッド・レディース」で最後まで優勝争いして２位に入った＜西郷真央＞（２２・島津製作所）は４アンダー「１４０（７０・７０）」の１４位、＜西村優菜＞（２３・スターツ）は２アンダー「１４２（７２・７０）」の２０位タイでした。

 

＜稲見萌寧＞（２４・Rakuten）は３オーバー「１４５（７２・７５）」の６７位、＜渋野日向子＞（２５・サントリー）は「８０」をたたき、１３オーバー「１５７（７７・８０）」の１０１位で予選落ちしています。

7日、　中国・鑑湖ブルーベイＧＣ（６６７５ヤード・パー７２）にて、アジアシリーズ第３戦「ブルーベイＬＰＧＡ」〈賞金総額：２２０万ドル（約３億２３００万円）〉第１日が、１０７選手の参加で行われました。

 

今季好調の兵庫県神戸市出身の＜古江彩佳＞（２３・富士通）が、７バーディ・２ボギー・１ダブルボギーの「６９」で終え、日本勢トップの３アンダー・１３位タイ（７名）発進としています。

 

＜西郷真央＞は後半に５バーディを奪い、２アンダー「７０」の２０位タイ発進。＜西村優菜＞と＜稲見萌寧＞はともにイーブンパー「７２」で４４位タイでした。

今季２戦目の＜渋野日向子＞は３バーディ・６ボギー・１ダブルボギーの「７７」と振るわず。５オーバーで９９位タイと大きく出遅れています。

 

７アンダー「６５」の単独首位に＜ミンジー・リー＞（オーストラリア）。６アンダー「６６」の２位タイには＜サラ・シュメルツェル＞（米国）、＜リュウ・ルイシン＞、＜ワン・シンイン＞（ともに中国）が続いています。

３日、シンガポール・セントーサＧＣ（６７７５ヤード・パー７２）にて、米女子ゴルフツアー「HSBC女子世界選手権」〈賞金総額１８０万ドル（約２億７０００万円）優勝２７万ドル（約４０５０万円）〉最終日が行われました。

 

兵庫県神戸市出身の＜古江彩佳＞（２３・富士通）が約１年８カ月ぶりとなる米ツアー２勝目を飾ることはできませんでした。２位に２打差をつけた単独首位からスタート。前半は９ホール全てパーと耐える展開が続き、トップに４人が並ぶ展開となり、１バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの「７５」と伸ばせず、逆転を許してしまいます。最後は通算７アンダー「２８１（７１・６７・６８・７５）」の８位に終わりました。

 

＜ハナ・グリーン＞（オーストラリア）が１３アンダー「２７５（７４・６７・６７・６７）」で逆転優勝を飾っています。２位に１打差の＜セリーヌ・.ブティエ＞、３位に９アンダー「２７９」で＜西村優菜＞（２３・スターツ）と＜畑岡奈紗＞（２５・アビームコンサルティング）の二人が並んでいます。

 

次戦はアジアシリーズ最後となる「ブルー・ベイLPGA」（７日開幕、中国）が行われます。

２日、シンガポール・セントーサＧＣ（６７７５ヤード・パー７２）にて米女子ゴルフツアー「HSBC女子世界選手権」〈賞金総額１８０万ドル（約２億７０００万円）優勝２７万ドル（約４０５０万円）〉第３日が行われました。

 

兵庫県神戸市出身の＜古江彩佳＞（２３・富士通）が首位と１打差２位から出た第３ラウンドは５バーディー、１ボギーの「６８」で回り、通算１０アンダー「２０６（７１・６７・６８）」と２位の＜ハナ：グリーン＞に２打差をつけて単独首位に立ち、米ツアー２勝目に王手をかけています。

 

スタートの１番から連続バーディーを奪い勢いに乗りました。前半はかわいた硬いグリーンでしたが、的確なショットの距離感で５、７番でもバーディーを挙げています。後半の１２番パー４で、この日初のボギーをたたきましたが、続く１３番パー５できっちりとバーディーとしています。１６番パー５では激しいスコールに見舞われましたが、冷静でパーをキープしています。

 

今季はここまで５戦中４位が３回と好調を維持しています。２位に２打差をつけて単独首位で迎える最終日、２０２２年７月のスコットランド女子オープン以来の米ツアー２勝目を狙います。

24日、タイのサイアム・カントリークラブ・オールドコース（6576ヤード、パー72）にて米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」３日目が７１選手で行われました。

日本勢でこの日上位につけたのは兵庫県神戸市出身の＜古江彩佳＞です。前日首位と２打差の７位タイにつけていましがこの日も好調を維持し、３バーディ１ボギーの「７０」で回り、１０アンダー「２０６（６７・６９・７０）」で１１位タイ。この日「６８」のスコアで回った＜笹生優花＞も10アンダー「２０６（６９・６９・６８）」で並んでいます。

 

また、猛チャージを見せたのが＜原英莉花＞でした。６バーディ、１ボギーで回り、9アンダー「２０７（６８・７２・６７）」で１５位タイに浮上し、＜岩井千怜＞「２０７（７０・６７・７０）」も１５位タイ並んでいます。

 

＜畑岡奈紗＞は、この日「７０」で回り６アンダー「２１０（６９・７１・７０）」で３４位タイでした。

 

なお、前日「６６」の猛チャージを見せた＜渋野日向子＞は「７６」とスコアを落とし、2アンダー「２１４（７２・６６・７６）」で６１位タイとなっています。

 

首位は＜パティ・タバタトキナ＞（タイ）で１６アンダー「２００（６７・６７・６６）」、２位は＜マデリーン・ザグストロム＞（スウェーデン）が、１３アンダー「２０３（６７・６７・６９）」、３位は＜チェ・ヘジン＞（韓国）が、１２アンダー「２０４（６７・６７・６５）」となっています。

２３日、米女子プロゴルフツアー「ホンダＬＰＧＡタイランド」がタイ・サイアムＣＣ（６５７６ヤード、パー７２）第２日が行われました。

 

日本勢は８人が出場し、首位と３打差の３位から出た兵庫県神戸市出身の＜古江彩佳＞（富士通）は「６９」で回り、通算８アンダー「１３６（６７・６９）」で７位に後退。首位とは２打差となっています。

 

＜岩井千怜＞（ホンダ）が「６７」で７アンダー「１３７（７０・６７）」の１０位に浮上しています。今季初戦の＜渋野日向子＞（サントリー）は５１位から出て「６６」をマークし、「６９」の＜笹生優花＞（フリー）と並んで６アンダー「１３８」の１７位に浮上しました。＜畑岡奈紗＞（アビームコンサルティング）は「７１」で回り、「７２」の＜原英莉花＞（ＮＩＰＰＯＮ　ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス）と並び４アンダー「１４０」の３０位となっています。

 

「７０」の＜西村優菜＞（スターツ）が２アンダー「１４２（７２・７０）」で５１位のまま。＜岩井明愛＞（ホンダ）は「７４」と落として、１オーバー「１４５（７１・７４）」の６６位でした。

 

＜マデレーン・サグストロム＞（スウェーデン）、＜パティ・タバタナキット＞（タイ）、＜金セヨン＞（韓国）の３人が１０アンダーで首位に並んでいます。今大会は４日間、予選落ちなしで争われています。

「ホンダＬＰＧＡタイランド」は、今月２９日開幕のＨＳＢＣ女子世界選手権（シンガポール）、３月のブルーベイＬＰＧＡ（中国）と続くアジアシリーズの初戦で、タイ南部チョンブリのサイアムＣＣパタヤオールドコース（６５７６ヤード・パー７２）で２２日から４日間開かれます。賞金総額は１７０万ドル（約２億５５００万円）、優勝賞金は２５万５０００ドル（約３８００万円）です。

 

 

韓国からは＜高真栄＞をはじめ、世界ランキング９位の＜金孝周（キム・ヒョジュ）＞、１５位の＜梁熙英（ヤン・ヒヨン、エイミー・ヤン）＞ほかが出場します。＜梁熙英＞は２００６年から始まりました同大会の最多優勝者で、２０１５年、２０１７年、２０１９年に優勝しています。