書籍名~ <アメリカ帝国の終焉 >・・勃興するアジアと多極化世界 著者~ 進藤 榮一さん~ 長年、国際政治を追跡している 発行所~ 講 談 社 * <失われるソフトパワー> いまや、民主~共和の二つの政党が<民意を反映して>民主政治をつくるという<デモクラシーの王国>の理念は神話化しつつある。 それが<世界の警察官>として20世紀に君臨した大米帝国の終わりと二重写しになっている。 米国はもはや国際秩序を仕切る<派遣>を手にしていない。 * <戦争請負会社の東條> 冷戦終結が将軍や商業軍人たちの大量の<失業>を生み、新たの戦場のの創出と軍の民営化が同時進行していく。 そしてその民営化の波の中で、民営軍事産業(PMF)が現出して繁栄し始める。 いわゆる<戦争請負会社>の登場である。 今日PMFは、米国を中心に50社以上、総従業員数は10数万人に達する。 小生の乏しい知識でも・・ ベトナム戦争で懲りたはずなのに・・それ以後も<アフガニスタン~ イラク~ シリア他中東各地で、戦争に参加している。 多くの犠牲者を出し・莫大の費用を投入・・国内では多大な<双子の赤字>・・ 冷戦が終わって職を失った元軍人たちの新たな職場をつくりだすため・・軍需産業の繁栄のために??新しい戦争を作り出しているらしい・・バカげたことだ・・ 細かい字で読みにくい・・<拡大鏡>を用いながら・・要所要所を眺めているが・・ 小生は<戦争反対~平和主義>・・生き残っている<右眼>も拒否反応を始めたので・・終わりにした・・ 興味のあるは内容ですが・残念ながら細かい字列は天敵です・・ * 世界を徘徊するポピュリズムとテロリズムという二匹の妖怪・・ * 世界最大の自動車生産都市として栄華を誇ったアメリカ・デトロイトの荒廃 * インドネシア・ジャカルタや中国・寧夏の喧噪が示す、欧米型とは異なる新興アジア型資本主義の興隆・・