930.何するか分からないで仕事するひといる?
9月
23日
病院の看護師だった頃は対象となる人は患者さんで、病室に入るときは
「お加減いかがですか?」
「食事はどのくらい召し上がりましたか?」
産業看護の場面では対象となる方は、仕事をしている人。
休憩所へ入るとき、つい
「お加減いかがですか?」と言ってしまい、、、、
従業員さんたちは顔見合わせ「、、、元気です。」
しばらく何て言って入ればいいのかわからなくて、用事があっても行けなかったです。
「お疲れさまです」でいいのに、看護師さんがかけるべき言葉を探していました。
新しい看護師さんの私に、従業員たちも緊張していましたが、ぎこちなかったのは、ほんのしばらくだけで従業員の方から診療所に来てくれるようになりました。
でも、産業看護って、いったい何から始めればいいのかわからなくて、とりあえず毎日の病室へのラウンド、巡回と同じように、工場に行って何でもいいから話しかけていました。
そうこうしているうちに
私は看護師さんと患者さんではなく
職場の仲間となって関わっていました。
怪我や目にゴミが入ることの多い職場なので、応急処置はしていましたが、ひとり職場で、しかも未経験の産業看護師は自分の仕事を理解するまでに時間がかかりました。
それでも19年。
受け入れてくださり感謝です🙇♀️
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田仲なお美
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