「不正の富で富を作れ」
1月
19日
ホサナキリスト教会・日曜礼拝のメッセージアウトラインです。
「不正の富で富を作れ」
ルカの福音書 16章1~12節
"イエスは弟子たちに対しても、次のように語られた。「ある金持ちに一人の管理人がいた。この管理人が主人の財産を無駄遣いしている、という訴えが主人にあった。
主人は彼を呼んで言った。『おまえについて聞いたこの話は何なのか。会計の報告を出しなさい。もうおまえに、管理を任せておくわけにはいかない。』
管理人は心の中で考えた。『どうしよう。主人は私から管理の仕事を取り上げようとしている。土を掘る力はないし、物乞いをするのは恥ずかしい。
分かった、こうしよう。管理の仕事をやめさせられても、人々が私を家に迎えてくれるようにすればよいのだ。』
そこで彼は、主人の債務者たちを一人ひとり呼んで、最初の人に、『私の主人に、いくら借りがありますか』と言った。
その人は『油百バテ』と答えた。すると彼は、『あなたの証文を受け取り、座ってすぐに五十と書きなさい』と言った。
それから別の人に、『あなたは、いくら借りがありますか』と言うと、その人は『小麦百コル』と答えた。彼は、『あなたの証文を受け取り、八十と書きなさい』と言った。
主人は、不正な管理人が賢く行動したのをほめた。この世の子らは、自分と同じ時代の人々の扱いについては、光の子らよりも賢いのである。
わたしはあなたがたに言います。不正の富で、自分のために友をつくりなさい。そうすれば、富がなくなったとき、彼らがあなたがたを永遠の住まいに迎えてくれます。
最も小さなことに忠実な人は、大きなことにも忠実であり、最も小さなことに不忠実な人は、大きなことにも不忠実です。
ですから、あなたがたが不正の富に忠実でなければ、だれがあなたがたに、まことの富を任せるでしょうか。
また、他人のものに忠実でなければ、だれがあなたがたに、あなたがた自身のものを持たせるでしょうか。"
(1) 聖書は文脈で理解する
❶律法学者とパリサイ人に対して語られた場面(15:1-2)
~3つの例え話、そこには大切なものを失った者が探し出す愛の物語だった
~3つの例え話、そこには大切なものを失った者が探し出す愛の物語だった
❷弟子たちに語られている場面(16:1) ~不正の管理人のようであれ
預けられている権限を最大限に生かすようにと教えている
預けられている権限を最大限に生かすようにと教えている
(2) キーワードを解釈する
①「財産」~放蕩息子の父親は求めに従い財産を分けてやった(15:12)
それは「父(神)から頂いているいのち」「父(神)の子としてのあり方」
ヨハネ福音書ではこれを「永遠の命」としている。
② 管理人が浪費した財産も同様に、神から預かっているいのちを浪費しているとは罪の中を生きている姿を描写。
③ 債務者たちが膨大な負債=神に対して払い切れない罪
油100パテ=4千リットル
小麦100コル=4万リットル
(3) 不正の富で友を作れ
抜け目のない管理人の戦略 ~ 本来債務軽減できる権限は、所有者の主人だけ。
帳簿改ざんするその管理は委ねられている
帳簿改ざんするその管理は委ねられている
負債を免言するとは、罪の赦しを宣言すること
❶債務者たちがやがて永遠の住まいに迎えてくれる~罪赦された彼らが神の国にいることが前提。その時には管理者を喜んで迎え、交わりを楽しむだろう。
❷「小さい事に忠実」~ 与えられているチャンスを生かし、債務のあるもの、罪に苦しむ者たちに赦しの福音をシェアすること。社会的に認められない下層民たち、弱い者たちに「真実」であることだ。
(結論)
"イエスは再び彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします。」
こう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。
あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦されます。赦さずに残すなら、そのまま残ります。」" ヨハネの福音書 20章21~23節
① 私たちは、主から聖霊をいただいて、罪を赦す権威を委ねられている
② 神に仕えるとは、低められ、社会から疎んじられている人を真実に愛することだ
③たとえ自らは不完全な不正な管理人であったとしても、その殻を捨て、自分を突破して、他者の債務減免のために委ねられている機会を生かそう









