《 雅羅・/・襍録〝幽霊茸?!〟❖ ’24-146 ❖ 》

ギンリョウソウ(銀竜草) ツツ... ギンリョウソウ(銀竜草) ツツジ科(Ericaceae)
学名:Monotropastrum humile (D.Don) Hara.
別名: ユウレイダケ(幽霊茸)
数年ぶりに観れたギンリョウソウ... 数年ぶりに観れたギンリョウソウ(銀竜草)
今回は、9株確認できた。


《 〝共生してる植物2・銀竜草〟泉の森5/24  5月草花XVIII 》
木陰で湿り気のある林床に白く浮かび上がる風情、幽霊茸の由縁。
光合成を行わない腐生植物。地下に短い地下茎と根がある。
花序は花茎があり、高さ10~20㎝、花の下で直径2~8㎜、
土中の節部分から出て花を1個つける。花は花時に下向き、筒状鐘形。
萼片は1~5個つき、長楕円形、長さ8~20㎜、幅2~11㎜、普通、無毛。
花弁は3~5個付き、普通、長楕円形、長さ10~20㎜、幅5~15㎜。
萼片よりわずかに長く、外面は無毛、内面には毛があり、基部は広袋状。
花盤は対につき長く細く裂片は花弁の基部の袋に向かって子房から突き出る。
*       *       *
以前、定点観察(個人的・泉の森)していた場所が3箇所あったが、
伐採等でギンリョウソウ(銀竜草)が消えてしまった。
そんな中で生き残っている場所(実際には一寸離れた桜の木の根本)がある。
今年も若い茎を見ることができた。
未だ直立する前の姿もあり、よくぞ出現してくれたって嬉しくなった。
樹木と共生する菌類に寄生する腐生植物(正しくは寄生植物)。
これから先も、なんとか生き残って欲しい。
暗い林の中で白色で佇む。初見では異様に映ったがよく見ると綺麗である。

図解と神奈川県内自生地地図。 ... 図解と神奈川県内自生地地図。
神奈川県植物誌より転載。



「令和陸年(皇紀2684年)5月25日、記」


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