「何も思い煩わないで」
8月
3日
ホサナキリスト教会・日曜礼拝のメッセージアウトラインです。
「何も思い煩わないで」
ピリピ人への手紙 4章6~7節
"何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば、すべての理解を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。"
⑴ 思い煩う時 = 神なき世界の現実
①私たちに恐れや不信感、苛立ちはどこからやってくるのか?
~心は波立ち、物事の本質を見失ってしまう時、、、
②自己の願望や思いを遂げようとするところから、摩擦が生じるのではないか?
~最善に至ったその瞬間、事態が変わっているので再び煩わなくてはならない。
⑵ あなたの不安を訴える相手がいる = 神に知らしめよ
①神は全知であるとするキリスト教教義にもかかわらず~あらゆる場合の願いと祈りを動員して訴えよ
②感謝をもって~最終的に最善の結末をあなたにもたらす方がいることを知っているゆえに。
(例)朝目覚めたとき、まず感謝の言葉を口にしよう 「今日の1日は素晴らしい日になる。ありがとう」と。
⑶ あなたは守られている = 神の平安に満たされて
①祈れば、あなたの思いと願いが実現されるとは約束されていない~たとえ実現されたとして、次の瞬間再び思い煩いへのループへと陥る
②神の平安があなたを守る
~それはすべての理解や戦術を凌ぐものである。なぜなら主イエスと結びついた主イエスにある平安であるから。
(結論)
「一寸先は闇」と古の人は言ったが、昨今は政治も経済世界もいよいよ不確実性が増して来ている。
私たち個人の生活にも、思いがけない出来事が幾度も起きていることか。
人類歴史にとり、主イエスにとっても最悪の時であった十字架を前にして「平安」を弟子らに約束されていた。暗黒が勝利へと変わることを知っていたからだ。
"わたしはあなたがたに平安を残します。わたしの平安を与えます。わたしは、世が与えるのと同じようには与えません。あなたがたは心を騒がせてはなりません。ひるんではなりません。
" ヨハネの福音書 14章27節