<同士~ なかにし 礼さん・・>
5月
13日
著者~ なかにし 礼 さん
発行所~ 講談社
小生はマスコミの情報で<なかにしさん>が、度々重篤な病で入院を繰り返しているのを、知っていた。
何度も <不死鳥>のように登場するのに驚嘆していた。
病院の医師がわざわざ電話してきてくれて、熱心に手術を勧めてくれた。
一度陽子線でがんを克服した<なかにし礼>を、そう簡単に死なすわけにはいかないという意地もあったんでしょう。
それで、少しでも可能性があるならやってみようと思いなおしました。
ただ、手術中に心臓が止まったらもうしょうがないというある種の諦めがあったのも事実です。
2年半前に先進医療の<陽子線治療>によって、がんを克服した。
油断をしていたわけではないが、新たながんが見つかってしまった。
<陽子線>は同じ場所には陽子線が当てられない・・
絶望で、一度は<緩和ケア>を選択たが、医師たちのアドバイスによって、開腹手術を決断・・
その後<抗がん剤治療>に切り替えて、再発がん消滅・・
<闘う男・・なかに 礼さん>・・
小生は <泣くんじゃないの男の子>で育ちましたので・・滅多のことでは泣き言は言わない??
<疲れた>とは言わない・・50数年・・言った記憶がない・・
戦前生まれの日本男児 <なかにしさん>の気持ちが痛いように分かった・・