20の悪い癖(1)
10月
18日
私の本棚には、様々な本が並んでいますが、普段からコーチングを提供しているだけに
とりわけコーチングに関する本が多くなっています。
その中でも、「コーチングの神様が教える「できる人」の法則」マーシャル・ゴールドスミス著の中に書かれてい
るリストを紹介させていただこうと思います。
それは、「20の悪い癖」と言うリストで、このリストは、対人関係の行動、特にリーダーシップの行動に関わる問題点取り上げて解説されています。
今回は、最初の3個について転記して考えてみようと思います。
<リスト>
1.極度の負けず嫌い
2.何かひとこと価値をつけ加えようとする
3.善し悪しの判断をくだす
まず、一番目の「負けず嫌い」は、通常は必要な事だと思います。しかし、「極度」とつくと行き過ぎた状態になるといえます。つまり、相手を何が何でも説き伏せて優位に立ちたいと思う感情に支配されてしまうという事で誤った行動をしてしまうということなのでしょう。
2番目の癖には、こんな解説がされています。それは、「どんなことにでもちょっと口出ししたいという強い欲望」とあります。少しでも付加価値をつける事で相手に勝とうという意識の表れだという事です。
そして3番目の「善し悪しの判断をくだす」では、「他人を評価して、自分の基準を他人に押し付けようとする気持ち」という解説を読めば納得がいきます。
いかがでしょうか? 自分も、このような行動をしていないか謙虚に考えてみたいと思います。
(明日に続きます)