書籍名~ 野村万蔵の 狂言へござれ 著者~ 野村万蔵~ 和泉流狂言師・九世野村万蔵 発行所~ 淡交社 狂言の人気曲13曲を演目ごとに語り口調でわかりやすく解説されています。 各演目のあらすじや歴史、見所はもちろん、演じ手の目から見た曲の魅力や見せ場が紹介されていました。 小生は典型的な<芸能音痴>で、興味も薄く・・歌舞伎と能楽の違いくらいは分かるが<能・狂言>等の区別もつかない・・ * <狂言と能>は、どう違うのか? 能楽という言葉には<能と狂言>の両方が含まれる。 この二つはセットで、基本的には一緒に上演される。 <能>の話は、真面目で厳かです。 出てくるのは、<身分の高い人や・威厳のある神様>で、これらを面をつけた人が謡い舞って演じる音楽劇です。 <狂言>は、能と180度逆だと考えて下さい。 狂言は、ふざけた楽観的な話です。 出てくるのは、<庶民や人間臭い神様>です。 音楽がほとんどないなか素顔で演じられる台詞劇です。 分かりやすい説明で納得出来ました。 <末広かり>に始まり・・13演目が丁寧に説明されいますが・・超初心者の小生にはさっぱり分からない・・ TVのBS番組で、演じられているらしいので一度見てみます。