職場の健康サポート、BeWell たなかなおみです。
ある40代の男性社員さんが、面談室に入るなりこう言いました。
「今日、お昼にカツ丼食べちゃいました」
ああ、うん。
別にそれ、罪じゃないです(笑)
でも、本人は少しバツが悪そうで、
「健康の面談ってわかってるのに、なんかすみません」って続けました。
でも、私が注目したのは、その後の一言。
「…いや、ほんとはね、昨日の夜からちょっと気分が落ちてて。
ああいう“わかりやすいもの”食べたら、ちょっと元気出るかなって思ったんです」
はい、出ました。
カツ丼は、立派な“心の栄養”でもあるのです。
「わかりやすいものが、今の自分には必要だったんですね」って返したら、
「おぉ…なんか、正当化された気分です」って笑ってました。
健康って、「何を食べたか」だけじゃなくて、
「どうしてそれを選んだか」も大事。
落ち込んだとき、身体は“元気なフリ”をしようとします。
そこで出てくるのが、味の濃いもの、ドーンとしたメニュー、刺激のあるもの。
でも、それって「だめな選択」じゃなくて、
ちゃんと“自分なりのバランスをとろうとしてるサイン”なんです。
たとえばカツ丼は、
✔︎ 咀嚼が増える(よく噛む)
✔︎ 温かいごはん+味噌汁でほっとする
✔︎ 油で消化にちょっと時間がかかる=満腹感が続く
つまり、「満たしたい」って気持ちが形になっただけ。
だから、責める必要なんてないんです。
むしろ、「今日はこれが必要だったんだな」って、自分で気づけたらもう十分。
健康のために選ぶものも大事だけど、
「自分に優しくできたかどうか」っていう視点も、ちゃんと入れてあげてくださいね◎
カツ丼、正義。
(ただし連続3日、、はご検討ください)
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