Ma"rchen Ko"nigin(メルヘン・ケーニギン)
薔薇の一品種。以前、旅の途中で、南スイス寂しい寒村ラロンに立ち寄った。
丘の上にある小さな教会の壁にリルケの句が刻まれていた。Rose,oh reiner Widerspruch,Lust,
Niemandes Schlaf zu sein unter soviel Lidern.おお、薔薇よ、純粋な矛盾よ、
このようにおびただしいまぶたの奥で
だれの眠りでもないという喜び。フランス語の訳では、おおバラ、純粋な悲しい矛盾の花よ、
花びらと花びらは、幾重にも重なって、
まぶたのように
もはやだれの眠りでもない
寂しい夢を秘め包んでいる美しさこの句碑を眼前に思うたは、
松尾芭蕉がバラを詠む・・・!?!
如何なるものになったであろうか・・・。独語詩文は、俳句の語感に似ていると感じた。
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