<少子化は止められるか?>
5月
30日
著者~ 阿部 正浩 (あべ まさひろ) さん・・ 央大学経済学部教授
発行所~ 有斐閣
<安倍政権>でも肝いりで<少子化対策>を旗印にしています。
さまざまな対策が実施されていますが、日本社会では、少子化が止まらない。
ある自治体が少子化対策を一生懸命に行うと、その自治体の出生率は高まる。
ところが問題なのは、その周囲の自治体の出生率が下がり、少子化が進んでしまう。
出産した人や出産予定している人たちが、少子化対策を一生懸命に行う自治体に移動してしまう。
周辺自治体間の異動で・・実質はゼロゲームが起きている。
マスコミ等の報道で <優遇自治体>を、狙って転居したが、期待はずれだったと後悔している人を目にすることがあります。
女性の平均初婚年齢が1980年に25.2歳だったのが2014年には29.4歳まで上昇している・・
男性の平均年齢は、示されていないが・・当然上昇しているでしょう・・
50年前の小生世代は・多分女性は24~25歳だっと記憶しているが・・
友人たちを眺めても<未婚者~独身貴族>は、きわめて少ない・・
大半の家庭で子どもが2~3人・・
1970年前後に生まれた子どもが多く・・都会の小中学校では<マンモス校>が多かった・・
時代は変わったが・・現在は男女とも<未婚者~生涯独身>が大幅に増えていrます・・
経済的条件等でためらっている人もいますが・・
<子ども~子育て>に、自信がない~興味がない人たちも大勢います。
<少子化>を、止めるには
行き過ぎた・・高齢者優遇を是正して・・<中学卒業の15歳までは、教育・医療等>の子育て費用を、全額無料にして・・若年層の負担を少なくしないと解決しない・・