Vol535 相手を変えたければ自分を変える

Vol535 相手を変えたけれ...
【今日のGood&New】
最後まで相手の話を聴くことができた。


ご訪問ありがとうございます。

スポーツコミュニケーションアドバイザー
夢実現サポートコーチ 村井大輔です。

元北海道日本ハムファイターズ 白井一幸さんの本
「神 コーチング」
すべての上司に伝えたい 人が育つ言葉

読み終えたので、少しまとめてみました。

プロ野球の選手として、二軍監督として、一軍のヘッドーコーチとして活躍された白井さんが、コーチングアプローチを活用して、どのように人を育ててきたのかがわかる内容。
スポーツコーチだけでなく、職場でのコミュニケーションをわかりやすく書かれていました。

要素は2つ
➀「育つ言葉」➁昭和の古い指導スタイルをどうしても捨てきれない経営者(鬼コーチ)と神コーチの対話

鬼コーチとは、どうしても声を荒げてしまったり、理想と現実の狭間で苦しんでいる上司のイメージ。

鬼コーチはどのようにすれば、職場で円滑なコミュニケーションを手に入れられるのか?

ポイントは3つ
➀傾聴  ➁承認  ③質問
まさにコーチングスキル
一方通行の指導ではなく双方向。

【傾聴のスキル】:自分の聞きたいことではなく、相手の言いたいことを聞く。言葉だけでなく、言葉の裏にある感情まで聞き取る。

社員や選手が何を言いたいのか、どんなことを思っているのかを聞く前に、自分の聞きたいことだけを聴いて、感情的になってしまったりしてしまう。
育成とは、緊急ではないがとても重要なこと。
時間がかかっても、相手の話を聴き、違う意見も受け止め、会話のキャッチボールをする。

おもしろい表現が、ドッチボールでなくキャッチボールをする。
ペーシングということなんだと思いました。


【承認のスキル】:相手の存在を肯定的に認める。それを言葉や行動に表して相手に伝える。

「なんで~」「なぜ~」は相手に責任を向けている。
「なんで、俺が言ったことができないんだ」
ミスをしたあなたが悪い。俺は悪くない。という責任逃れ。

成長を信じて関わり続ける=リーダーシップ

上手く行ったときに褒める=結果を評価しただけ「よくできたね」=Youメッセージ

存在そのものに焦点を当てる=「いつも助けられている」=Iメッセージ


【質問のスキル】:相手の考えを深め、気づきを引き出すためにする。質問で相手の考えを聴くことは、相手に対する尊重でもある。

オープンクエスチョンで相手の考えを引き出し、どんなゴールに到達したいのか?なぜか?どんな価値が生まれるのか?
頑張った先に何があるのかが見えてくると意欲が高まる。
人は「自分に価値がある」と思えた時に頑張れる。

選手や社員自身が「自分の価値」を見つけられるように、相手の話を聴き、存在そのものを認め、質問し考えてもらうことが大切。
それができると、なりたい自分(ゴール)を目指して頑張る意欲が出てくる。

そんな社員や選手を育成することで、チームや組織のパフォーマンスが上がる。

人間の可能性は無限大。できるように、できるところに目を向けて関わり続けることが大切。

相手を変えたければ、自分が変わること。

夢実現サポートコーチ 村井大輔でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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村井大輔
JSCA認定 スポーツコミュニケーションアドバイザー
銀座コーチングスクール認定講師/認定コーチ/認定アセッサー
JADA協会認定 SBT2級コーチ

内容について気になる、お話してみたい、コーチングを受けてみたいなど
お気軽にご連絡ください。
✉:murai.lifecore@gmail.com

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