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仔犬

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01/09/2022









ーChristmas cardが届いてたーーー
と、娘から連絡があった。もしかしたら郵便受けに入ってたのかも、、しばらく気付かなかった、と。
投函したのが12/8、彼女の手元に届いたのが1/8、1ヶ月かかった😂
正月気分も抜けた頃、かえって新鮮だったか。


いつも読んでいる辻仁成氏の日記 JINSEI STORIES 、仔犬を迎え入れることになったらしい。
とうとう・・・!と、思う。
色々あったみたいだけれど(詳細は省きます)、「ご縁」だと書かれていた。
その通りだと思う。
なるようになっていた。そういうご縁があったのだろう。

うちの犬たちもみんなそうだ。
縁あって、我が家にやって来た。


最初の犬、Bruceはペットショップで見つけた。
娘は小さい頃から犬がほしい、とずっと訴えていて、彼女にはその都度
「アメリカに引っ越してからね」←まだ日本に住んでいたので
「家に引っ越してからね」←家を購入する前、3ヶ月アパート暮らしだったので
と、延期していた。
そしてとうとう家が決まって引っ越しも済んでひと息、というとき。待ってましたとばかりに娘、「犬、探しにいこう!」
探すったって、どうやって・・と思いつつ、新しい土地でまだ色々なことを知らなかった。
とりあえずじゃぁペットショップに行ってみよう、ということになった。
そこで出会ったのがブルースだった。
ちんこい仔犬たちの中、彼だけ飛び抜けて大きくて(生後5ヶ月)ケージの仕切りが外されて2個分の広さをあてがわれていた。
売れ残りだったらしい。
その日、わたしたちは様子見のつもりで出かけた。まだ犬を迎え入れる準備が出来ていなかったし、品物を買うようにはいかない。
とりあえず、一旦、帰った。そして家族会議をして(笑)、翌週、もう一度、あのお店へ行こう、そうして、犬を迎え入れよう、と決めた。

それぞれがそれぞれの1週間を過ごし、土曜日、もう一度あのお店へ出向いた。
ブルースはまだそこにいた。そして、先週ばらばらいたちんこい仔犬たちは殆どが入れ替わり、別の犬種が何匹かいた。
あの子、まだいた!
わたしたちはそれぞれがそれぞれ、心の中で叫んでいたらしい。
誰からともなく、あの子が良い。あの子にしよう。と言い合い、え???と、お互いに驚いていた。

ブルースはそうやって我が家に来た。
ペットショップに来た頃は、兄弟犬が一緒にいたらしい。でも、彼だけが売れ残り、そのうちに成長してサイズが大きくなり、ますます買い手がつかなかったらしい。
そらそうだ。彼と一緒にいた仔犬たちはシーズーとかチワワとか小型犬ばかりだった。
毛糸玉みたいにモコモコして、2つのケージに立っているキリッとした表情のブルースとは対照的だった。
ーこの子、サイズはどれくらい大きくなりますか。
お店の人に聞くと、彼女はすかさず
ーもうこれ以上はそんなに大きくならないわ。
と、言った。
大嘘だった(←後でわかったことだけど)。
オーストラリアン・シェパードという犬種で、聞いたことがなかった。
ブルースを迎え入れてから、オゥシーに関する本を何冊か購入し、勉強した。
PCが来てからは(我が家の初代PC!)ネットでも調べた。

ブルースが来てから1年が過ぎた頃、夫が2頭目を考えている、と言い、ギョッとした。
ブルースは既に成犬になっていて(60lb.はあった)、あのデカイ犬をもう1頭???
ーブルースにはバディが必要だと思う。きっとそのほうが嬉しいし楽しい。

正直、当時のわたしには複数の犬と一緒に、という発想がなく、ちょっと、、、ちょっと考えさせてほしい、、、と伝えた。
しかし夫の決意は固く(というか、もう既にそうなるものと思い込んでいた?)、折しも娘の誕生日が近付いていて、
ー実は見に行きたい仔犬がいるんだ
と、新聞の切れ端を見せられた。
新聞!!なんか時代を物語っている。余談だが、去年の暮れにその新聞の切れ端を見つけた。夫、大事に保管していたらしい。

某ブリーダーからのものだった。
オーストラリアン・シェパード仔犬、数匹。希望者は TEL xxxxxxx
まだ携帯とかもない時代だった。22年くらい前?

娘の誕生日=夫の誕生日。ダメだ、なんて言えるわけがない。
ーまだ残っているかどうかもわからない。見に行くだけでも。
見に行ったら、迎え入れることになるに決まっている。でも、ブリーダーさんが断る可能性だって、なきにしもあらず。

そういうわけで、迎え入れることになったのがPookieだった。
我が家の歴代犬たちの中で唯一、ころころとまんまるいちんこい仔犬時代を一緒に過ごすことの出来た犬。
ぷーきーは珈琲の匂いがした。
我が家に来て、きゃんきゃん鳴いて、(本でそういう情報は得ていたので)母犬の毛布の切れ端を一緒に入れてあげ、チクタク時計も一緒にしのばせた。
なのに、夜鳴きが酷かった。
あまりにも酷いので、2日目の夜、とうとう根負けしてケージから出すと、トコトコとブルースのお腹のところに行って、ピッタリ寄り添い、ぐっすりと眠った。
ぷーにとってブルースは絶対的な存在となった。
わたしたちの最初の2頭、B&P、いつまでも特別な2頭。
若かりしわたしたち夫婦のテキサス時代、そして東京時代をともに過ごした。
海を渡って日本に連れ帰り、またアメリカに戻って来た。
離れることは出来ないから。家族だから。と、当時はそういう思いだったが、今は彼らへの負担を考えると、人間の都合でとんでもないことを押し付けてしまった、と、猛省している。


B&Pと一緒に過ごすうちに、この犬種のことだけでなく、犬の世界についても色々と知るようになった。
そうして、アンチ・ペットショップへと変貌。犬の売買に関して懐疑的になり、今では売買反対、と言っても良い。
ブリーダーについては、一概に反対とは言えない。彼らは専門的、かつ、良心的だと信じたい。
ぷーちゃんのブリーダーさんは、素晴らしい人だった。
大自然の中にある大きなお屋敷だった。あの日、ぷーちゃんの母犬がわたしたちの前を横切っていき、「あれが母犬よ」と言われた、あの美しさは忘れられない。
豊かな環境で、のんびりと楽しく健やかに過ごしているのが伝わってきた。


わたしたちも歳をとり、世の中のことがそれなりにわかってきたからというのもある。
そうして、人間に棄てられた犬が沢山いることを知った。オゥシーも例外じゃなかった。
手のかかる犬だ。サイズもそれなりにある。力も強い。exercise量が半端ない。
超絶可愛い仔犬は、いつの間にかコントロールが効かなくなって手に負えなくなる。

そういうのを知ってから、我が家は保護犬オンリーとなった。
仔犬は本当に、可愛い。あの可愛さは、言葉に出来ないくらいだ。
でも、うちに仔犬が来ることはもうないだろう。これは、我が家の話。他の人がどうしようと、それはそれ。



辻さんが仔犬を迎え入れるのはもう少し先らしい。
今は迎え入れるための準備中で、もう既に嬉しくてしょうがないみたい。
生きる喜び。わかるわーーーーー。

昨日 grumpy old man のことを書いて話題が犬続きになってしまった。やれやれ。
自分もいつの間にか grumpy old woman になってしまっているのかも?
他所は他所。
穏やかにいきたいものだ。










#日記 #犬日記

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“crotchety old man Francis”

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01/08/2022









ローマ教皇の発言が話題になっている。→こちらも入れておこう。CNN:Opting for pets over children is selfish and 'takes away our humanity' says Pope Francis

最初にこれを読んだときには目を疑った。

本当にこんなことを言ったの???
教皇の発した言葉の端々を「切り取って」「仕上げた」とかじゃなく???


実際どのように発言したのか、教皇の発言内容の全文を知らないので、よくわからない。
でも事実だとしたら、それはおおいに間違っている、と、言いたい。
てか、大問題ですよ、あなた、ローマ教皇でしょう。カトリック最高峰でしょう。ダメじゃん、そんなんじゃ。

ということを夫に話すと、夫曰く、
ー彼ならそう言ったとしてもおかしくない。彼のことはもともと好きじゃない。

あら?そうだったの?
わたしも彼のことはよく知らないが、結構人気あると思っていた(←本当によく知らない)。


気になって色々と調べていたら、こんな記事 What did Pope Francis actually say about having pets or kids? を見つけた。

これによると、教皇は毎水曜日に一般聴衆に向けたカテキズム(要理教育)を行っていて、最近は聖ヨゼフについてのものだったと。
聖ヨゼフというのは、聖母マリアの夫で、イエス・キリストの養父とされている。
なぜに養父なのかというと、簡単に言ってしまうと、(教義の上で)聖母マリアの懐妊は神によるものであり、ヨゼフはイエスの実父ではないから。
というわけで、最近の教皇のお話は養父としての聖ヨゼフを祝うものであった、と。
それが第一。
加えて、ペットに関する言葉はoffhand comment 何気なく口にした言葉であり、要理に含まれるものではない、と。
そして、実際に、子供を持たないことは身勝手だとは言ってない、と、ある。


しかし。

First of all, this is coming from a guy who has chosen to not have children and is in charge of a bunch of people who do not have children. And I think a lot of people were hurt because childbearing is obviously a fraught issue.

まさにその通りだと思う。
教皇は子供を持たないことを選択した男性であり、その配下(と言っても間違いではないだろう)にある大勢の神父たち、シスターらも同様。

正直な気持ち、教皇さん、しくじっちゃったねー!


このことに対し、反論(或いは弁明?)したのかどうか、わたしが見た限りでは何も上がってこないので、沈黙中だと思うけど、自分の<不用意な>言葉は間違っていました、と言ったほうが良いと思う。
カトリック、神父さんもシスターも信者も減ってきてると思う。
これはカトリックだけに限らないのだろうけれど、宗教というものは危機的状況にあるのではないか?
はやく撤回(?)するなりなんなりしないと、ダメージ強いと思うけど。



わたしたちには娘がひとり(ひとりでいいや、と思ったのではなく、ひとりしか、授からなかった)。
そして、今いる犬たちはNo.5 & No.6です。
そら、お金かかってるわな。彼らがいなければ、その分、貯金も増えることは確か。

教皇にはペット(この呼び名は好きではないが、一般的な呼称として)を持たないから、わかりようがないだろう。



折しも、つい最近、同僚とペットを迎え入れることについて話した。
彼らは「子どもを持たない」ことを選択した夫婦で、最近、家を購入したのでやっと猫を迎え入れることを考えているのだと言う。
引っ越したばかりで、家の内外がまだ落ち着かないのもあり、アダプションは春頃の予定。
そんな話の中で、誰かが「子どもを持つことは考えていないの?」と訊いた。
何気なく口にした言葉なのだろうが、そんなプライベートなことを不躾にまぁーと、ちょっと憤りを感じた。
が、彼はそういうのに慣れているようで、自然に答えていた。
ー僕らはお互いに子どもを持たないことを望んでいるから。
そして、もし万が一、将来、子どもがほしいと思ったときには、フォスターペアレントになるつもりだ、と言っていた。
ー人間のアダプションは超高額だからね。

個人的に話の流れにちょっと付いていけなかった部分もあるが、彼の言葉はある意味、的を得ている。
養子縁組は、かなり高額。書類手続きも大変なものだと聞く。
が、それは当然のことだろう、とも思う。

動物のアダプションも、簡単ではない。
パス公のときは本当に大変だった。途中で挫けて、もういいよ、と思ったこともあった。
慎重になっていることは分かるが、まるで自分たちが悪い飼い主のように思われているような気がしたからだ。

でも、それくらいが良いのだろう。


先の記事で、もっとも共感した言葉を追加しておく。

I think another reason people are upset is because anyone who’s ever owned a pet and loved a pet knows that they are legitimate sources of joy and God’s grace in the world. We do treat them and love them like they’re part of our families. And I think that they can teach us things about how to be better humans.


God And Dog









#日記 #犬日記

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トラッキング

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01/06/2022









今日は弟の(戸籍上の)誕生日。
おめでとうメッセージを(また)送ろうかと思ったけど、やめ。

極寒。
現在の外気温0F, 体感-25Fとな。
もちろん学校はキャンセルになった。やっほほーい。
明日の金曜日もキャンセルだと思う。やっほほーい。



昨日、娘に誕生日の贈りものを送付。
毎年作成しているうちの犬たちの写真カレンダー。
実をいうと、今年のカレンダーはもう送らないつもりでいた。
びぃ坊もパス公も、娘はまだ会ったことがないので、もういいかな、と思った。
カレンダーを作り始めて何年になるか?2015年から?
先代犬たち、Bruce, Pookie, Dewey, Cosmoは娘といっしょに過ごした歴史があった。
彼女の犬でもあったので、毎年、カレンダーを送った。
でも、コロナ禍でこちらに帰ってこられなくなってもう2年半。
その間に、デューちゃんとのお別れがあって、翌年にはコジのお別れがあった。
びぃ坊を迎え入れ、その後にパス公。
いつも写真や動画はシェアしているし、LINE電話で話したりもしている。
けど、彼女にとっては「よその犬」という感じなのかもなーと思った。
彼女自身、猫を迎え入れたというのも大きい。
カレンダーを贈るのは、大きなお世話?無理強い?のような気がした。

のだけれども。

昨年末、クリスマスか?LINE電話で話したときにそのことを伝えると、欲しいよ!と返された。
え?欲しい?本当に???
俄かに信じられなかったが、欲しいと言われて嬉しくならないわけがない。
えーじゃーすぐにオーダーするわー!
ワインの勢いもあって(笑)、快諾した母ちゃんであった。

そのカレンダーが届いたのが1月4日の夕。
誕生日カードと(夫が購入した)PJもいっしょに入れた。あとは郵便局に行くだけー。

で、仕事の帰りに郵便局に寄るつもりだった。
USPSのWebサイトで、費用や日数も調べた(というか、最も安価なサービスを探した)。
ただ、路面が心配だった。昨日は普通に仕事だったのだけれど、午後からいよいよ強風が激しくなり、場所によっては積もっていた雪の吹き返しが酷かった。

なので、夫に頼んだ。
ちょうど彼は休みだったし、どうせ犬たちを連れて出かけるだろうと思ったのだ。
昨日の朝、仕事へ行く前にパッケージとともに置き手紙を残した。
「First Classで郵送お願い。費用は$27.50前後。よろしくー」
もし日中に行けなかったとしても、帰宅後に連れてってもらおうという計画で。


結果。
夫、ちゃんと郵便局へ出向いて郵送してくれていた。ありがとうありがとう!
ーで?$27.50くらいだったでしょ?
すると夫、
ーいや、そのサービスだとトラッキング出来ないから別のやつにしてもらった。$68だったかな。書類はこれ。

えええええええええええええええええええ
ろくじゅうはちいいいいいいいいいいいい


夫曰く、トラッキングなしで送るのは信用できない、と。
いや、そらそうだ。わかるよ。
わたしもUSPSは信用できない、、、けど、日本に到着さえすれば、日本の郵便サービスは安心安全なので、、、、、

ふいに思い出した。
娘が日本で暮らすことになって、1年目だったか?2年目だったか?
当時は姪っ子のるぅちゃんといっしょに暮らしていた。
娘の誕生日(2/6)とバレンタインが近いので、チョコレート付きの犬のぬいぐるみをるぅちゃんの分も送ることにした。あの頃はクリスマスプレゼントもこちらから送るくらい、わたしも若かった。

その郵送を何かの理由で夫にお願いしたのだった。
あのときも、普通の郵便で送ってね、いちばん安いサービスでね!と念を押したのだった。
なのに、夫はあの時もその$68(くらいの)サービスを選んだのだった。


ーいいじゃないか、追跡できるから安心だ。

そらそうなんだけど、、、、何度もUSPSのWebサイトを見ては計算していた自分は何???


夫、娘に会いたいんだろうなぁ。。。
今年こそコロナが終息して、気軽に帰ってこられる日が近いことを願う。












#日記 #犬日記

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お餅

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お餅
01/02/2022








今年は元日が土曜日、2日が日曜日で、3日の月曜日から世の中が通常どおりになる。
こちらには三が日という習慣はないので。
しかし。
ここに来てだいぶ経つけど、やっぱり正月はゆっくりしたいよなぁ、、、せめて3日までは、、、と、うだうだ思う。

元日は除雪作業で始まった。
そして今朝もまた除雪作業。
天気は良いけど、気温が低過ぎる。
今朝は-6F(-21C)だった。今(13:15)は3F(体感-12F)だそうな。
🥶🥶🥶
犬たちとの散歩は30分ほどで切り上げた。
人間のわたしも防寒バッチリで行ったが、犬たちもブーツを履かせてジャケットを着せた(多分ジャケットは不要だろうけど、気分を上げるために!)




昨日、正月気分を味わおうと、ぜんざいをこしらえた。
なかなか美味しく出来た。
お餅を2個入れた。
オーブン500度で焼いた。(うちのトースターでは無理かな、と)
イマイチ焼けた感がないのが残念だけど。


お餅を食べながら、昔、もち投げってあったよなぁ・・・と、思い出した。
うちの島では「餅投げ」といったが、調べてみると「餅まき」というらしい。
子どもの頃は、むねあげ=もち投げだった。
棟上げ、と書くものだとか、上棟式というものだとかは、後になって知った。
お餅も嬉しかったけど、やっぱり狙っていたのは小銭だったかな。5円でも嬉しかった。50円とかもあったらしいけど、よく覚えていない。

うちの実家が火事で全焼して、それからしばらくして姉2が今の実家を建てたのだが、確かあのとき、餅と一緒にまくお金の総額を姉の考案した語呂合わせで決めたとかなんとか。
何度か聞いたのに、その語呂が思い出せない。
わたしはもうこちらに住んでいたので、棟上げも餅投げも参加出来なかった。
大工さんらと兄貴らに混じって、姉2も姉3も屋根に上って餅をまいたと聞いた(兄や大工さんからは止められたらしいけど)。
上がったら、思っていたより高かった、というのと、下りるのが怖かった、と言っていた。
想像しただけで笑える。


サトウの切り餅、まだたんまり残っている。真空パック。
ぜんざいもまだ残っている。冷蔵庫。

ぜんざいがなくなったら、砂糖醤油で食べよう(うちの島は焼いた餅を砂糖醤油に付け、ふたたび焼いてから食すのだ)。
去年の今頃、醤油に浸したものをもう少し焼き、それを海苔で巻いて食べた(東京風?)。
美味しかったけど、正月という感じがしなかった不思議。













#日記 #犬日記

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animal sound

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12/31/2021









New Year's Eve, 大晦日。
5時前、びぃ坊に起こされた。外へ行きたいとき、うちの犬は決まってわたしを起こす。ダディではなく、マミィ。なぜに???
冷たい鼻でツンツンされるので、すぐに目覚めてしまう。
腕とか手ならまだしも、わたしの顔につんつんしてくることもある。寝たふりは効かない。
庭へ出してベッドに戻ったのだが、5分もしないうちにびぃ坊がワンワン鳴き始めたので、階下へ降りて呼び戻した。
パス公はすぐに戻ってくるのに(これだけは彼の素晴らしいところ!)びぃ坊はそうはしない。フェンス越しに(南側の)お隣さんのbackyardに向かって吠えている。
何度呼んでも来ないしトリーツの入ったボトルをガラガラさせても来ないので、昨日までの雪が積もっている庭をせっせせっせと歩いて迎えに行った。
まだ真っ暗なので、びぃ坊の姿もお隣さんの庭に何かいるのかどうかも見えない。
びぃ坊はわたしがやって来たので、やっとくるりとこちらを向いて付いてきた。というか、わたしを追い越して部屋に戻った。
雪の中、パジャマ姿で、ぶるりとするわたし。
そんな大晦日の朝。


昨日は犬たちを連れて湖のある公園まで出かけて行った。
湖の周りの小道は除雪されていて歩きやすい。
このところやっと寒くなってきて、湖もようやく凍りはじめた感。
休んでいる雁たちが沢山いたが、湖がすっかり凍ってしまう頃には彼らはどこかへ行ってしまうのだろう。
ときおり、いくつかの小グループが湖からぎーぎー言いながら飛び立って行った。
目で追うと、空中でゆるやかにVの字になる不思議。
どこへ行くのだろう。遠征に向けての練習なのか、ただ遊びたくて空へ向かうのか?

湖を半周する頃、ちょっとした木立の小道に入る。
木立を抜けようとする頃、雁たちの声に混じって何か別の声がした。
雁たちって人間の子どもみたいな声も出すんだね、と夫に言うと、人間の子どもだよ、と、彼が答えた。
「きっと24/7 Momが子どもを連れて来て遊ばせているんだろう」

木立をすっかり抜けると、広場になったところに子どもたちが見えた。10人以上はいたと思う。大人は3人。
24/7 momsの集まりにしては子どもの数が多過ぎる。
Day-Careか、或いは教会関連のキャンプかもしれない。

「いい?これから、みんなは、いろーんな動物になります!いろんな動物の鳴き声を出しましょう。大きな声で、いいですかー?」

リーダーのような若い女性が子どもたちに声を張り上げて伝えていた。
もう2人の大人(女性と男性)は、両手をポケットに入れたまま、子どもたちに混じって立っている。
アシスタント役なのだろう。

動物の鳴き声か。。。
と思いながら、逆だな、と思った。

「いい加減になさい、そんな声を出して。猿じゃあるまいし。」

というのは家庭でよくあることじゃない?少なくともわたしの時代はそうだった。
すっかり通り過ぎたところで、夫に言った。
夫は、しばらく考えた後に、確かにそうかもしれない。と言って、笑った。

わたしは、猿の鳴き声やら象の鳴き声やらを真似し、それを聞いたお母さんが「まぁあなたはなんてすばらしいの!本当に猿のようだわ!まるで本物の象ね!」と、喜ぶ様子をいちいち大げさに演技して見せた(←1人2役で)。
夫はクッククックと笑った。


動物の鳴き声を真似て遊ぶのは楽しいことだと思う。というか、めっちゃ楽しい筈だ、特に小さな子どもたちにとって。
なので、先の子どもたち(と引率者ら)のことを馬鹿にしているつもりはなく。


最近(ここ5年?10年?)、子どもたちへの接し方が教師的(?)になっている親が多いような気がする。
ストレートな表現を避けている。
例えば、「やめなさい」ではなく、「もし、これがこうだと、どう?」という感じ?
一概にそれが悪いとは言えないし、良いことなのかもしれない。
でも、過剰に曖昧にしている感も拭えない。

ーと感じるのは、わたしたち夫婦が歳だからなのかもしれないが。




明日は吹雪予報。そして極寒だと。
わたしの冬休みは今日を入れてあと3日。












#日記 #犬日記

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脱力

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12/27/2021







クリスマスのデコレーション、本来なら確か1月6日までとなっているのだが、昨夜の嵐でガレージ両脇に下げたリースは吹っ飛び、SnowmanもReindeerもひっくり返っていた。
のを、今朝、発見。
折りしも、明日から気温は下がり、雪予報も出ていたので、元に戻すよりも片付けるか、と思い立つ。
昨夜の雨で濡れていたので、取り外したリースも電灯も何もかも、一時的にガレージ内へ避難、乾燥させることにした。
いつも大晦日〜元日までは外のライトアップを続けていたのだけれど、しょうがない。

室内のデコレーションは1月2日の日曜日に全て撤去。予定。

クリスマスは、その日までが嬉しくて楽しくて、その日が終わると、脱力感。
というより、腑抜け。
今日、外のライトを外す時、特に木の幹から枝々にぐるぐるに巻いた電灯を外しながら、なんでこんなめんどくさいことをしたんだ、自分、、、と、泣きたくなった。
濡れてるし、冷たくて手はかじかむし、枝は入り組んでいて、あちこちぶつけて痛いし。
飾り付けを完了して、ライトアップをしたときはあんなに感無量で充足感たっぷりだったのに。
来年はもっと簡素な飾り付けにしよう。


クリスマス・イブの日。夫がターキーを持って帰ってきた。
クリスマスに仕事だから、と、マネージャーが職場まで届けてくれたらしい。
Whole Turkey, Frozen.
要らないよ、と言うわけにもいかないからありがたくもらってきたとのことだったけれど、老夫婦2人にはちょっと、、、、Thanksgivingにもwhole turkeyではなくてturkey breast(手足?を取っ払ったやつ、骨付き)だったのに。
うちは、ターキーは年に一回、Thanksgiving Dinnerだけなので、どうしたものか、今でもわからないままだけど、とりあえずフリーザーに入れた。
この前、義母に要る?と訊いたら、No thank you!と言われた。
Food Bankに持って行くしかないだろか。。。
クリスマス、もう終わったんだけど。


今日、クリスマスカードがいくつか届いた。
そう言えば日本に送ったクリスマスカード、届いたんだろか、、、、娘も姉たちも何も言わないので、まだなんじゃないかなと思う。

クリスマス、もう終わっちゃったんだけど、、、、


わたしの冬休みも今週いっぱいでおしまい。
今日は朝から補習校の授業準備に精を出した。時間かけ過ぎ。
二十四節気の「立冬」から「大寒」まで、色々と調べた。
ついでに「正月」と正月の風習についても調べる。生徒たちはどれくらい知ってるのか?英語圏で暮らしていると、なかなかだと思う。
かく言うわたしも「年神様」とか、よくわからないので、勉強になった。




今日はDeweyが虹の橋へ行っちゃった日。2年になる。
デューちゃん。
わたしたちは、びぃ坊とパス公と元気でいるよ。
そっちはどうですか。
Cosmoもいるし、お空組のほうが賑やかかな。
いつも、ありがとう。









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クリスマスおめでとう

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2022年のカレンダー用に撮影... 2022年のカレンダー用に撮影。何枚も撮って、これでよしとするしかなかったという、、、、涙 せっかくなのでクリスマスパジャ... せっかくなのでクリスマスパジャマを着てお散歩!
12/25/2021








12月25日、Christmas Day です。
夫は朝早くから仕事。
よって、Holiday Dinnerは彼が帰って来てから。
わたしは早朝からパンを焼いたり、昨日焼いたチョコレートケーキの仕上げをしたりで結構、忙しい。
合間をぬって、犬たちを散歩へ。
今年は異常気象で暖かいクリスマス。雪もない。青空。
そのうちまた寒くなるのだろうけれど、この歳になってもホワイトクリスマス〜とか騒ぐわたしにはちょっと残念なクリスマス。



うちは代々、クリスチャンだ。
わたしは生まれてすぐに洗礼を受けた。
両親も、どちらの祖父母も、クリスチャンだと聞いた。
母の話では、島にキリスト教が伝来した時からだと言う。ホントかいな?
実際に調べたことはないけれど、確かにわたしの島はクリスチャンが多い(日本の他の地域に比べれば、という意味で)。

そんな島だけど、それでもやっぱりクリスチャンというのはマイノリティーではあった。
うちの家族にとってはごくごく普通なことだったけどね。
そういうわけで、わたしにとって、クリスマスというのは幼い頃から特別な日だった。
家族でお祝いする日。クリスマスおめでとう!


クリスマスにプレゼントをもらうことは一度もなかった。
そういう日ではなかったし、そういう文化(?風習?)があることも、知らずに育った。
結構、大きくなって、クリスマスプレゼントという存在を知ったが、それは自分には関係のないイベントで、特に気にもならなかった。
そして、サンタクロースなんかは別世界の話。
お伽話でしかなかった。
異国の人たちは奇妙なことを思いつくものだ、という感じ。


それがアメ人と結婚し、娘が生まれた。
そっか、サンタクロースからのプレゼントというものが必要なんだな、と思った。
最初は面白半分。娘も物心つくまでは何が何だかわからない。
そのうち、「これ、いつまで続けるのよ?」と、なって、彼女から「本当のことを教えて欲しい」と言われたときにはホッと安堵したものだ。
娘、10歳くらい?9歳だったかもしれない。
とにかくわたしは、安堵して、正直に話したのだった(夫にも相談しなかったな、そう言えば)。

真相を知った娘、わたしにこう訊いてきた。
「マミィがサンタクロースいないって知ったのはいつだったの?」

いやはや。今、思い出すだけでも笑える話。
わたしの返事。「サンタクロースいるって思ったことなかったよ。」
娘は、ええええええ?と、のけぞる程に驚いて(いやホントに)、
「じゃぁマミィは、サンタさんからプレゼントもらったこと、一度もなかったの?」

プーレーゼーンートーーーーー?
「プレゼントなんて、誰からももらわなかったよ。」

わたしは大笑いしていたのだけれど、娘は神妙な顔つきだった。
なので、「うちのクリスマス」について、彼女に話すことになる。


うちのクリスマス。
12月になると、兄が山の方へ行って、手頃な大きさの松の木を切って持って帰ってくる。
それが我が家のクリスマスツリー。
母は、古い行李(こうり)を取り出す。そこには、ツリーに飾る、色とりどりの電灯や、キラキラしたガーランド、真綿の雪なんかが納められていた。
今、思えば、あんな昔に(わたしが小さい頃からだから、かなり昔だ)、うちはけっして裕福な家庭でもなかったし、父ももう他界していたあの頃に、母は、毎年、クリスマスツリーを飾っていたのが不思議で、そしてなんとも愛おしい。
どんな気持ちであの古い電灯やらなんやらをしまっていたのだろう。そして、どんな気持ちで毎年あれらを取り出して、飾っていたのだろう?

夜になると、小さな電灯がチラチラと光って、わたしは飽きもせずにずっと眺めたものだ。
雪の降らない島で、真綿の雪をのせた我が家のクリスマスツリー。
ツリーが飾られると、うきうきして、そしてなぜか厳かな気持ちになったものだ。

「で、夜中に教会に行くわけよ。おばあちゃんに起こされて。眠くて眠くて、もう本当に嫌だったけど。それがうちのクリスマス。」


今年、クリスマスツリーを飾った後に、その写真を姉たちに送った。
姉たちはもうクリスマスツリーを飾らない。
母が大事にしていた、あの古い行李は、実家が火事になったときにすべて無くなった。


うちのクリスマスツリー。
毎年、心を込めて飾る。
それでも、あの頃の我が家のツリーには敵わないな、と、毎年、思う。

















#日記 #犬日記

ワオ!と言っているユーザー

家族

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11/06/2021









娘が猫を飼い始めた。
名前はFrancisという。雄猫。


少し前に紹介された。
いつだったか・・・ああ、確かハロウィン👻の日だ。
あの朝、犬たちにハロウィン用pajamaを着せてあさんぽに行き、その様子をInstagramに載せたら、ほぼその直後にメッセージが来て、電話できるかい?となった。
Happy Halloween!と言い合ったのち、「実は、今日は報告があって電話したの」と、来た。
まさかまさかまさか・・・!!
と身構えたのだが、それは仔猫を保護したという報告だった(人間の赤ん坊ではなかった!笑)。

Francisで、通称Franだと。

娘、日本社会ではわたしの旧姓を用いているくせに、ネコの名前はFrancis A(実姓)としていた。なぜに???
それから、引き取って2週間ほど経ったと言っていた。

うちにはネコはいない。よって、彼女はネコのことを良くは知らない(と思う)。わたしたちは、ずっと犬と暮らしてきた。
なので、色々と子猫のことを勉強しながら育てているらしい。
訳あって(省略する)、福島からの保護猫なのだそう。
ちょっと前には「誤嚥したかも!?」と慌てて獣医に診てもらったが大丈夫だった、とか、いやもう、Fran中心の暮らし。
電話中も、Franがあちゃこちゃ動いていて、気もそぞろ、という感じ。
可愛くて可愛くて仕方がないようだ。
モニター越しにもその可愛さは伝わってくる。実物となると尚更だろう。


娘、もう随分前から「犬が欲しい」と言っていた。
「犬にはこだわらない、ネコでも良い」とも言っていた。
「それは良いがペットを迎え入れたら責任重大だよ」という話もしてきた。
「そんなことはわかってる。だから今も迎えられずにいるんだよ。」とか言っていた。
「まぁ縁だよね、縁!」
なーんて、気軽に言ったりしてきたのだが。


その「ご縁」が、とうとう。
ああ、とうとう。
という感じかな。


彼女の嬉しそうな顔を見ていると、素直に良かったね、と思うし、そう伝えた。
でも、正直なところ、あぁこれでもう帰省することはほぼ消えたな、、、、とも思った。

コロナの影響で、彼女はもう長いことこちらには帰ってきてない。
夫は、言葉にこそしないが、このクリスマスには帰って来るかも・・・と、密かに期待しているようだった。
彼女もそのことは良く知っている。
でも、米国への入国はそれほど問題なくても、日本に帰国してからの隔離などを考えるとなかなか決心できないようだった。
それはもうしょうがないことだ。
約束は出来ないけど、帰りたいとは思っている、とも言っていたが、それは彼女の思い切り次第かなーと思っていた。

でも。
子猫が来たのだもんな〜。もう無理だよな〜。
この先コロナが収束したとしても、もうそう簡単には帰ってこられなくなるだろう。
動物を迎え入れるということは、そういうことだ。
家族だものね。


11月になった。
やせ我慢して(バカだよね)ずっとヒーターを点けずにいたが、1週間前からとうとうヒーター稼働中。
この前、雪予報(!)があってビビったが、雪にはならなかった。
今年は暖かい秋だったので、紅葉がかなり遅れた。お隣さんのも、うちの庭のMaple Treeも、紅葉はしているけれどまだ落葉していない。
Halloweenの前の日だかに、エミリーがまた突然やって来て、1時間くらい話して帰っていった(わたしが送って行った)。
この前代未聞のエミリー事件、まだ娘に話してなかったのだけれど、Franが来たという大ニュースで話しそびれた(というか、どうでも良い話だしな)。


11月。
なんとなく淋しいのはCosmoが逝った月でもあるからかも。






















#日記 #犬日記

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Odd

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「 日はぎらぎらと照っていた ... 「 日はぎらぎらと照っていた 
力の限り照っていた 
しかしそれはおかしなこと 
夜の夜中のことだから 」
だったと記憶しているが、違ったかな?
車中にて。パス公、誕生日おめで... 車中にて。パス公、誕生日おめでとう! こいつのことはまだまだ信用でき... こいつのことはまだまだ信用できないのでシートベルトを着用させている
10/23/2021









昨日の日記を読み返して、笑った、日記を、ではなく、実際に起きたことの、思い出し笑い。


あれから、エミリーはうちに来ていない。
ケーブルが無事に回復したのだろう。
我が家はディッシュなのでケーブル事情はわからない。したがって、翌日(20日のことね)、夫とわたしは午後3時半頃に犬たちを連れて、出かけた。4時からのJeopardy!を避けるために。

ということをその翌日、職場の同僚に話したら(その後、どうなったか訊かれたのだ)、
自分ちなのになんでコソコソ逃げるように出かけるんだーそれは間違ってるー!!
と、怒られた、否、呆れられた。

確かにそう。でも、わたしたち夫婦はエミリー&ルークの家を横目に、ケーブルが回復していますようにと祈りながら出かけ、充分な余裕を持って5時過ぎに帰って来たのだ。
確かにこれはおかしなこと。
と、セイウチと大工の詩のように言ってみる。(鏡の国のアリス:誰の訳だったか?)


ところでこの日(10月20日)はパス公の3歳の誕生日であった。
我が家に来て7ヶ月。
表情がやわらかくなってきた感じです。



予報どおり、木曜日から一気に気温が下がった。
仕事に向かうとき、マイ・カーはリロリン♪と音が鳴り、雪の結晶マークとともに39℉と表示された。今季・初。
金曜日はさらに下がって36℉、今朝にいたっては33℉とかだったと思う。ついこの前までクーラー稼働していたというのに。
近所の木々も一気に紅葉し出し、とてもカラフル。

明日は荒れ模様。
雨降りで散歩もままならないだろうから、久しぶりにChiliを作る予定。













#日記 #犬日記

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Jeopardy!

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10/22/2021









去る10月19日のこと。
仕事から帰って来て一息ついていたら玄関のベルが鳴った。
宅配かなと思ったが、ドアの窓越しに人影が見える。何かの寄付だと嫌だな〜と思いつつ、ドアを開けてみると、
Hi, I'm your neighbor, xxxx.
と手を振りながら、女性が笑顔で言った。
一瞬、どなた?と思ったけれど、すぐに、ああ、と思い出す。我が家から2軒目のお隣さんだ。
でも旦那さんとは何度か話したことがあったが、奥さんのほうは今回が初めてだった。
彼女のことは遠目に見かけて挨拶する程度で、実をいうと名前も知らなかった(旦那さんの名前は知ってる)。

「いきなり、ごめんなさい。ちょっと訊いてもいいかしら?あの、お宅のケーブル、問題ない?うちのケーブル、機能してないみたいでTVが見られないのよ。」

あぁそういうことか、と思いながら、答える。
「それは大変ですね、でもうちはケーブルじゃなくてディッシュなんです。」

「えっ、そうなの、、、ケーブルじゃないのね、、、うちはケーブルでxxxxx(ケーブル会社名)なんだけど、仕事から帰って来たらTVが見られなくなってて、、、それでそちらはどうなのかな、うちだけなのかな、って思って来たんだけど。」

エミリー(一応、仮名です)はドアの向こうに見える我が家のTVをちらちら覗きながら、しきりに気にしていて、

「あなたのところ、Jeopardy!は見られる?見てる?」

と言う。
この超有名な番組、わたし的には知ってはいるけどいつも見ているわけではなく、たま〜に見る程度。それも夫が見ているときに、一緒に、程度だ。自分から見ることは、ない。
と、いったことを伝えると、エミリーは、そうなの、、、ケーブルがいつ回復するかわからなくて、、、わたし、Jeopardy!大好きでいつも見てるのよ、、、と言って、わたしの背中越しに見える(のだろうね)TVをしきりに気にして体をゆらゆら動かしている。
このとき、我が家のTVはサッカーのゲームになっていて(夫が出かける前に見ていたのだと思う、録画仕様になったままだった)、なんとなく話の流れから、つい、「さぁ何時からなのかもわからないけど、、、調べてみますか?」と、口にしてしまった。
するとエミリーはぱっと顔を輝かせ、「いいの?お願い!わたし、本当に本当に本当〜にJeopardy!を見ないと気が済まないの!」と言う。そんな彼女の勢いにつられて、わたしはつい、「じゃぁ調べてみます。そこではなんですから、中に入りますか?」と、言ってしまった。
エミリーは、「ありがとう!嬉しいわ!!お邪魔します!!」と言って、中に入って来た。

しまった、、、家の中、あまり綺麗じゃないじゃん、、と思ったが、もう遅い。「なんだか散らかってて恥ずかしいけど、、」と(今更ながらに)言うと、「全然!まったく気にならないわ!」

そこで、夫が見ていた(かつ録画中の)番組をそのままに、ガイド?にして、番組表のようなものにしてみた。エミリーは、Jeopardy!のチャンネルは〜と説明し出したが、いや、ケーブルとディッシュではチャンネルNo.も違うと思う、と言って、とりあえず一番最初のチャンネルからチェックしていく。すると、3つ目か4つ目のところで、Jeopardy!という枠が4時からあった。すかさずエミリーは、There!!!と歓声を上げ、「ああ、あなたのところでは見られるのね、、うちと同じ、4時からだわ。ああでもうちはケーブルだから見られないのかしら、、いつ回復するか、わからないから、、、、」と言い始め、馬鹿なわたしは「じゃぁ4時になってももし見られなかったら、うちで見ますか?」と言ってしまった。エミリーは、えええええ?いいの?????と、大喜び。そして、「こんなのクレイジーよね、でも本当にいいの?わたし、本当の本当に4時に戻ってくるわよ」と言う。このとき、3時45分。んんんんんんんん、でも、口にしてしまった以上、今更「いややっぱりやめときましょう」とは言えない。「良いですよ」と言ってしまった。エミリーは、「ありがとう!あなた、良い人ね!本当に、嬉しいわ!ねぇ、あなた、ワインは好き?」と言う。好きですよ、でも、そんなことは良いですから、と答えたが、「じゃぁ美味しいワインをお礼に持ってくるわ!きっとよ!」と言って、あっという間に出て行った。


エミリーが行ってしまってから、ちょっと呆然としてしまった。
そして、これってどうなのよ?と、頭の中ぐるぐる。いや待て、そうは言っても来ないかもしれない。ケーブルが回復しているかもしれないし、何より彼女も話の流れでああ言っただけで、冗談だったのかもしれない、いやきっとそうだ。

と思いながら、もしエミリーが来たら・・・と考えるのもおかしな気がして、特別何をすることもなく(というか、補習校の授業準備でPCに向かっていたけど)やり過ごしていたら、

ピンポーン。

4時ジャスト。

本当に来たーーーーーーーーーーーーーーーー!!

慌ててドアを開けると、赤ワインのボトルを持ったエミリーが「ありがとう!本当にきちゃった!」と言って、笑顔で肩をすくめて見せた。
うーわーーーーー本当の、本当に、来たーーーーーー!と、心の中で思いながら、「わはははは。どうぞ、お入りくださいな」と、招き入れ、慌ててサッカーからJeopardy!にチャンネルを変えた。
エミリーは、赤ワインのボトルをわたしに渡し、既に始まっていた番組(1分か2分ね)を気にしながら「これはあなたにお礼。美味しいワインなのよ。今回は本当にありがとう!」と言って、持ってきたショッキングピンクのショルダーバッグを適当なところに置き、ソファに腰掛けた。そして思い出したように、「そう言えばあなた、ワイン・オープナーとか持ってる?」と言う。
「もちろん、あります。でも、あなたは何を飲んでるの?」と訊いてみた。というのも、彼女はサーモマグを持って来ていて、何かを飲んでいたので。

「あぁこれ、これはただのアイス・ウォーター」
「なんだ、飲んでないのね。じゃぁいいわ。」
「駄目よ。飲んで欲しくて持ってきたの。飲んで!ワイングラスあるならわたしもいただくから」

このとき、16時5分。
なんだか、力が抜けた。
笑える。なんなんだ、この展開は。もう飲まないと付いていけないではないか。


ということで、いただいたワインを開けました。
そして、ワイングラスに注ぎ、エミリーに手渡し、二人で乾杯。
ついでにチャチャチャッと、クラッカーにチェダーチーズ、ビーフスティックなどを出す。
「えええ、いいわよ〜気を使わないで〜」
なんなんだ、この展開。これは奇妙だ。奇妙過ぎる。こんなことってあるのか。


わたしたちはこの後、Jeopardy!を見ながら(エミリーはしきりに誰が現チャンピオンで、うんたらくんたら説明していた)、お互いの自己紹介をあらためて行い(わたしの名前も知らないだろうと思って、名乗った、スペル付きで)、お互いの旦那の話もして(エミリーの旦那さん=ルーク・仮名、わたしはルークに除雪作業でいつも手伝ってもらったり、というエピソードとか)ワインの助けもあってけらけら笑いながら盛り上がった。
エミリーは、しきりに「あなたって面白い!」と言っていた。そうか?

Jeopardy!は30分番組なのだが、その後も45分くらい、いた。
開けっぴろげな人で、結構、色んな話をした。意外だったのは、わたしより年下だったこと(!)というか、自分、意外と歳いってるのね、と思い直す始末。笑


この話を翌日、職場でしたら、「信じられない!!!」と、同僚たちにバカ受けだった。

「あり得ない。わたしなら絶対にうちに入れたりはしない。」

という意見が殆どだった。
まぁそうだよね。わたしだって、そう思う。
なんで誘ってしまったんだか、、、、!!


ところでこのとき、夫は犬たちと一緒に出かけていた。
もしかしたらエミリーが来るかもしれない、というときに
ー今Dog Parkにいるけど、帰りに何か勝ってきて欲しいもの、ある?
と夫からtextが来た。
ー何も要らない。それより早く帰って来て。エミリーがうちに来る、って言ってる。
ーエミリーって誰?
ーうちの近所のルークの奥さんだって。ケーブルが駄目になっててJeopardy!が見られないから、うちで見たいって。来るって。
ーあぁ、そうなんだ。
ーJeopardy!4時からなんだって。早く帰って来てよ。
ー了解。


そう返事した夫は、ゆ〜っくり犬たちを(必要以上に)遊ばせ、5時15分過ぎ、ちょうどエミリーが「そろそろ帰るわ」と言って、我が家を出ていくまさにその時に帰って来た。
夫の車がガレージに入って来るのを二人で眺め、エミリーは車から出て来た夫に「お邪魔してました〜ありがとう〜」と言った。
夫は、「楽しいワインを飲んだようですね」と言って、笑っていた。このやろめ!

「ルークによろしくね!」と言って、お別れした。
エミリーはショッピングピンクのバッグをクルクル回しながら「わかった〜。ありがとう〜」と言って、帰っていった。


ところでエミリー、犬は苦手だと言っていた。
「犬が好きな人のことは好きなのよ。ただ、犬はあまり好きじゃないの。」

素直な人だ。
しかし。
もし、犬たちがいたら、エミリーはJeopardy!をうちで見ただろか?どうだろか?
夫にtextでエミリーのことを伝えていなければ、夫はとっくに犬たちと帰宅していただろうなと思う。
彼に伝えたのは間違いだった。いや、良かったのか?












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