<褌が外れた・・>
12月
7日
著者~ 坂本俊夫(さかもと・としお)さん~フリーライター。子どもの頃からの大相撲ファン
発行所~ 現代書館
坂本さんこの本は、<力士>ではなく・・付属する<小道具類>を詳しく解説されている・・
面白い内容・ウラ話・・最後まで一気に眺めた・・
* 締込み(ふんどし)~ 外れたら負け
<明瀬川>は、長い相撲になって前袋が落ちた。
慌てた明瀬川は、大事な場所をさらけ出しては失礼とばかり、土俵上に座り込んでしまった。
<駿河海>の前袋が落ち、さすが物おじしない関取もうろたえて前袋を取ろうとしたが気がせいているのでかえって取れず、恥ずかしさのため顔面を真っ赤にして両手で抑えて土俵下に飛び降りた。
翌日から女性の観客がぐっと増えた。
* てもち~ 忘れたらチラッと見る
呼び出しの左手をよく観察すると白い紙のような物を、握っているのが見える。
これは<カンニングペーペー>今度はだれとだれの取組みか覚えておかなければならない。
人間ですから突然忘れることだってあります。
その際チラッと見るのが <てもち>です。
* 番付表~ 行司が相撲字で書く
こんなに小さく書けると感心します。
実際は、縦110cm・横80cm のケント紙に書き・・それを縦85cm・横44cmに縮小・印刷して配布されている。
小生が初めて大相撲を見たのは・昭和20年代前半・・確か<神宮外苑>と記憶しています・・
その時出場した関取は忘れたが・・横綱~東富士・千代の山・鏡里・吉葉山・・
ひいきの<関脇・神風>が突然引退してがっかりした記憶があります・・
当時はTVは、ない・・ラジオを聞いていたのだろうか・・相撲の雑誌を見ていたのか・・今でも体形や顔は覚えている・・
今の相撲とは若干違って・・<投げ技>が、多く<引き技>は、少なかった・・