マウントアダプター考(ライカM --> フルサイズEマウント)
3月
21日
オールドレンズを最近のデジタルカメラで使おうとするとマウント変換用のアダプターが必要になることがあります。
もともとはミノルタ党なのでROKKORレンズ資産があったしデジカメでオールドレンズが使えることを知り程度の良いROKKORレンズの中古をオークションで集めてきました。
また、現在はオールドレンズを使うカメラのマウントがユニバーサルマウントと言われるライカMタイプなのでライカマウントのレンズも何本か新品を含め買いました。
しかし、現在の母艦のデジタルカメラは撮像子がAPS-Cでレンズ本来の画角(焦点距離)では使えず満足できませんでした。
悶々としているうちに、SONYがEマウントのミラーレスカメラでフルサイズ(35mm)の撮像子を持ったカメラを発売したので興味を持って観察してきましたが物欲は止まらず昨日何時ものカメラ店へ行ったついでについに注文してしまいました。
SONY α7シリーズ最新モデルα7II(ILCE-7M2)です。ボディのみです。そして、オールドレンズを使うため基本としてきたライカMマウントを使えるようにマウント変換アダプターも同時に注文しました。
今回のニーズに合うマウントアダプターは数社から発売されていますが本命は日本メーカーCOSINA(コシナ)が作っているフォクトレンダー VM-E Close Focus Adapterです。
日本製だけあって作りや精度がよく評価の良いマウントアダプターですが高価です。
最近、恐らくこの商品を強く意識したと思いますが各種マウントアダプターを販売している焦点工房が自社ブランドでヘリコイド付き LM-SE MACROを発売しました。しかし、こちらの商品は恐らく日本製ではありません。作りは良さそうでヘリコイド量も6mmとこの種のアダプターでは最大で魅力的な商品ですが発売されて間が無いのでネット上にも情報が少なく評価できないのが残念でした。
マウントアダプターは、本命のCOSINA フォクトレンダー VM-E Close Focus Adapterを注文したのですが人気なのか製造数が少ないのか納期未定との事でした。
本体は、2、3週間でゲットできそうですがEマウントレンズは1本も持っていないのでこれでは写真が撮れません。そこで、予備にもう一個Eマウント/ライカMマウント変換アダプターでヘリコイド付を手配しようと考えています。
COSINA フォクトレンダー VM-E Close Focus Adapter以外4種類の候補を上げましたがどれも一長一短で迷っています。
『SHOTEN LM-SE MACRO』
メタリックな感じが好みでヘリコイド量が6mmと一番多いので撮影距離がより短くなるのでレンズの使用範囲が広げられる。
価格もそう高くない。
『Hawk's Factory製ヘリコイド付ライカMアダプター』
こちらは無限遠(∞)を出すための微調整機構があるユニークな商品。ヘリコイド量は5mmと悪くない。
でも価格は高め。
『KIPON LM-NEX/M ライカMマウントレンズ - ソニーNEX/α.Eマウントボディ用』
KIPON製は2個買ったが廉いけど精度がイマイチ(中国製です)。ガタとかが日本製に比べると多いですが使えないわけではありません。
『マクロ ヘリコイド付 ライカ M マウント レンズ → ソニー NEX E マウント』
これは並行輸入品とかで殆ど情報はありませんがライカレンズを譲り受けた方からα7でこれを使って撮っていたと推奨されたので問題は無さそう。
一番廉いのが魅力。
どれにしようかな。もう暫く悩むことにします。