先日、先生方のキャリアに関する講座に参加しました。 参加されている先生方、断れない方が私を含め多かったです。 ある方は、 学級崩壊しているクラスを連続して持たされる。 断ろうとしても、管理職がもう決まっているからと 全く聞き入れてもらえない。 断っていても、管理職などの押しに負けてしまう。 私も、新採用(2年間他県の私立学校講師をしてはいましたが)の時 高校2年の担任になりました。 (これは赴任直後の職員会議で発表され、質問する勇気さえありませんでした。) 他にも、頼まれたことを断れずに、「これって誰の仕事? 僕じゃないよなぁ」 ということもたくさんありました。 それに引き換え、 「私にはできません。やれません。」と声高らかに断り切る方を見て、 若いときは、 「なんだ、嫌や嫌やって言えばしなくて良いのか。仕事だけどなぁ。」 と思っていました。 年齢を重ねてくると、 「ああやってきっぱりと断れるのは、羨ましいなぁ」と思うようになりました。 教員になった人は、採用試験という難関を突破しているので、 (最近は難関ではないですが・・) 能力はお持ちです。 ですから、どの先生も時間をかければ出来ない筈はないのです。 学校では、大きな声で言う人の意見が通ることが多いです。 (私の在籍した学校だけ?) 学校を運営する管理職にとっては、 何とか無難に運営したいから、断れない人に持って行く場合が多いです。 しっかり断る勇気を発揮出来ない人に仕事がいったら、 その後のフォローをしっかりして欲しいなぁと思います。 しかし、職員全員が「仕事をしっかり断る勇気」を発揮すると 仕事は回らなくなります。 管理職の人が、個々の仕事量を、冷静に平等にみて 割り振ることも必要です。 ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀ 吉田 正人 GCS認定コーチ 2級キャリアコンサルティング技能士 国家資格キャリアコンサルタント JCDA認定CDA ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀