書籍名~ 学びなおすと倫理はおもしろい 著者~ 村中 和之 さん~ 駿台予備学校講師 発行所~ ベレ出版 自慢は出来ないが、小生は無教養な人種で<哲学>なるものを学んだことはない・・ 中学の授業で学んだので<ソクラテス~ プラトン~ アリストテレス~ マルクス>等の名前は知っている。 図書館から借りてきた書物で、歴史上に残る<哲学者>の素顔に触れたいと思い読み始めた・・ * <ソクラテス> ● 一番大切なことは単に生きることではなく善く生きることである ● 心理は実践されなければならない ● 不正を受けても防いで報いてはならない 読んでいて人間としては当然のことですが・ 60年以上前からの疑問で・・何故ソクラテスが死刑になったのか? 著者の説明で・・<国家顚覆罪>に問われたようだ・・ 心配になったのは・・安倍内閣で最近強行採決した<共謀罪法案>・・理屈をつけて顚覆罪の可能性?で逮捕される人も出てくる・・ 第5章 なぜ嘘をついてはいけないのか? <カントとベンサム>から 突然ですがですが、あなたは嘘をついたことはありますか? もちろんありますよね。 <私は嘘をついたことはない>などと言う人は、まさにその瞬間に 嘘をついているに違いありません。 なぜ私たちは嘘をついてしまうのでしょうか? もちろん、心の弱さや小さなプライドのために嘘をついてしまうことは多いでしょう。 で もそれだけでしょうか 私たちは心のどこかで、場合によっては嘘が許される、と思ってい るのではないでしょうか。 <カント>はいかなる場合にも人を殺してはならず、いかなる場合にも<嘘>をついてはならないと説き・・こうした主張を一貫した哲学理論に鍛え上げていった。 * デカルトの<物心二元論> 第一原則として学問を確実な土台の上に基礎づける。 <方法的懐疑>で少しでも疑う余地のあるものはすっぽりと退けてしまう。 間違っている可能性のあるものはすべて切り捨ててていけば・・最後に疑いえない原理が見いだせる・・ 何だかわからなくなってくる・・あれもダメ~これもダメ・・終わりが無くなりそうだ・・ <カント~ ルソー~ マルクス・・>多くの偉大な哲学者が紹介されているが・・読めば読むほど・・混乱してきた・・ 誰の事だったかわからなくなる・・<哲学>なる分野は難しい・・ 小生は自分なりの<人生哲学>を、貫くしかないらしい・・