巷はクリスマスソングが流れ、師走の慌ただしさに追われている日本の23日は天皇誕生日で祝日でした。
象徴天皇としてのお言葉を聞くにつれ、ご本人の意思を尊重して差し上げ、政府はもっと早い対応ができないのか? 国民の声を聞く報道がマスコミから聞こえないのか不思議に感じます。
皇室典範など法律も大切ですが、法律を実際に動かすのは人。その法律というものを作成する根本は、人としての心。普通の人なら80歳の高齢ならば、仕事の一線からは距離を置き、家族との時間や自分の趣味で人生を謳歌されていいはず。十分に報われるほどそれまでの人生を頑張って来られたでしょう。
それは、天皇皇后陛下でも同じ人間としては同じ。それをご本人から言われるまで気づかない、宮内庁や政府。そして、我々国民の意識、尊敬、慈悲などの心の問題ではないかと感じました。
戦後の教育で、天皇制に触れることへの見えないプレッシャーというか空気が、日本人には一般的にあるのではないかと思います。でもそれでいいのでしょうか?今年一年の激務の日程や国や国民を想われる両陛下の行動からもクリスマスソングに浮かれずに真摯に向き合うのが、象徴として天皇を仰ぐのであれば、国民ひとり、ひとりの役目ではないかと思います。
有識者会議だとか通常国会で審議だとか・・・
自分の親だったらどうするか?もっと前にご苦労様と労い、ゆっくりと余生を楽しんでもらえるような計らいをするでしょう。一番近いところにいる宮内庁というのは何のため?
在米ですが、海外宗教行事を商業化したイベントに浮かれるのもいいけれども、自分の国の足下を見ることも忘れたくないと思った記者会見の記事でした。
参考記事
天皇陛下記者会見
The Japanese Emperor press conference on his birthday
お金は握るものではなく、右手から左手に触って回すもの
ass(ばか)ではないので悪しからず(笑)
IT業界では、SaaS=Software as a Serviceに代表されるようにソフトウエアパッケージを売る時代から、使ってもらった分だけ課金する時代になっています。
「マイカー所有」時代の終焉の記事を読んで、自動車業界もAaaS = Automobile as a Serviceの時代かと感じました。つまり、車を売ることでなく、使ってもらって課金する時代。それこそ、すでにBMWがここシアトルでやっているReachNowビジネスです。
参考ブログ記事:
http://jp.bloguru.com/enlinxpartnersblog/272600/iot-smarthome
http://jp.bloguru.com/enlinxpartnersblog/268527/reachnow-by-bmw
これからMarketing Buzz Wordで何ちゃらaaSという言葉が流行るかもしれませんね。
ところで所有するのではなく、使ってこそ価値が出る代表は?
「お金」!
貯めて自分の物にする=所有では価値はない。
お金は、使ってこそ初めて価値が出る。
正しい賢い使い方をそこでは求められます。
$1が$100の価値にもなるということです。逆も真なり。
これからの若い世代のビジネスチャンスは aaSかも?
そして、我々の世代が率先してその価値を具体的に見せる責任があるのではないかと思います。
トランプ次期大統領が、ITビジネス業界の重鎮を招集して意見交換(Tech Summit)報道でNHKは、シリコンバレーと言いながらアップル、アマゾン、マイクロソフトのCEOを紹介していましたが、後者2社ともシアトルが本社ですね。
今週、目に止まった地元記事を掲載してみます。先月16日にはアマゾン本社の建設風景をレポートしましたが、今日は、Googleや日本人起業の活躍含めて。
UIEvolutionがSurround社を買収し、Xevo社に社名変更
UIEといえば、私が住んでいるここカークランド市に拠点をおく、中島さんが起こした会社。
CISCOのクラウドビジネス方向転換
Cloud Computing Platformを提供できる会社がComputeNext社がここレッドモンド市にあります。
Googleがさらにシアトルに大移動
すでにカークランド市のキャンパスを今年の夏に倍に拡大したばかりですが、今度はシアトル市街の北の端にあたるユニオン湖の湖畔に大進出。
ユニオン湖周辺再開発
そのユニオン湖南は、元マイクロソフト起業の一人でもあるポール・アレンの会社バルカンベンチャーが10年以上も開発してきたプロジェクト。IT関連だけでなく、医療関連起業も集結中。
上記、クリックしていただくと地元の記事に飛びます。
企業進出がシアトル同様に続き建設ラッシュのベルビュー市
シアトル市のベットタウンでもあるベルビュー市は、大阪の八尾市と姉妹都市です。
ホワイトハウスがここベルビュー市をスマートシテイのモデル都市となる指定をしました。実際の開発にはCH2M社が関わることになるようです。
IoTとかクリーンエネルギーとか言葉だけが踊って流行語のようになっている日本を感じますが、米国では、政府、地方自治体、私企業がタグを組んでこうした動きが具体化しています。
クリーンエネルギー効率向上の技術が北欧やEUで実証もされてきています。
IoTというInternet技術を実現するT(ハードウエア)こそ、日本の起死回生の大きなチャンスと個人的には捉えているのですが、それを繋げるOFになるためにはCloud Computing PlatformとHardware Platformを繋ぐという技術製品のソリューションとこうした行政と私企業のOFでの面取りというビジネスモデルの提唱もなくてはならないものだと思います。
さて、温めてきたあるビジネスのコラボレーションでこうした分野を立ち上げたいというワクワク感もあることは確かです。
関連記事
① http://www.ci.bellevue.wa.us/12568.htm
② https://www.ch2m.com/newsroom/news/city-bellevue-selected-white-house-smart-cities-program-develop-innovative-digital
③ http://425business.com/bellevue-smart-cities-project/
本当にいいの?こんな一斉早帰り日作って?
どこに行っても混雑。どこも高いと不満の声の大合唱が目に見えている。
プレミアムフライデーのニュースで愕然!
米国から観ると、日本のビジネスパーソンはいつ働くのか?と感じざるを得ません。ちなみに祝日を日米で比較すると下記の通り。米国の祝日の( )は政府系組織や学校は休みになりますが、一般企業は就業する会社が多いと思います。
米国の祝日 日本の祝日(2017年)
1月 1日 正月 1日 正月
(第3月曜日 キング牧師生誕日) 2日 振替休日
9日 成人の日
2月 (第3月曜日 大統領の日) 11日 建国記念日
3月 20日 春分の日
4月 29日 昭和の日
5月 最終月曜日 メモリアル・デー 3日 憲法記念日
4日 みどりの日
5日 子供の日
6月
7月 4日 建国記念日 17日 海の日
8月 11日 山の日
9月 第1月曜日 勤労感謝の日 18日 敬老の日
23日 秋分の日
10月 (第2月曜日コロンバス記念日) 9日 体育の日
11月 (11日退役軍人の日) 3日 文化の日
第4木曜日 感謝祭 23日 勤労感謝の日
12月 25日クリスマス 23日 天皇誕生日
数えると一般的に米企業が休みになる祝日が年間6日。一方、日本は17日。それに日本は年末年始とお盆休みの一斉休業を3日として足すと年間20日。すでに祝日だけで米国より年間2週間も休んでいることになります。
米企業の有給休暇を年間5日程度からスタートとすると、有給を足しても日本の祝日の数に米新人社員の年間休暇日は足りません。
一斉休日が増える=労働時間の不足=残業が増える=毎日疲れている+企業の人件費圧迫!
日本には、個人の自由選択の有給休暇日数は、欧米並みには不要ではないかと感じるほどです。ますます個人選択の有給休暇が取りづらくなるのではないでしょうか?
自分の人生を豊かにするために働いているのなら休暇は、自分で選ばずにどうするのか?国や会社に与えられて一斉に休み、混雑作ってどうするのでしょうか?
プレミアム・フライデーなんていう案が出ること自体、異常だと感じるのは私だけでしょうか?
おかしいぞ日本!
店舗がAmazon Goだとしたら、それを埋めるのがAmazon DashやAmazon Fresh。
それを裏で動かしているのが、倉庫のロボティックス。
面から裏まで自動化が進んでいるアマゾン。あれだけ売上があっても利益を出していない。それは利益を次の新規ビジネスに投資しているから。どんどんと他社との差を開けているアマゾンかもしれません。
そして、オンライン注文を楽しむことをアマゾン エコーで補っていますね。ロボティックスに人間臭さが介在してくることも時間の問題かも。
アマゾンがまたやってくれました。
スーパーの将来像。もうレジに並ぶ必要もなし=レジ係もいらない。
IoTソリューションの一種かと思います。
人口減少=労働力減少=国力低下と日本でニュースを観たり、評論家でそうした危機感を煽る人がいますが、果たしてそうでしょうか?
ロボティックスというのは、何も鉄腕アトムというかSoftBankのペッパーのように人間のような形をしている必要はありません。経理で使っているエクセルや銀行通帳のダウンロードから自動仕訳やこのAmazon Goのような自動化もロボティックスの具現化だと思います。
IT化は、何もコンピュータ産業だけではなく、こうしたOLD ECONOMYへの波及が一番期待されていると思います。何を隠そう、AMAZONのビジネスは2000年近く前からある運送業に他なりません。
建築、農業始め、自分たちには関係ないと対岸の火事のようにボーとして忘れて、心をしっかり留めてビジネスに望まないと「忘」れるから「心」がなくなると「亡」びることになりかねませんからご用心!
という言葉はいつも聞くことがですが、自分が健康な時にはその有難さを忘れていますね。先々週、初めて手術を体験し、回復・リハビリ中としても実感しています。
今日、大学の先輩にお礼のメールを出したところクモ膜下出血で入院中と知って驚きました。町医者には風邪と診断されて一週間も自宅療養されていたようです。最初の24時間で治療されていれば・・・と悔やまれますが、ご本人とはLINEでコミュニケーションでき、回復には向かわれているようで少し安心。
しかし、この1−2年。同様に脳梗塞になられた親しい方が、後お二人もいらっしゃいます。お二人とも不死鳥のごとく復活されていますが、前のようにはいかないのは残念です。
ないものねだりをする前に、あるものの有難さを感謝しないといけないと感じた朝です。
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