9月
6日,
2021年
Vol535 相手を変えたければ自分を変える
最後まで相手の話を聴くことができた。
ご訪問ありがとうございます。
スポーツコミュニケーションアドバイザー
夢実現サポートコーチ 村井大輔です。
元北海道日本ハムファイターズ 白井一幸さんの本
「神 コーチング」
すべての上司に伝えたい 人が育つ言葉
読み終えたので、少しまとめてみました。
プロ野球の選手として、二軍監督として、一軍のヘッドーコーチとして活躍された白井さんが、コーチングアプローチを活用して、どのように人を育ててきたのかがわかる内容。
スポーツコーチだけでなく、職場でのコミュニケーションをわかりやすく書かれていました。
要素は2つ
➀「育つ言葉」➁昭和の古い指導スタイルをどうしても捨てきれない経営者(鬼コーチ)と神コーチの対話
鬼コーチとは、どうしても声を荒げてしまったり、理想と現実の狭間で苦しんでいる上司のイメージ。
鬼コーチはどのようにすれば、職場で円滑なコミュニケーションを手に入れられるのか?
ポイントは3つ
➀傾聴 ➁承認 ③質問
まさにコーチングスキル
一方通行の指導ではなく双方向。
【傾聴のスキル】:自分の聞きたいことではなく、相手の言いたいことを聞く。言葉だけでなく、言葉の裏にある感情まで聞き取る。
社員や選手が何を言いたいのか、どんなことを思っているのかを聞く前に、自分の聞きたいことだけを聴いて、感情的になってしまったりしてしまう。
育成とは、緊急ではないがとても重要なこと。
時間がかかっても、相手の話を聴き、違う意見も受け止め、会話のキャッチボールをする。
おもしろい表現が、ドッチボールでなくキャッチボールをする。
ペーシングということなんだと思いました。
【承認のスキル】:相手の存在を肯定的に認める。それを言葉や行動に表して相手に伝える。
「なんで~」「なぜ~」は相手に責任を向けている。
「なんで、俺が言ったことができないんだ」
ミスをしたあなたが悪い。俺は悪くない。という責任逃れ。
成長を信じて関わり続ける=リーダーシップ
上手く行ったときに褒める=結果を評価しただけ「よくできたね」=Youメッセージ
存在そのものに焦点を当てる=「いつも助けられている」=Iメッセージ
【質問のスキル】:相手の考えを深め、気づきを引き出すためにする。質問で相手の考えを聴くことは、相手に対する尊重でもある。
オープンクエスチョンで相手の考えを引き出し、どんなゴールに到達したいのか?なぜか?どんな価値が生まれるのか?
頑張った先に何があるのかが見えてくると意欲が高まる。
人は「自分に価値がある」と思えた時に頑張れる。
選手や社員自身が「自分の価値」を見つけられるように、相手の話を聴き、存在そのものを認め、質問し考えてもらうことが大切。
それができると、なりたい自分(ゴール)を目指して頑張る意欲が出てくる。
そんな社員や選手を育成することで、チームや組織のパフォーマンスが上がる。
人間の可能性は無限大。できるように、できるところに目を向けて関わり続けることが大切。
相手を変えたければ、自分が変わること。
夢実現サポートコーチ 村井大輔でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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村井大輔
JSCA認定 スポーツコミュニケーションアドバイザー
銀座コーチングスクール認定講師/認定コーチ/認定アセッサー
JADA協会認定 SBT2級コーチ
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