《襍・/・画“今日は何の日(1)” ❖’23-06》

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今年は、何もしなかった。画像は、昔のブログのを使った。
《1月11日=鏡開き!!》

松飾りが取れ、正月気分も薄らいで来た。が11日の今日は、正月の風習を感じる日。
お供えしていた鏡餅を下げ、お汁粉や雑煮にして食べる「鏡開き」の日。
伝統的な風習だが、昨今の鏡餅はプラスチック製の型にパックされてたりして!!
便利かも知れないが、ちょっといただけない。神様への捧げ物ではないか、って思うのです。
そして、神様に差し上げた後の餅を下げてありがたく頂く。それが「鏡開き」
古く武家の家では、男子は具足(鎧兜など武具一揃い)に供え「具足開き」と言った由。
また、女性は鏡台に供え鏡餅を下げるこの日に初めて鏡を見るといった慣習もあったと聞く。
これを「初顔祝い」とか「初鏡祝い」と言った由。こうした表現、風情があって良い。
男子は刀の柄から「刃柄(はつか)」、女性は「初顔(はつかお)」から20日に鏡開きが行われていた。
11日になったのは江戸時代、三代将軍徳川家光が4月20日に没し月命日の20日に鏡開きは???
武家の仕事始めにあたる11日に行うようになった。当時の商家や町家の「鏡開き」は色々あった由。
今でも行われてる鏡開きの作法。固くなった鏡餅を如何にするかが、面白い。
武家では「切る」を忌み嫌う。そこで槌で叩いて割るのだが、「割る」も嫌い「開く」とした由。
食べ方としてお汁粉や雑煮にした由来は知らないが、各地では色々な処し方があるらしい。
我が家の中には、神様を祀り仏様(仏壇)も鎮座している。神・仏が、融合・調和している。
鏡開きで思い出すのは、カビが生えた所を削ったり、金槌で砕いたり、子供心でも楽しかった。
鏡餅の丸い形は歴代の天皇が継承する「三種の神器」の一つである青銅の円形の鏡に由来する。
また、2段重ねるのは、福徳が重なり、円満に暮らせるを意味しているとか。。。!
鏡開きにおしるこを食するが小豆は、古くからその赤色が“魔除け”になると考えられてきた。
赤飯やぼたもち、おはぎ等に小豆が用いられるのは、邪気払いや無病息災の意味が込められてる。
正月飾の門松等は、1月7日に外す。お役御免の正月飾りを小正月の1月15日に燃やす火祭り。
「どんど焼き」と称し、お正月にお迎えした年神様をお送りする行事もある。
我が家では、正月用に“羊羹”を作っていた。北海道の叔父から沢山、小豆が送られてきていたから。
今の時代、手間をかけて羊羹等作らないだろうが、僕の子供時代は、贅沢なおやつであった。


「令和伍年(皇紀2683年)1月11日、記」



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